current topics(279):政治家の出処進退
「日本人が櫻を好きなのは其の散り際が潔いからである」という岡潔氏の言葉があります。
今回の衆議院選挙で敗れた若狭勝氏の政界引退表明に接し、この言葉を思い出しました。
党の代表に対する不満や自己弁解をせず、立場に執着しない姿勢に潔さを感じました。
多くの政治家は、若狭氏の行動を一笑に付すかもしれませんが、私は、政治の世界に対する強烈なアンチテーゼと受け止めました。
希望の党の何人かの議員は、若狭氏の潔さを見習わなければならないと思います。
小池氏の人気を頼りに選挙を戦いながら、党勢が伸び悩んだ途端、手のひらを返して小池代表批判をはじめている人たちです。
私が耳にした情報では、こともあろう当選した国会議員のうち6人が立憲民進党などに移籍を考えているとのことです。
もともと選挙目当てのために、考えの違う人までもが集まってきたわけですから、党内をすっきりさせるためには良いことです。
がしかし、彼らは卑怯な人間として厳しい国民の視線が注がれることを覚悟しなければなりません。
当選した議員でも、自分自身に政治信念が無く、都合が悪くなると他人のせいにするような人物に国家運営を任せるわけにはいきません。
彼らは潔く政治家としてのお立場を退いていただきたいと思います。
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