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マスコミはメディア・ファシズム化してはならない
麻生太郎副総理兼財務相が参議院財政金融委員会で「森友のほうがTPP11より重大だと考えているのが日本の新聞のレベル」として国内メディアの報道姿勢を批判しました。これにメディア側は一斉に反発し、麻生叩きに全力を上げています。
麻生氏の発言は、当たり前のことを言っているだけです。
「教育者を装った詐欺師が国を騙した案件」と「環太平洋地域の経済的安定」を比べれば、どちらが重要な課題であるかは、小学生でも理解できる問題です。それにもかかわらず、メディアが麻生発言はおかしいと噛み付いているのは、メディアが傲慢になっている証拠です。言論を扱う仕事をして、他者への批判を繰り返しているうちに、批判できる自分が偉い存在であると錯覚してしまったことが原因です。
なかでも、左翼メディアに携わる人の多くは劣等感が強く、何か反論しなければプライドが許さないため過剰な防衛反応を示しているのです。
彼らはよく「言論の自由への挑戦、弾圧は許さない」、「報道の自由を損ねてはならない」などの言葉で正義を装います。しかしこれこそが、メディアによる言葉狩りであり、言論弾圧そのものにほかならず、メディア・ファシズムの典型です。
メディアに従事する人は、自己主張する前に、相手の言葉の意味を素直に理解することからはじめねばなりません。
メディアは、本来の使命である、「事実を事実としてありのままに報道すること」に特化していただきたいと思います。
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