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朝日捏造記事はこうした表現で作られる
「北朝鮮、高濃縮ウラン生産を強化か 米情報機関が分析」との記事が、6月30日の朝日デジタルで配信されました。記事には、米朝関係改善の方向性と逆行するような記述がありました。
最新の分析の内容を知っているという米政府関係者は、北朝鮮はミサイルや核実験を中止したが、「核兵器の備蓄量を減らし、生産を停止したという証拠はないと語ったという。別の政府関係者も「北朝鮮が米国をだまそうとしているという確かな証拠がある」と述べたという。
この記事に疑問があったので、早速、在米在住の友人に調査を依頼しましたところ、以下の回答を得ました。
「米政府関係者の話」と言うくだりがありますが、この部分が嘘です。
「米政府関係者」の話は実在せず、記者が勝手に書いた内容にすぎません。いつもの手法です。
この記事を書くことで、米朝関係をわざわざ緊張状態にし、また、北朝鮮をことさら貶めようとしています。
6月8日に北朝鮮国営の朝鮮中央通信が事実と異なる記事を書いたとして、朝日新聞と同紙ソウル支局長を名指しし、「必ず高価な代償を払わせる」と論評したばかりで、北朝鮮にとっても朝日新聞のねつ造記事に対しては強い憤りを感じています。
朝日新聞の内部事情に精通する情報筋は、同紙のねつ造表現の事例を次のように明らかにしています。
朝日新聞が嘘や捏造記事を書くときに使うボキャブラリーとして、「米政府関係者の話」などの表現はほんの一例で、
国内報道でも政界関係の話でよく用いられるのは
「一部の党幹部はこう述べている」
「しかし、一部には反対意見も根強い」
「○○とのうがった見方も一部には出てきている」
「内外からの批判は免れないだろう」
などがあります。
また、政府批判で常用されるのは、
「複数の市民グループがデモに参加」
「一部の学識経験者からは強い反発が出ている」
「専門教授の一人はこう批判している」
「議論が尽くされていない」
「国民の合意が得られていない」
「多くの国民が反対している」
「異論が噴出している」
「各方面から批判を招きそうだ」
「内外に様々な波紋を呼んでいる」
「皆さんにはもっと真剣に考えてほしい」
「問われているのは~」
「ただ、気になることがある」
など、ありもしない架空の人物を作ってさも取材に基づいているような表現をしています。
つまり架空の人物や名称を使って、自分たちの言いたいことや悪口を書いているのです。
うっかり見過ごしてしまう言葉ばかりですが、たくさんの嘘が込められているようです。朝日新聞記事のこのような表現には今後も注意が必要です。
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