21日は「敬老の日」
羽村市でも盛大に「敬老の集い」が開催されました。
歌謡ショーには石原詢子さん、そして橋幸夫さん!
戦後70年目、節目の年の「敬老の日」。
安全保障関連法が成立し、いろいろと人生の先輩から
「何とかならなかったのか」という多くの意見を
いただいています。
安保法については、「必要」と考えていらっしゃる方も
いますが、あの「成立のさせかた」には多くの方が
「納得がいかない」。
集団的自衛権についても
「憲法違反」という声もたくさんいただきます。
とくに戦争を体験した世代には「とても受け入れがたい」という声が
多いのです。
今回、あれだけの、国民が日々、声をあげ、行動を起こしているのです。
政府はあの声、あの行動をどう考えていたのか?
知りたくなります。
主権者である「国民」の声です。行動です。
主権者である私たち国民の「声」を無視した暴挙ともいえる
やり方は納得がいくものではありません。
そこで、昨日は民主党25総支部では羽村駅頭で
「安保法成立に抗議する」街頭演説会を行いました。
今回の安保法、とくに集団的自衛権の根拠はどこにあるのでしょうか?
憲法9条は武力行使を禁止しています。
ですから武力行使の一つである「集団的自衛権」は憲法のもとでは
認められないと思います。
仮に、政府に集団的自衛権を行使するための権限を与えるならば
その手続きが定められているはずです。
しかし、政府の権限を定めている73条には「行政」「外交」の
規定はありますが、「軍事」の規定はありません。
集団的自衛権に基づき海外で自衛隊が武力行使をすることは
「行政権」でもなく「外交権」もなく、「軍事権」ではないでしょうか。
個別的自衛権は多くの識者が指摘するように、
国民の生命・自由・幸福追求権の権利をさだめた13条に
根拠があります。
国民の平和な生活の生活を守るために、国内の安全を確保する責任が
政府にはあるからです。そのための必要最小限の
武力行使は認められると理解されています。
街頭演説会のあと、「敬老の集い」に出席しましたが、
その場でも「国民投票にするべきだった」等など、声をいただきました。
羽村市では75歳以上の「人生の先輩」たちが6514名。
皆さん、激動の時代を強くたくましく生き抜いていらした方たち。
平和を守ってきた「先輩たち」の意思をしっかりと受け止め、
前に進まねばなりません。