あかねの出来事

毎日いろいろな出来事、出会いがあります。
今日はどういう一日だったでしょう?

子どもの育ちと子育てを支える

2017-02-09 10:49:39 | Weblog





8日は羽村市議会議員研修会が開催されました。

私たち会派が推薦した井上仁先生が講師。

井上先生の講演は以前、受講したことがあり、社会的養護について
私が深く考えるきっかけとなったのです。
先生は東京都職員として、児童養護施設・児童自立支援施設を30年間に
渡り努め、現在は異本大学文理学部社会福祉コースで児童福祉を担当する
職員としてご活躍。
八王子市や世田谷区等で自治体の子どもの権利に関する研修や
子育て支援員研修などの講師も勤めていらっしゃいます。

学生とともに社会的養護を要するこどもたちの学習支援施設
「桜んぼ塾」やフィリピン子ども支援活動等々ボランティア活動のサポートも
なさっていらっしゃいます。

「子どもの育ちと子育てを支える」をテーマに昨日の研修は行われました。

子どもの権利の基盤は家族、家庭。
しかし子どもは家庭を選ぶことができませ。
貧困格差は子どもではなすすべがないのです。
「フェアスタタートの実現」が大事!
子どもの最善利益をまもる社会の責任としての貧困対策が必要。

子どもの権利を守る社会は「誰にでも優しい社会」
地域で暮らす子どもの権利、子どもの参加を支える社会の実現が
大事だと思います。

先生の例えでは・・・
「地域のお祭りに子どもを最初から加わらせて、実行することが
大事。当日、参加させてもイベント参加であって、
子ども達はお祭を引き継いていけない、いかない」
なるほどなあ・・・・と思います。

以前、「子どもも市民の一人」と訴え、子どもに関する施策には
子どもの意見を取り入れていくべきでは?と質問したことも
ありましたが・・・

地域の子育て支援の視点に大事なことは・・・
子どもと母親(保護者)い寄り添う視点
エンパワー目とを支援する視点
身近ですぐ利用できるサ-ビスという視点
ネットワ-クを利用する視点(介入ではなく)

地域での子どもの居場所についても提議がありました。
子どもが自由に遊ぶことができる公園が少ないこと、
地域の会館の在り方等々。

あっという間の1時間半でした。

先生の講演のなかでしばしば出てきた八王子市の「子ども会議」。
以前から注目していますが、これからも注視していきます!