昨日の午前中は「羽村園」の落成式典に出席。
現在の五ノ神町から、清流町へ移転。
8月1日から開設となります。
多摩川沿いに建てられた建物は、かつて魚観荘があった場所。
郷土博物館は目の前、施設の北側は多摩川の清流、南側は浅間山の豊かな緑・・と
素晴らしいロケーションです。
施設の設備もまるで「ホテルの一室のよう・・・」でした。
全てがユニット型個室となっており、
個室から出ると共同スペースがあり、入居者同士や
職員の皆さんと交流できるようになっています。
お食事や、入浴も、これからは「その人のペースで提供していく」ということでした。
おひとり、おひとりの生活のリズムは異なりますし、
とくに食事に関しては、「決められた時間」は
個人の体調等によって微妙にずれがあると思うのです。
こういった配慮はありがたいなあ・・・と思いました。
浴室も自分で入浴できる方の浴室、
車いすのまま入浴できるようなタイプ、
横になったまま入浴できるタイプなど、完備されていました。
地域の皆さんと交流できる「コミュニティーサロン」も設備。
ショートステイ用のお部屋も12室用意されています。
母は「わたしが弱って、あなたが仕事が忙しいときには
ここにショートステイする」と言っていましたが・・・。
(母は現在、羽村園でボランティアを行っています)
個人の尊厳を重視した施設であることを感じた式典でした。