大徳寺内の塔頭の1つ「玉林院」→詳細
第45回「京の冬の旅」非公開文化財特別公開の1つ。
常時公開している高桐院のオトナリで、幼稚園も運営しているみたい。→こちら
入口入った廊下に貼ってあったポスターがカッコイイ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/9b/a4026f88bd1e7293b686cad121ac04ed.jpg)
『看脚下』
まずは方丈の見学。
大変くわしいガイドで、方丈の構成というか配置がよくわかった。
(このあと、行く先々が方丈ばっかりだったので、けっこー役に立った)
狩野派の襖絵が多かったなぁ。
それから、裏側の茶室へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/ad/d9e2a720f0c598de3ff7664c1640e48e.jpg)
大坂の豪商・鴻池家が山中鹿之助の子孫だったなんて、初めて知った。
位牌堂の南明庵、仏壇の螺鈿細工が豪華。
蓑庵(さあん)は三畳中板台目切りの茶室。表千家7世・如心斎宗左の好み。
中板のおかげで窮屈さがない。
藁を塗りこんだ「すさ壁」が待庵みたいし、中柱の曲がり具合もいい。
天井が主客の座る位置を示しているわけだけど、改めてみるとハッキリしていて、
茶室のテキストそのまま![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0140.gif)
続いて、霞床席(かすみどこせき)。
富士山の絵の軸を掛け、違い棚が霞に見えるようにした床の間が目立ってる四畳半。
かなりユニークな間取り。
当然のことながら、掛けられる軸は富士山の絵のみ。
表千家の家元の絵がかかってた。
「お客さまの座る位置はどこでしょう?」とガイドから云われて考える。
床が一番よく見える場所で、主客の位置は長押が示している。
吊り釜の釘で点前座はわかるけど、あそこは懐石などを振舞う場所で
お茶をさしあげる空間ではなさそうだなー、と思った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/6b/1777e71fe3e620cc51e23c53efda318c.jpg)
3つとも重要文化財指定。
(他に昭和19年に再建された洞雲庵という茶室もあるようだけど、こちら公開されてなかった)
築250年以上も経った、本でしか見たことがない本物の茶室。
改めて室内の構造や柱の名前とか、ちゃんと理解しとかなきゃなーと反省。
公開は3月21日(月)までだけど、日によっては公開されてない日もあるので、
見学に行かれる際はサイトでご確認を![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0206.gif)
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大坂の豪商・鴻池家が山中鹿之助の子孫だったなんて、初めて知った。
位牌堂の南明庵、仏壇の螺鈿細工が豪華。
蓑庵(さあん)は三畳中板台目切りの茶室。表千家7世・如心斎宗左の好み。
中板のおかげで窮屈さがない。
藁を塗りこんだ「すさ壁」が待庵みたいし、中柱の曲がり具合もいい。
天井が主客の座る位置を示しているわけだけど、改めてみるとハッキリしていて、
茶室のテキストそのまま
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続いて、霞床席(かすみどこせき)。
富士山の絵の軸を掛け、違い棚が霞に見えるようにした床の間が目立ってる四畳半。
かなりユニークな間取り。
当然のことながら、掛けられる軸は富士山の絵のみ。
表千家の家元の絵がかかってた。
「お客さまの座る位置はどこでしょう?」とガイドから云われて考える。
床が一番よく見える場所で、主客の位置は長押が示している。
吊り釜の釘で点前座はわかるけど、あそこは懐石などを振舞う場所で
お茶をさしあげる空間ではなさそうだなー、と思った。
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3つとも重要文化財指定。
(他に昭和19年に再建された洞雲庵という茶室もあるようだけど、こちら公開されてなかった)
築250年以上も経った、本でしか見たことがない本物の茶室。
改めて室内の構造や柱の名前とか、ちゃんと理解しとかなきゃなーと反省。
公開は3月21日(月)までだけど、日によっては公開されてない日もあるので、
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