大徳寺内の塔頭の1つ「玉林院」→詳細
第45回「京の冬の旅」非公開文化財特別公開の1つ。
常時公開している高桐院のオトナリで、幼稚園も運営しているみたい。→こちら
入口入った廊下に貼ってあったポスターがカッコイイ。
『看脚下』
まずは方丈の見学。
大変くわしいガイドで、方丈の構成というか配置がよくわかった。
(このあと、行く先々が方丈ばっかりだったので、けっこー役に立った)
狩野派の襖絵が多かったなぁ。
それから、裏側の茶室へ。
大坂の豪商・鴻池家が山中鹿之助の子孫だったなんて、初めて知った。
位牌堂の南明庵、仏壇の螺鈿細工が豪華。
蓑庵(さあん)は三畳中板台目切りの茶室。表千家7世・如心斎宗左の好み。
中板のおかげで窮屈さがない。
藁を塗りこんだ「すさ壁」が待庵みたいし、中柱の曲がり具合もいい。
天井が主客の座る位置を示しているわけだけど、改めてみるとハッキリしていて、
茶室のテキストそのまま
続いて、霞床席(かすみどこせき)。
富士山の絵の軸を掛け、違い棚が霞に見えるようにした床の間が目立ってる四畳半。
かなりユニークな間取り。
当然のことながら、掛けられる軸は富士山の絵のみ。
表千家の家元の絵がかかってた。
「お客さまの座る位置はどこでしょう?」とガイドから云われて考える。
床が一番よく見える場所で、主客の位置は長押が示している。
吊り釜の釘で点前座はわかるけど、あそこは懐石などを振舞う場所で
お茶をさしあげる空間ではなさそうだなー、と思った。
3つとも重要文化財指定。
(他に昭和19年に再建された洞雲庵という茶室もあるようだけど、こちら公開されてなかった)
築250年以上も経った、本でしか見たことがない本物の茶室。
改めて室内の構造や柱の名前とか、ちゃんと理解しとかなきゃなーと反省。
公開は3月21日(月)までだけど、日によっては公開されてない日もあるので、
見学に行かれる際はサイトでご確認を
にほんブログ村
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第45回「京の冬の旅」非公開文化財特別公開の1つ。
常時公開している高桐院のオトナリで、幼稚園も運営しているみたい。→こちら
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大変くわしいガイドで、方丈の構成というか配置がよくわかった。
(このあと、行く先々が方丈ばっかりだったので、けっこー役に立った)
狩野派の襖絵が多かったなぁ。
それから、裏側の茶室へ。
大坂の豪商・鴻池家が山中鹿之助の子孫だったなんて、初めて知った。
位牌堂の南明庵、仏壇の螺鈿細工が豪華。
蓑庵(さあん)は三畳中板台目切りの茶室。表千家7世・如心斎宗左の好み。
中板のおかげで窮屈さがない。
藁を塗りこんだ「すさ壁」が待庵みたいし、中柱の曲がり具合もいい。
天井が主客の座る位置を示しているわけだけど、改めてみるとハッキリしていて、
茶室のテキストそのまま
続いて、霞床席(かすみどこせき)。
富士山の絵の軸を掛け、違い棚が霞に見えるようにした床の間が目立ってる四畳半。
かなりユニークな間取り。
当然のことながら、掛けられる軸は富士山の絵のみ。
表千家の家元の絵がかかってた。
「お客さまの座る位置はどこでしょう?」とガイドから云われて考える。
床が一番よく見える場所で、主客の位置は長押が示している。
吊り釜の釘で点前座はわかるけど、あそこは懐石などを振舞う場所で
お茶をさしあげる空間ではなさそうだなー、と思った。
3つとも重要文化財指定。
(他に昭和19年に再建された洞雲庵という茶室もあるようだけど、こちら公開されてなかった)
築250年以上も経った、本でしか見たことがない本物の茶室。
改めて室内の構造や柱の名前とか、ちゃんと理解しとかなきゃなーと反省。
公開は3月21日(月)までだけど、日によっては公開されてない日もあるので、
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