6月棚ぼた旅その0～変更には柔軟に…

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もともと、火水木と休み希望を出していた。

希望締切の日に状況を確認し、
今回の希望は通りそうだと確信して
月曜夜のVIPライナー夜行バスを予約した。

目的地が京都で着くのが早朝なら、ＶＩＰラウンジが利用できる点で他社より魅力だから。

ところが9日後に変更が生じ、
結果、日曜早朝に仕事を終え、月曜から木曜まで４連休ということに

『4連休以上は年3度まで』の縛りがあるのだけど、
「これって、不可抗力ですよね？　3回のうちの1回にカウントされませんよね？」
と確認の上、交渉成立(?)

まず、予約したＶＩＰライナーの夜行便をキャンセル。
（キャンセルは2度目だけど、ネットでスマートにできるのが助かる）

とっさに「じゃあ、に連絡いれなくちゃ～」
と、メールを打ちかけて、はたと手を止める。

待てよ
なにもバカ正直に連絡を入れることはないゾ。

方針変更。
さっそく、高速バスの昼行便の確認と京都のゲストハウスの予約に走る。

高速バスの昼便は２パターンあった。

★さくら観光
　新宿を8:00出発。横浜YC(10:00)を経由し、京都駅前に17:15到着(大阪梅田18:10着)
　お値段は日曜だと4,760円から。（平日だと3,570円)

★WILLER TRAVEL
　新宿を8:30出発。川崎(9:35)を経由し、京都駅前に17:40到着（梅田19:20着)
　お値段は5,250円　（平日だと4,430円～)

単純に考えると、さくら観光の値段が安い上に少し早く到着できる。

が、敢えてウィラーエクスプレスにした。

理由はウィラーのシートの方が好きだったのと、
所要時間が長いのは休憩を長く設定するためだと推測したから。

休憩時間が長いということは、ＳＡもしくはＰＡでゆっくりできる利点がある。

実はね、5月の或る日曜の朝に映画を観に川崎へ行った際、
ちょうどＷＩｌｌＥＲバスが停車しているのを見た。

車内がわりと空いていて、「いいなぁ」と思ったのヨ。
そういえば、料金も安かったよなぁ。

関西から関東への昼行高速バスは何度か利用しているけれど
逆はないなぁ。

だって、時間がもったないから。

何年か前、新東名が開通して、高速道路の旅もスムーズかつ快適になった。

それは夜行バスに乗っている際の振動の少なさからも十分にわかる。
開通直後にテレビのバレエティー番組でさんざん紹介されていて、
「楽しそうだな」と思ったっけ。

この春も新たに三ケ日から豊田にかけても開通して、さらに快適になった。

昼間に乗ってみたい。

でも～

それこそ、夜勤明けからそのまま連休に突入するパターンでもない限り、無理

連休は希望申請できるけど、夜勤はいつ当たるかわからないし～計画できないし。

と、思っていたことを思い出した。

ひょんなことから、
以前から自分が試してみたかった旅が転がり込んできたのである。


そういえば、最近定期購読している雑誌『ノジュール』の一人旅特集にも
心得の一つにそういうことが書いてあった。

「旅行とは、移動からすでに旅である。移動も楽しむべし」

かくて、４連夜勤を終えた日曜朝、意気揚々と川崎駅に向かった。

次回へ続く～

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