Akatsuki庵

日々と向き合って

油屋肩衝で大円之真

2010年10月05日 00時01分12秒 | 稽古の備忘録
さきの土曜日、岡崎へ行くために茶道の稽古をサボった
なので、月曜日クラスへ振替稽古に伺う。

日曜日の夜、土曜日クラスの相弟子から連絡が。
「次の稽古は長板になりました」

えっ
前回、姉弟子さんが「今シーズンは奥秘の稽古は全部やったよね」。
「いえ、やってませんよー 円真がまだデス」って言ったんだけど
相弟子さんによるとと「円真は7月に稽古にした」と姉弟子さんが仰ったとのこと。

ち、違う~
7月の伝物稽古は茶通箱だよ →こちら
大円之真(円真)は7月にあった研究会の科目だってばー →こちら
あかんわ、完全に勘違いされちゃってるワ

風炉の円真は2006年9月以来4シーズンもご無沙汰してたから、今年こそはと思ってたのに
と、がっかり気分も引きずったまま稽古場に入ったら
なんと、真台子が据えてある
「えと思って、横目で水屋を見たら円真盆が見えた。

ラッキー

同じ社中とはいえ、曜日クラス毎のカリキュラムの進め方は違う。
例えば、ワタシの籍がある土曜クラスは月始めが花月、月半ばが伝物、月末が基本だけど、
金曜は月半ばが花月だったりするわけで
だから、伝物の稽古をお休みして他の曜日に振り替えても、本当の意味での“振替”にはならないワケ。

月曜日は毎回、相談して次の稽古内容を決めるらしいので、偶々?かな。

とにかく、まずは見学。
真之炭は7月に稽古したから、よい復習になった。
次に円真の点前を見学。
まさか稽古できるとは夢にも思わなかったから、記憶もうろ覚え。
でも、研究会でも見たから、見ているうちに思い出してきた。

見ながら、次の点前の準備。
先生が「これをお使いなさい」と渡して下さったのが、油屋肩衝の写し
使わせていただくのは初めて。
「去年、畠山記念館で本歌を見ました~」→こちら
ちなみに、仕服は宗薫緞子。
(二重の七宝繋ぎの中に梅鉢と宝尽模様を1つずつ配す。
 今井宗薫が愛用したことに由来する名物裂)
 
昼食を挟んで、稽古をさせていただいた。
古帛紗を使う所作があるから、フッと忘れてしまうとギャラリーが「違う
なんせ、月曜日クラスは平均年齢が70代後半の大ベテラン揃いだから
キンチョーしたけど、いい稽古になった。

復習でもう1回、見学して、後片付けして終わり。
あ、茶道文化検定の解答プリントもお渡ししてきた

明日、ちゃんとノートをプリントアウトして復習しよっと。

稽古で印象的だったもの。
それはお弟子さんの一人が持っていらした酔芙蓉。
午前中は白かったのに、帰る頃にはピンクになってクタ~と酔っ払っていた。
→→→

帰宅したら、いつものことだけど、すぐに帛紗挟みから古帛紗と帛紗を出して収納

使い終わったラップの芯に巻きつける。そのまま箱に入れる。

みなさーん、帛紗と古帛紗を帛紗挟みに入れっ放しにしてないですかぁ
折り線ついたままだと裂地も傷むし、見た目も美しくないし、捌きずらいですよー。

検定以降、茶道歴の長くない方の閲覧も増えているようなので、ご参考に
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2 コメント

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なるほど!! (寝屋川の気楽人)
2010-10-06 00:05:54
帛紗を捌けば折じわっくっきり、古帛紗に茶碗を乗せようと開けでも開かず。
ラップの芯にね、頂きま~す。
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健闘を祈ります (Akatsuki)
2010-10-06 13:30:43
寝屋川の気楽人
そんなに折り皺があるとは、たいへんですねぇ。
気長に延ばして下さい。
この方法を教えてくれた方は稽古場までラップの箱に入れて持参し、懐中する時だけ折るそうです。
ワタシは荷物なので、稽古や茶会に出かける前後にしていますが。
ところで、古帛紗を使うということは裏千家の茶道ですかぁ?
古帛紗もいろいろな裂地があって、硬いものもあれば軟らかいものもあります。
今回稽古した大円之真という点前は道具を清めるのに古帛紗を使うのです。
だから、点前が上に上がっていくと、軟らかい古帛紗を持ち歩くようになります。
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