2年ほど前から両国へたびたび行くようになった。
また最近は築地あたりから徒歩で行くことも多い。
さらに、上京して20年以上経つが「泉岳寺」は日常レベルで視界に入る。
今年は散歩の関係で泉岳寺の前もよく通ったし。
そういうわけで、別に好きなわけではないんだけど、なんとなく気になる忠臣蔵。
折しも予告編が結構おもしろかったので、12月だし、観に行った。
『決算!忠臣蔵』 サイト
おもしろかった。
最近は『超高速!参勤交代』や『引っ越し大名』など史実を生かしながら、笑えるエンターテイメントな時代劇があるけれど、そのノリかなぁ。
監督は『殿!利息でござる』の人で、その関係かキャストにもあちらに出演した俳優さんが何人かいた。
『殿!利息でござる』はコメディ要素もありつつも、あんまり笑える場面はなかった。というかシリアスな出来になっていたからなぁ。
今回は忠臣蔵なのに、笑えるところがスゴいなと感心した。
会計方の要素では『武士の家計簿』があるけど、あれば原作(原案)が出た時にすぐ読んで、感心した。
映画化すると耳にした時は「あんな淡々とした家計簿の軌跡をどうやってドラマに?」と思ったけど、
できあがってみれば、ちゃんと家族のドラマが描かれていて、これも感動したなぁ。
そういえば、次の土曜、つまり12月14日は泉岳寺で義士祭がある。
朝7時から夜10時までだってさー。
ちなみに、今回の映画も原作は新書とのこと。
実際に遺された史料を元に分析したもの。読んでみたいかも。
「忠臣蔵」の決算書 ((新潮新書)) | |
山本博文 | |
新潮社 2012年11月刊 |
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