Akatsuki庵

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「茶の湯の歴史」

2010年01月03日 06時22分00秒 | 書籍
「茶の湯の歴史」 (角川選書)
神津朝夫著
角川学芸出版 2009年11月刊

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茶道文化検定の試験が終わり、久しぶりに自由な読書しようと立ち寄った書店で発見。
公式テキストと内容的に重なるが、切り口が違うというか、文章が読みやすい。
テキストには書いてないことも解説されていて、
それが検定試験の問題として出題されていたり。

また、通説だと思っていたことが幾つも翻る解釈にもビックリ。
例えば、茶の実の将来説。
書院の茶~将軍家成立説の否定。
「利休の師匠は結局だれか」の意外な解釈。
そして、利休の茶の作法はその後、どういう道筋で現在に伝わっているかの解説。
(けっこー意外)

公式テキストと読み比べながら再読したら、とても勉強になった。

検定を受けたヒト、今年受けようと思っているヒトには超オススメの1冊。

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2 コメント

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私も (レイチェル)
2010-01-12 08:29:53
図書館にあったので借りてきました。
最初はえっ~何々!勉強したことはどうなる!?
って感じでしたが、読み進めていくうちにどんどんおもしろくなってきました。美術館などといっしょで勉強したことがでてくると、頭にはいるしたのしいです。
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知人も (Akatsuki)
2010-01-19 06:52:38
レイチェルさん
コメント返しが遅くなって、ごめんなさい。
年末に「こういう本があるよ。お正月に読んだら」とお茶関係の知人にも薦めてみました。
この前、会ったら「面白かったよ」と。
ススめた本が好評だとウレシイものですね。
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