Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

夜更かし

2010年01月04日 06時34分25秒 | 各種メディア
昨夜はNHK教育のETV特集、シリーズ「日本と朝鮮半島2000年」の新春アンコールを観た。
第7回「倭寇」の中でチラッと紹介される新安沖の沈没船のところだけのはずが、
なかなか興味深い内容だったので、ついつい第8回、第9回も観てしまった。

新安沖の沈没船については、出光美術館の青磁展で解説を聴いたなぁ。
(たぶん、パネルが常設されていたはずだった)
1323年、鎌倉時代末期だったのか。
「中国青磁は海を渡ってきて~」と聞いてもピンとこなかったけど、
リアルに感じられて、今後の青磁鑑賞の際には思い出しそう。
続けて、秀吉の朝鮮出兵。
あんなに爪痕が残っていたとは。。。と驚くとともに
連れてこられた工人たちの一部は磁器を日本に伝え~の流れに
知ってはいても、これもリアルに感じられた。
そして、江戸時代の朝鮮通信使。
当初の目的が連行された人々の返還にあったことは初めて知った。
「御本」などの窯で知っていた倭館(わかん)のことも出てきたし。

もともと、アジア史は苦手でよく知らなかった。
茶道を習わなければ興味も持たなかっただろうし、
ただ稽古に通っていた時は(関連について)気がつきもしなかっただろう。

対朝鮮半島との関係もそうだけど、
マイナス要素をプラス要素に変える努力から生まれる新しい世界もあるのだ。
と、しみじみ思った。

でも、全部観終わったら、AM2:30
ね、眠い。


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