3月27日(土)の早朝。
4時に起床。（スマホにイヤホンさして、耳栓がわりに耳につけ、アラームも聴けるようにした。外に音漏れしないし、一石二鳥）
通路に出て驚いた。
稼働率9割前後かっ！っていうくらいにベッドが埋まっていた。
パウダールームに行っても驚いた。
朝4時すぎだというのに入浴している人はいるわ、歯を磨いている人はいるわ。
終電逃した人か、あるいは夜の街で働く人か。
これじゃあ、休業できるわけないわねぇ。
当然のことながら、フロントにも既にスタッフがいて、スムーズにチェックアウト。
道路に出て、またびっくり。朝4時半前なのに、なんて人通りが多いの！？
天神って、夜の繁華街だなぁ。。。と改めて気がついた。
ただでさえ、この数年は夜の飲み会なんてめったに行かなくなっていたのに
ここ1年はコロナで通勤以外で夜の街を歩くことは一切なかったので、
夜の繁華街そのものが物珍しい。
と、同時に「こんな、マスクもしないで新型コロナは大丈夫なの？」
と、こわくなって、人をさけるように、さっさと歩いた。
ちなみに、この旅行から半月ほど経過した後、「天神でクラスター発生」という記事を読んだ。
さもありなん、と思った。
行きと違い、道に迷うことなく20分ほどで博多駅に到着。
ちょうど改札も開く時間。青春１８きっぷの5回目にスタンプを入れてもらう。
電車が入線する前にホームを歩いて歩数を稼ぐ。
博多駅にもうどん屋、はかたラーメン屋さんがあった。
5:01初の門司港行に乗車。（博多駅が始発じゃなかった）
熊本県と鹿児島県の観光キャンペーンポスター。
門司まで鹿児島本線は前日に続いて2度目なので、車窓を眺める上でもいい復習になった。
6:43に門司駅に到着。急いで向かい側に待っていた下関行に乗り換えた。 
ここから山陽本線。
出発して、すぐ関門トンネルに入った。 
今回の旅、もう一つの目的は「在来線の関門トンネルを通る」こと。
関門海峡を往来するルートは4本ある。
ＪＲ在来線の関門トンネル、新幹線の関門トンネル、国道2号線の関門トンネル、そして関門橋（関門大橋）だ。
一般道の関門トンネルを通ったことは記憶にある。
福岡に住んでいる時に、父親が運転する自家用車で何度か通った。中で渋滞して、ぐずったっけなぁ。
3年半前に下関を訪れた時には人道も通った。
新幹線のトンネルも2回（高校時代の修学旅行で本州→九州、2018年夏に九州→本州)通った。
関門橋は2017年秋に高速バスで福岡天神から下関に向かう際に利用した。
残るはJR在来線のみ。
厳密にいえば、通ったことはあるハズ。（遠い昔、鳥取から福岡へ移動するブルトレに乗った記憶はあるんだけど）
だけど、覚えていない。
なので、ちゃんと意識して乗ってみたかった。
今回乗ったJR在来線の関門トンネルが一番古く、竣工は昭和17年（１９４２年）。計画は明治44年からあったという。
たいへんな難工事だったという。戦時中だけど、突貫工事で完成したらしい。
門司を出てから6分で下関駅に到着。
下関駅では19分の待ち時間があったのだけど、つい向かい側に待機していた新山口行きに乗ってしまった。
乗ってから後悔した。新下関で下車して、待って岩国行きに乗りなおした。
岩国まで約3時間。でも、乗り続けていれば到着できる。
安心して、朝食。
徳山駅を通った。
岩徳線も乗りたかったなぁ。
この辺りは朝ドラ『鳩子の海』の舞台。
海も見えた。
大島大橋。そのずっと先に上関がある。
10：20に岩国駅に到着。
改札を出て隣の岩国珈琲へ。
やっと一息。
岩国の街が意外に都会的で驚いた。アメリカ人も多いし。（今の日本は事実上、鎖国状態なので妙に違和感だった）
そこで「あっ！」と気が付いた。
そうだ、米軍岩国基地があるんだ。だから、経済効果も高いんだ。
なるほどね、実際に訪れて理解できる街の顔。
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