★京都国立博物館 サイト
特別展『畠山記念館の名品―能楽から茶の湯、そして琳派』
※12月5日(日)まで 特設サイト
高輪の畠山記念館を最後に訪れたのは2019年2月のことだった。
もう2年半、休館したまま。
でも、茶道具展の度に足を運び、時間をかけてじっくり鑑賞してきたから
京都に来てまで、、、という気もしたけれど、
ちょうど京都を訪れるタイミングで開催されていたので、「ならば」とネットで予約してチケットを購入した。
久しぶりに拝見して懐かしさを感じし、畠山記念館以外の所蔵品も拝見できた。
石川県立美術館所蔵の西湖図など、即翁さんが石川県に寄贈したものという。
野村美術館から唐物の種村肩衝茶入。
即翁が購入する予定だったのを得庵が懇願して、(購入権を)譲ったのだとか。
また、割高台茶碗は畠山所蔵の中でも代表的なものの一つだけど、こちらは得庵に競り勝って入手したものだという。
阪急の池田文庫からは即翁筆の逸翁宛の書簡。(昭和18年と同22年のもの)
ちょっと気になったのは水玉透鉢と錠花入の表記。
畠山記念館では「野々村仁清(作)」とあったけど、展示リストでは「御室焼」。
プレートにはかろうじて「仁清印」とあるのみ。
その後の調査で「仁清印」であっても、仁清作とはならない研究成果があったのだろうか。
ほか、いつもは畳に正座して鑑賞していた掛物を立って鑑賞するのが妙な気分だった。
前後期で展示替えがあったので、見逃したものもあったけど、それでも小分けして拝見してきたものは一堂に鑑賞できたのはよかった。
鑑賞しているうちに図録が気になった。
旅先なので荷物になるし、お高いし、自宅に物が増えるのも~と思ったけれど。
でも、考えてみれば畠山記念館の図録は持っていない。
だから、ま、いっか。2,800円だし。
ということで購入。
グッズは意外に少なく、クリア―ファイルのみ購入。
2024年のリニューアルオープンかぁ。
遠いなぁ。
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