★野村美術館 サイト
『大名道具の世界 -茶の湯と能楽-』
前期:10月19日(日)まで
後期:10月21日(火)~12月7日(日)
地階併設展 (館蔵品展)「茶の湯釜名品展」 ※10月19日(日)まで
泉屋博古館と大西清右衛門美術館と「ふら~り茶の湯旅」を提携している関係で
「茶の湯釜」展をくっつけたかのかなぁ。
実は訪れた日が講演会があった関係で「地階は見学できない」と言われたのだけど、
「15:15以降だったら大丈夫」と言われ、
見学コースを変更して、先に京博に行って、また戻ってきて見学したのだった。
その甲斐あったと思える、実に充実した茶の湯釜展だった。
と、その話はあと回し。
先に大名道具。
能楽の方は詳しくないので、ほとんどスルー
茶の湯道具にかぶりつき。
正面奥の畳スペースのケースに真台子の道具組。
真塗菊文蒔絵の棚は西本願寺の旧蔵のようだ。
盛阿弥作の天目台に載った禾目天目。
桜の地文がある唐銅切合卍地文風炉釜も貫禄ある。
皆具ではなく、砂張末広形の水指 象嵌切子の蓋置、砧青磁の耳付杓立←花入にも使えそう。
建水も砂張。
文茄の茶入も立派だった。「銘」の記載なかったけど。
他はね、どうしても見たかったものがっ
上杉瓢箪茶入
こちらの所蔵だと知ってはいたけど、なかなかタイミングが合わなくて
やっとこ、ご対面。
小さくてカワイイ。
こんな小さな茶入が名だたる大名の間を渡り歩いたとはね。
あと、初めてではないけど、なかなか巡り会えない砂張釣花入 銘「淡路屋舟」。
幅がデブっとして、よいわぁ。
「松本舟」「針屋舟」と並ぶ、天下三釣花入。
地下の茶の湯釜展は目録がなく、一生懸命に手書きした。
印象の強かったものをピックアップする。
足が3つついた天命手取釜。(口がついた、おおきな薬缶みたい)
天命責紐釜。
鍋釜。
菊文花台釜。 ほんとうに花台の形している。上面には菊花が鋳込まれている。
徳川家光が重陽の節句の祝いのために、小堀遠州に作らせた~、とか。
鶴首花入のような形で口造(いや、首回り?)が八角形になった天命八角口釜。
天命常張面取釜。
芦屋三光三如釜。鐶付が熨斗になっていた。
天命車軸釜。
豊国廟鐘形釜。名越浄味作。
国家安康、君主豊楽の碑文が刻まれた豊国寺の釣鐘は名越家の作だったので、
それと関係あるのかなぁ。
そして、奥平了保の御所車風炉。赤銅っぽい色有り。
載っている茶釜もとても変わっていて。
大西清右衛門美術館にあるのと一緒
でも、あれとは別物。
念のため、受付で確認すると、やはり「別物です」。
2つもあったんだぁ。
と、とてもビックリした。
そうして、その驚きは大西清右衛門美術館へと持続していくのだった。
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★野村美術館バックナンバーリスト
2014年5月 『利休・剣仲・織部の時代―天正から慶長の書と茶陶―』
2013年10月 『開館30周年記念名品展』
2013年3月『茶人のあそび心 形物香合番付の世界』
2012年11月『茶碗 名碗展』
2012年3月『「かな」の美」』(前期)
2011年12月『錦秋のころ』(後期)
2011年10月『錦秋のころ』(前期)
2011年5月『唐物』(前期)
2010年11月『一楽 二萩 三唐津』(後期)
2009年11月『楽家の歴代展』(後期)
2008年10月『開館25周年記念 館蔵名品展』(前期)
2008年5月『高麗茶碗への挑戦』(後期)
2007年11月『懐石のうつわ』展(後期)
『大名道具の世界 -茶の湯と能楽-』
前期:10月19日(日)まで
後期:10月21日(火)~12月7日(日)
地階併設展 (館蔵品展)「茶の湯釜名品展」 ※10月19日(日)まで
泉屋博古館と大西清右衛門美術館と「ふら~り茶の湯旅」を提携している関係で
「茶の湯釜」展をくっつけたかのかなぁ。
実は訪れた日が講演会があった関係で「地階は見学できない」と言われたのだけど、
「15:15以降だったら大丈夫」と言われ、
見学コースを変更して、先に京博に行って、また戻ってきて見学したのだった。
その甲斐あったと思える、実に充実した茶の湯釜展だった。
と、その話はあと回し。
先に大名道具。
能楽の方は詳しくないので、ほとんどスルー
茶の湯道具にかぶりつき。
正面奥の畳スペースのケースに真台子の道具組。
真塗菊文蒔絵の棚は西本願寺の旧蔵のようだ。
盛阿弥作の天目台に載った禾目天目。
桜の地文がある唐銅切合卍地文風炉釜も貫禄ある。
皆具ではなく、砂張末広形の水指 象嵌切子の蓋置、砧青磁の耳付杓立←花入にも使えそう。
建水も砂張。
文茄の茶入も立派だった。「銘」の記載なかったけど。
他はね、どうしても見たかったものがっ
上杉瓢箪茶入
こちらの所蔵だと知ってはいたけど、なかなかタイミングが合わなくて
やっとこ、ご対面。
小さくてカワイイ。
こんな小さな茶入が名だたる大名の間を渡り歩いたとはね。
あと、初めてではないけど、なかなか巡り会えない砂張釣花入 銘「淡路屋舟」。
幅がデブっとして、よいわぁ。
「松本舟」「針屋舟」と並ぶ、天下三釣花入。
地下の茶の湯釜展は目録がなく、一生懸命に手書きした。
印象の強かったものをピックアップする。
足が3つついた天命手取釜。(口がついた、おおきな薬缶みたい)
天命責紐釜。
鍋釜。
菊文花台釜。 ほんとうに花台の形している。上面には菊花が鋳込まれている。
徳川家光が重陽の節句の祝いのために、小堀遠州に作らせた~、とか。
鶴首花入のような形で口造(いや、首回り?)が八角形になった天命八角口釜。
天命常張面取釜。
芦屋三光三如釜。鐶付が熨斗になっていた。
天命車軸釜。
豊国廟鐘形釜。名越浄味作。
国家安康、君主豊楽の碑文が刻まれた豊国寺の釣鐘は名越家の作だったので、
それと関係あるのかなぁ。
そして、奥平了保の御所車風炉。赤銅っぽい色有り。
載っている茶釜もとても変わっていて。
大西清右衛門美術館にあるのと一緒
でも、あれとは別物。
念のため、受付で確認すると、やはり「別物です」。
2つもあったんだぁ。
と、とてもビックリした。
そうして、その驚きは大西清右衛門美術館へと持続していくのだった。
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2012年11月『茶碗 名碗展』
2012年3月『「かな」の美」』(前期)
2011年12月『錦秋のころ』(後期)
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2011年5月『唐物』(前期)
2010年11月『一楽 二萩 三唐津』(後期)
2009年11月『楽家の歴代展』(後期)
2008年10月『開館25周年記念 館蔵名品展』(前期)
2008年5月『高麗茶碗への挑戦』(後期)
2007年11月『懐石のうつわ』展(後期)
まぁ、そうですかぁ。
会員制の勉強会、いいなぁ。
2時過ぎに一度入って、すぐ出て京博まで行って戻ったら、
4時前でした。