
歴史上の権力の栄枯盛衰はとかく氏族の長の個人的な成功・失敗、しかもその人物の性格や感情に原因を求めがちです。たとえば、平氏の滅亡は平清盛のおごりや頼朝・義経の源氏再興の執念、本能寺の変は織田信長の油断や明智光秀の発作的な決断、明治維新は徳川慶喜の大政奉還のミスジャッジや維新英傑の憂国の情熱などです。
ところが、歴史の現実は極めて政治的な理由で動いてきたと見るべきです。たとえば、本能寺の変は信長の天下統一後の国家戦略である明侵攻(唐入り)に原因を求めるべきことは拙著『本能寺の変 四二七年目の真実』で示した通りです。
今度の衆議院議員選挙について東京新聞12月3日朝刊に大変わかりやすい図が掲載されていました。自公民未の四党のポジショニングが一目瞭然に見て取れる図です。こういった俯瞰が現代の政治を見るうえでは不可欠ですが、歴史の真実を見る場合にも、こういった俯瞰が大事です。どのような俯瞰図を描いてみせるかが正に歴史研究者の見識・力量といえると思います。
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★ 本能寺の変の真相を本当に知りたい方へ!
『本能寺の変 四二七年目の真実』のあらすじはこちらをご覧ください。
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>>>『本能寺の変 四二七年目の真実』出版の思い
ところが、歴史の現実は極めて政治的な理由で動いてきたと見るべきです。たとえば、本能寺の変は信長の天下統一後の国家戦略である明侵攻(唐入り)に原因を求めるべきことは拙著『本能寺の変 四二七年目の真実』で示した通りです。
今度の衆議院議員選挙について東京新聞12月3日朝刊に大変わかりやすい図が掲載されていました。自公民未の四党のポジショニングが一目瞭然に見て取れる図です。こういった俯瞰が現代の政治を見るうえでは不可欠ですが、歴史の真実を見る場合にも、こういった俯瞰が大事です。どのような俯瞰図を描いてみせるかが正に歴史研究者の見識・力量といえると思います。
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