本能寺の変がイエズス会の陰謀によるという説が成り立たないことを2年前に3回に分けて丁寧に説明いたしました。
★ イエズス会陰謀説を斬る!
★ イエズス会陰謀説を斬る!(続き)
★ イエズス会陰謀説を斬る!(続きの続き)
私は主に日本側の情報から分析しましたが、昨年(2012年10月)出版された本がイエズス会及びスペイン・ポルトガル側の情報分析により、そのことを裏付けてくれました。
そ . . . 本文を読む
>>> 本能寺の変の定説は打破された!
「歴史の真実はタイムマシーンがないとわからない」とおっしゃる方がいます。ところが現代の犯罪でも、それは同じです。和歌山毒入りカレー事件で容疑者がカレー鍋に毒を入れた決定的瞬間を目撃した証人はいませんでした。で、無罪となったのか?
それでも容疑者は有罪となりました。その判断根拠が「蓋然性」(確かさの度合)です。他の様々な証拠から論理的 . . . 本文を読む
拙著『本能寺の変 四二七年目の真実』の中で、明智光秀が本能寺の変の直前に詠んだ愛宕百韻の発句「ときは今あめが下知る五月哉」は改竄されたものであり、正しい句は「ときは今あめが下なる五月哉」であると書きました。
その裏付け証拠として「ときは今あめが下知る五月哉」の解釈が「土岐氏である自分が天下を取るべき五月となった」とされているが、本能寺の変が起きたのは天正十年六月二日であり、五月ではないことが不 . . . 本文を読む
拙著『本能寺の変 四二七年目の真実』(プレジデント社、2009年)出版以来、福知山市と綾部市で講演の機会をいただきました。いずれも先祖光秀の治めていた丹波の地です。
★ 京都府福知山市での講演会
★ 京都府綾部市での講演会
先祖ゆかりの地ということで講演会をお世話いただいた方々に歓迎を受けたことはもちろんですが、丹波の歴史の影の部分も肌で感じることになりました。それは「私の先祖は光秀に滅 . . . 本文を読む