本能寺の変 「明智憲三郎的世界 天下布文!」

『本能寺の変 431年目の真実』著者の公式ブログです。
通説・俗説・虚説に惑わされない「真実」の世界を探究します。

明智憲三郎インタビュー

2019年01月26日 | 通説・俗説・虚説を斬る!
河出文庫『完全版 本能寺の変 431年目の真実』発売記念 明智憲三郎氏インタビューでは、普段あまり触れない話題についてお話させていただきました。ご覧ください。  >>> 河出文庫『完全版 本能寺の変 431年目の真実』発売記念 明智憲三郎氏インタビューのページ  >>> 「明智光秀全史料年表」無料web公開中のページ  拙著の購入はがんばっている街の小さな書店を応援するため、e-honのサイ . . . 本文を読む

桐野作人氏の奇妙な論理:『稲葉家譜』の信憑性

2019年01月14日 | 通説・俗説・虚説を斬る!
 秀吉がねつ造し、軍記物に汚染された戦国史を今一度洗濯いたし申候  桐野作人氏が桶狭間の戦いについての記述で『信長公記』天理本に軍記物『甫庵信長記』と類似した記述があることを理由に、「信憑性を疑問視されている『甫庵信長記』の信憑性の再評価が必要」としていることは、実に奇妙な論理であることは既にこのブログに記しました。  >>> 桐野作人氏の奇妙な論理:『信長公記』天理本の信憑性  桐野氏は『稲葉 . . . 本文を読む

『「本能寺の変」は変だ!』「恨んで謀反って変だ!」

2019年01月13日 | 通説・俗説・虚説を斬る!
 『「本能寺の変」は変だ! 明智光秀の子孫による歴史捜査授業』(明智憲三郎著・文芸社・2016年5月)の抜粋をこのブログで順次ご紹介しています。第1回から順に辿れるようにリンクを貼ってありますので、順にお読みください。  >>> 第1回「はじめに」と「おわりに」  第6回の今回は第4話「恨んで謀反って変だ!」です。 第4話 恨んで謀反って変だ!  これまで見てきたように「信長が怒って光秀を殴っ . . . 本文を読む

本能寺の変:「是非に及ばず」を斬る!

2019年01月07日 | 通説・俗説・虚説を斬る!
 >>> 「世界ふしぎ発見」が発見した「本能寺の変の真実」本  ** 『本能寺の変 431年目の真実』(明智憲三郎著、文芸社文庫) 40万部突破!! **  >>> 「織田信長」の虚像を暴く!『信長脳を歴史捜査せよ!』    >>> サンテレビ「カツヤマサヒコSHOW」対談YouTube動画はこちら  >>> 『本能寺の変 431年目の真実』エピローグ  『本能寺の変 431年目の真実』の読者の . . . 本文を読む

信長の戦略(唐入り・家康討ち)

2019年01月05日 | 通説・俗説・虚説を斬る!
 織田信長はサイコパスではありません。それどころか、高度な戦略・戦術家であり、彼の事績をきちんと調べれば、奇行とされることにも、すべて戦略・戦術上の理由があります。そのことは『織田信長 435年目の真実』幻冬舎をお読みいただければ理解できます。  >>> シン・ノブナガ 織田信長 435年目の真実 (幻冬舎文庫)クリエーター情報なし幻冬舎 問 信長は中国(明)を攻めようとしていたのか?  当時、 . . . 本文を読む

ふたたび偶発説を斬る!

2019年01月01日 | 通説・俗説・虚説を斬る!
 またぞろ、歴史学者が「偶発説」をあおっているようだ。本能寺の変は信長の油断から偶発的に起きた事件という主張だ。  こういう歴史観の人は現実世界での実業経験が乏しいのだと思う。実業経験を積めば、物事が偶然に成功することなどない!とすぐにわかる。信長・信忠討ちは成功しているが、それには周到な準備がなければならない。周到に準備しても偶然失敗することはいくらでもある。でも、そうしないで偶然に成功すること . . . 本文を読む