本能寺の変 「明智憲三郎的世界 天下布文!」

『本能寺の変 431年目の真実』著者の公式ブログです。
通説・俗説・虚説に惑わされない「真実」の世界を探究します。

小学生にお勧めの「本能寺の変 431年目の真実」

2014年10月01日 | 427年目からの挑戦
 東奥義塾高等学校に引き続き南木曽中学校でご推奨をいただき、望外のことと喜び、大変感謝しております。
 ところが、なんと今回はとうとう小学校でのご推奨です。堺市東陶器小学校の月報に校長先生が書いてくださいました。あっと言う間に高校→中学校→小学校への拡散です。驚きました。
 タイトルは「物事の本質は多角的に見て」です。もちろん小学生には理解するのが難しい本だと思いますが、校長先生の「物事の本質を多角的に見て」ほしいという思いが伝わってくる文章です。拙著『本能寺の変 431年目の真実』をその題材に取り上げていただき、誠にありがとうございます。全文を掲載させていただきます


 祭りの練習の音が午後5時以降によく聞こえるようになってきました。東陶器でも今月の11日、12日に秋祭りが行われます。子どもたちや私たちにとっても季節を感じ、地域のことを思ういい機会になっていると思います。10日には本校の子どもたちが会館でだんじりを見学させてもらう予定にもなっています。
 さて9月になってから図書ボランティアの方々に本校の図書室に来てもらっています。今まではほとんど図書室が空いていなく、子どもたちが本を返却して新しい本を借りようとしてもなかなかできませんでした。そこで図書ボランティアを募集させて頂くと約20名の保護者の方の応募があり、第1回の図書ボランティア会議を開催させていただきました。そして、今は始業前の朝や20分休憩、昼休みと図書室が開館している状態となっています。陶器の子は本が好きです。卒業するまでに多くの本を読んで心と頭の栄養をつけてほしいと願っています。今後は「絵本の読み聞かせ」や図書室の整備も進みより子どもたちが本に親しむ環境が整ってくるのではないかと考えています。
 読書の秋ということで本に親しむことも多くなると思いますが、非常に考えさせられる本に出会いました。読書好きな母から「ちょっとこの本読んでみたら。びっくりするよ。一気に読んでしまった。」と言われたのが、作者明智憲三郎氏「本能寺の変、431年目の真実」です。明智という名前と本能寺と言えば織田信長を本能寺で討ったとされる明智光秀を思い浮かべられると思います。まさしくその通りで明智残党狩りを逃れた光秀の子おづる丸の子孫で大学を卒業後、大手電機メーカーで働き、今でも情報システム分野で活躍しつつ、日本歴史学会の会員でもあります。この作者は情報収集に秀でておられ、文献を隅から隅まで調べた結果の内容となっています。
 元々、織田信長の遺骨は見つからず、秀吉の中国地方からの大返しにも疑問を持っていた私はこの本の内容に引き込まれました。内容の本筋は、織田信長が徳川家康を京都で暗殺しようと工作しているのを光秀が家康に暴露、家康と光秀に同盟関係が構築されたということと、後の歴史は秀吉が自分を有利に正しく見せるために作られたというのです。ミステリー小説を読むような面白さがありました。確かに明智の関係者を家康はその後手厚い保護を受けさせているという事実はこれは本当かなと思わせるものがあります。今軍師官兵衛を見ている人には「ええっ」と思われる方も多いと思いますがあのドラマがどこまで真実かというと疑問な点も多くあります。
 今回学んだことは、このことはこうですと知らされても違う角度から検証することも大事やなあということです。子どもたちが見せている状態や事実も違う角度から掘り下げて見る必要があるのではないかということです。「物事の本質は多角的に見て」を大事にしたいです。

------------------------
 『本能寺の変 431年目の真実』(文芸社文庫)
  発売9ヶ月で26万部突破!!

 
【文庫】 本能寺の変 431年目の真実
明智 憲三郎
文芸社

 >>> 「本能寺の変 431年目の真実」読者書評
 >>> 「本能寺の変の真実」決定版出版のお知らせ
 >>> 『本能寺の変 431年目の真実』プロローグ
 >>> 『本能寺の変 431年目の真実』目次
 >>> もはや本能寺の変に謎は存在しない!
 >>> 本能寺の変当日に発生した謎が解けるか
 >>> 愛宕百韻:桑田忠親・金子拓両博士の怪

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中学生にお勧めの「本能寺の... | トップ | 織田信長上洛計画の書状発見... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

427年目からの挑戦」カテゴリの最新記事