
紀伊國屋書店の【プロの読み手による書評空間】に加藤弘一評『光秀の定理』垣根涼介著の書評が掲載されました。
書評の初めの一言は「さわやかな読後感に驚いた」。実に的確な表現です。
中段に重要な一言。「戦国史に詳しい人なら光秀が細川藤孝の家来だったという点にひっかかるかもしれない」。
光秀が朝倉義景に仕えていたという『明智軍記』に書かれた話が高柳光寿『明智光秀』で定説化されたという記述のあとに、次のように書かれています。
「いったんは葬られた光秀が藤孝の家来だったとする説は明智憲三郎氏の『本能寺の変 四二七年目の真実』で脚光を浴びるようになった。同書は最近増補改訂された文庫版が出たが、本能寺の変の謎解きの部分はともかくとして、光秀の前半生を考証した部分は暗黙のうちに軍記物に拠った通説を信憑性の高い史料によって批判的に検討しており、十分議論に値すると思う。
本作は光秀の経歴に関しては明智憲三郎説を採用している」
拙著の「本能寺の変の謎解きの部分はともかくとして」という記述は正に「ともかくとして」、光秀の前半生の考証については「十分に議論に値する」とご評価いただきました。「プロの読み手」からこのように評価をいただいたのは、明らかに一歩前進です。
文中の「最近増補改訂された文庫版」は文芸社文庫『本能寺の変 431年目の真実』です。「ともかくとして」の部分も含めて是非お読みいただきご評価願いたいと思います。お読みいただかないで結論だけを聞かれた方は必ず「あり得ない!奇説!妄想!」とおっしゃいますので、「又聞き」で結論だけ知ろうとするのはおやめください。
>>> 『本能寺の変 431年目の真実』売れ行き好調
>>> 「本能寺の変 431年目の真実」読者書評
>>> 「本能寺の変の真実」決定版出版のお知らせ
>>> 『本能寺の変 431年目の真実』プロローグ
>>> 『本能寺の変 431年目の真実』目次
>>> もはや本能寺の変に謎は存在しない!
>>> 画期的歴史小説・垣根涼介『光秀の定理』
書評の初めの一言は「さわやかな読後感に驚いた」。実に的確な表現です。
中段に重要な一言。「戦国史に詳しい人なら光秀が細川藤孝の家来だったという点にひっかかるかもしれない」。
光秀が朝倉義景に仕えていたという『明智軍記』に書かれた話が高柳光寿『明智光秀』で定説化されたという記述のあとに、次のように書かれています。
「いったんは葬られた光秀が藤孝の家来だったとする説は明智憲三郎氏の『本能寺の変 四二七年目の真実』で脚光を浴びるようになった。同書は最近増補改訂された文庫版が出たが、本能寺の変の謎解きの部分はともかくとして、光秀の前半生を考証した部分は暗黙のうちに軍記物に拠った通説を信憑性の高い史料によって批判的に検討しており、十分議論に値すると思う。
本作は光秀の経歴に関しては明智憲三郎説を採用している」
拙著の「本能寺の変の謎解きの部分はともかくとして」という記述は正に「ともかくとして」、光秀の前半生の考証については「十分に議論に値する」とご評価いただきました。「プロの読み手」からこのように評価をいただいたのは、明らかに一歩前進です。
文中の「最近増補改訂された文庫版」は文芸社文庫『本能寺の変 431年目の真実』です。「ともかくとして」の部分も含めて是非お読みいただきご評価願いたいと思います。お読みいただかないで結論だけを聞かれた方は必ず「あり得ない!奇説!妄想!」とおっしゃいますので、「又聞き」で結論だけ知ろうとするのはおやめください。
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