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「バラのピアニスト」水藤 晶のブログです!

ロワール旅行その2

2006-05-04 06:44:56 | 旅行
そんな訳で1日目の夕方にトゥールへ到着。この時期9時くらいまで明るいのは良いんですが、しかしほとんどの店は7時で閉まってしまうので、結構暇を持て余すんですよね(^^; でも観光案内所はまだ開いていたので、とりあえず2日目のミニバスツアーの予約をして、後は大聖堂なんかを見に行ってみたり。遅くまで開いてる教会系はこんな時にとても便利(笑)
さて、2日目の午前中はまずロシュ城へ。ロワールの古城の中には、公共交通機関を使って自力で行けるものと、そうでないのとありますが、ここはとても行きやすいです。バスか電車の本数もまあまああるし、駅に下りればすぐに城っぽいものが見えるので。ただ、この城はルネサンス様式のものと違って、本当に城砦っぽいタイプのものだし、中の家具類とかもほとんど残ってないので華やかさとかには欠けるので、それでマイナーなんでしょう。私が行った時もぱらぱらとしか・・・;フランス初の公的愛人、アニエス・ソレルの墓がある所でもあり、ちょうど特別展の最中でした。そしてお昼はトゥールに戻り、午後からはシャンボール、シュヴェルニーの2つのお城へ。
噂には聞いてたけど、人が多かった・・・;この時期でこうなら夏とかはどうなるんだろうと思ってしまいましたが、城はやはり見事でした。



大きいです。ヴェルサイユには負けますが(当然だ)広大な庭の外側を囲む外壁の長さはおよそ32Km。パリ市の外周とほぼ一緒なんだとか。まあ狩りの際とかに使ったお城ですからね・・・。ダヴィンチが考案したのでは?と言われる有名な螺旋階段が中央部分にあります。2重螺旋になっているのですが、柱の間の隙間が狭いので、反対側を通っている人の姿はほとんど見えない、という代物。検証したがる人々で大賑わい(笑)やはりこの時代の城は華やかで綺麗ですね。そしてここを1時間半ほど見学した後は、シュヴェルニー城へ。



大きさや外観はシャンボールに比べてやや地味ですが、中の保存状態は素晴らしい!フランスのお城は、フランス革命の際に家具や彫刻などが盗難・破壊にあっていたり、またそこに住んでいた貴族たちが死んだ後管理する人がいなくて荒れてしまっているものもかなりあります。が、ここの場合家系の人々がずっと生き残って実際に住んでいたため、家具や内装もとても綺麗に保存・復元されています。帰りがけにお城のすぐ近くにある教会の前を通ったら、結婚式をやっていました。確かに良いシーズンですね。3日間とも、おおむね晴れて良い気候だったのは実に好運でした。これでまた対観光晴れ率の記録更新(笑)
コメント
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