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「バラのピアニスト」水藤 晶のブログです!

説明もどき

2007-12-29 11:06:54 | ノンジャンル
ブッシュドノエルについてのコメントをしようとしたのですが、どうも長くなりそう(字数制限に引っかかりそう;)だったので、こちらで。

リヨンの語学学校の先生(フランス人)曰く。
本来、buche(=薪)de Noel(=クリスマスの)の名の通り、薪を真似た形のクリスマスケーキ。(この説明は、お菓子の本とかにもよく載ってると思います)
更に、フランス人だとla Buche と定冠詞+大文字にすれば、すぐコレの事だと分かるので、de Noel は省かれる事も多い(確かにそういう人は複数名いた)・・・と言っていた、の、ですが。

当の本人が1週間後のパーティーに「La Bucheだ」と持ってきたのは、平たい耐熱容器に入ったどーみても平たいティラミス的な物体だった・・・;しかし我々も食い気が先行していた為、誰も深くは突っ込まなかった・・・;(←思うにこれが間違いの元)
更に家主の娘さんが作ってきてくれた「La Buche」もやっぱり平型だった・・・Buche(薪)じゃないじゃん!みたいな。

推測としては、巻くのが面倒なのに加えて、パーティーの時は量が勝負!みたいな所があり、更に車で移動した際にはどうしても崩れてしまう、という訳で、もう巻かなくても良いやーって事になったのではないかと私は思ってます。クリスマスケーキは皆La Buche と呼んでしまえ!と。ほら、フランス人だし(笑)
噂では、アーモンドプードルを使ってなきゃダメ、なんて人もいましたが、真偽の程は謎です。

ちなみに。
南仏では、クリスマスのごちそうの最後には、ブッシュよりも、13種類のドライフルーツを食べるのが習慣だそう。「最後の晩餐」にちなんでるんですね。
リヨン辺りは境界線なので、いい加減な人が多いです(^^; 勿論お店にはちゃんと売ってますが、一般家庭での普及率までは不明。

例えばリヨンよりちょっと南に行った方に実家がある人は、「25日の朝はミサに行き、その後はずーーーーーっと飲み食い歌い~の耐久パーティー;ラストにはちゃんと13種類のドライフルーツが出る」と言ってました。
が、元のステイファミリーは、だんなさんは生粋のリヨン人でしたが、奥さんが違ったせいなのか、「数種類」のドライフルーツ、でもブッシュもあれば食べるよん♪という微妙~な路線でしたから・・・
・・・いい加減なんでしょう、きっと(^^;

さー、人の事はさておき、忘年会と大掃除と買出しとおせち作りと・・・・ぱたり↓
コメント (4)
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