先日台風が来るということで、前日から雨だった。外作業もできないので、録画しておいたシャーロック・ホームズを見た。シャーロック・ホームズは小学校時代からの愛読書の一つだ。
ビデオを見ているうちに、前にも見たような気がして来た。ストーリーも忘れている。とぎれとぎれのシーンが思い出と一致する。暫くしてから「そうだ劇場で見たんだ」と、妻と私で顔を見合わせた。思い出でに残るラストシーンは、画面の動きも含めてビデオのそれと同じだった。
吹き替え版であったので、英語では何というのか分からなかった。しかし、英米共同作品であるこの映画の中には、歴史としてのキリスト教文化が色濃く流れていた。修道会のこと儀式などストーリーにも反映されているし、「修道会」、「テンプル修道会」など翻訳されたセリフにも表われていた。
私は無宗教で、クリスチャンではない。しかし、大学がミッション系であったので少しはキリスト教には関心がある。先生方はもちろん、級友もクリスチャンが多かった。外国人の教師も多く、中には戒律に厳しいイタリア人の教授がいた。教室はあたかも私自身がイギリスのベーカー街の古めかしい教会にいるようだった。そこで講義や説教を聞いているようなきがした。こんな授業風景をを密かに楽しんでいたのが懐かしい。
もう少し前にキリスト教に出会っていたら、クリスチャンになっていたかも知れない。30歳代中ごろ職場で、ある人から、クリスチャンですかと言われたことがある。私自身ではどこがそうなのかは、未だに分からない。しかし、キリスト教やその歴史、文化には未だに興味がある。
(
今回の映画は、ダビンチコードの内容を想起した。実際の修道会とは異なり、ミステリアスな修道会として描いているが、シャーロック・ホームズより、宗教色が濃い。
孫たちが大好きなスヌーピーのぬいぐるみ。
映画ではないが、スヌーピーやチャーリー・ブラウンが登場する「ピーナッツ」というマンガにも聖書のメッセージが込められている。聖書のたとえ話や、罪と罰、不安と恐れ、愛と信仰といったものが表現されている。マンガだが、信仰・思想が流れていて、聖書入門として親しまれているという。
このように映画に限らず欧米の文学、演劇、芸術などや日常生活にキリスト教の影響がある。英語の日常会話にも聖書の言葉が使われているという。例をあげると「愛(love)」「祈り(pray)」「祝福(blessing)」はもとより「感謝(I thank God for)」「驚き(My God!)」「励まし(Have faith)」「願い(wish to God)」などだ。
次回、欧米映画を見るときには、視線は字幕から離さず、一方では耳をそばだて、キリスト教文化に関する単語を拾ってみたい。従って画面はあまり見ることができないかもしれない。
宗教家になる必要はないが、ある程度旧約聖書や新約聖書の歴史文化的な面を理解して、欧米の映画や物語を読んだ方がよさそうだ。
ビデオを見ているうちに、前にも見たような気がして来た。ストーリーも忘れている。とぎれとぎれのシーンが思い出と一致する。暫くしてから「そうだ劇場で見たんだ」と、妻と私で顔を見合わせた。思い出でに残るラストシーンは、画面の動きも含めてビデオのそれと同じだった。
吹き替え版であったので、英語では何というのか分からなかった。しかし、英米共同作品であるこの映画の中には、歴史としてのキリスト教文化が色濃く流れていた。修道会のこと儀式などストーリーにも反映されているし、「修道会」、「テンプル修道会」など翻訳されたセリフにも表われていた。
私は無宗教で、クリスチャンではない。しかし、大学がミッション系であったので少しはキリスト教には関心がある。先生方はもちろん、級友もクリスチャンが多かった。外国人の教師も多く、中には戒律に厳しいイタリア人の教授がいた。教室はあたかも私自身がイギリスのベーカー街の古めかしい教会にいるようだった。そこで講義や説教を聞いているようなきがした。こんな授業風景をを密かに楽しんでいたのが懐かしい。
もう少し前にキリスト教に出会っていたら、クリスチャンになっていたかも知れない。30歳代中ごろ職場で、ある人から、クリスチャンですかと言われたことがある。私自身ではどこがそうなのかは、未だに分からない。しかし、キリスト教やその歴史、文化には未だに興味がある。
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今回の映画は、ダビンチコードの内容を想起した。実際の修道会とは異なり、ミステリアスな修道会として描いているが、シャーロック・ホームズより、宗教色が濃い。
孫たちが大好きなスヌーピーのぬいぐるみ。
映画ではないが、スヌーピーやチャーリー・ブラウンが登場する「ピーナッツ」というマンガにも聖書のメッセージが込められている。聖書のたとえ話や、罪と罰、不安と恐れ、愛と信仰といったものが表現されている。マンガだが、信仰・思想が流れていて、聖書入門として親しまれているという。
このように映画に限らず欧米の文学、演劇、芸術などや日常生活にキリスト教の影響がある。英語の日常会話にも聖書の言葉が使われているという。例をあげると「愛(love)」「祈り(pray)」「祝福(blessing)」はもとより「感謝(I thank God for)」「驚き(My God!)」「励まし(Have faith)」「願い(wish to God)」などだ。
次回、欧米映画を見るときには、視線は字幕から離さず、一方では耳をそばだて、キリスト教文化に関する単語を拾ってみたい。従って画面はあまり見ることができないかもしれない。
宗教家になる必要はないが、ある程度旧約聖書や新約聖書の歴史文化的な面を理解して、欧米の映画や物語を読んだ方がよさそうだ。