セザンヌホテルのロビーはとっても独創的。
それもそのはず、Ex-en Provence初めての
デザインホテル(ブティックホテル)なんですぅ~!
エクスに滞在するのはこれで2回目。
一度目はアクアベラというホテルだった。
プールがあってスパ施設も充実しているホテル。
こう書くと超豪華な感じがするけど、
そんなに豪華なつくりじゃなく、
人によっては安普請と思うやもしれない感もあり、
わたしとしてはそれがかえって和めてよかったんである。
もちろん、今回もまた泊まってみたい、と
思ったんだけど、
調べてみると屋外プールは5月頃からのオープンだし、
スパの施設がリノベーション中だということだったので、
新しいホテルにチャレンジすることにしたのだ。
エクスは別荘地でもあるせいか、
すーごく良さげなホテルに限って、
中心から離れている。
車なしじゃ・・・、と諦めることしきり。
そんな中、なんとか見つけ出したのがセザンヌホテルだったわけ。
ポットが部屋になかったのはいたかったけど、
実に用意周到にヨーロッパしようの電気ポットを持参していたので、
その点は問題なく、
カップラーメンを朝食代わりにほくほく食べた。
あ、カップラーメンは日本から結構大量に持っていったんだよね。
余談だが、お寝坊さんの娘も
カップラーメンの匂いで起きてくれるし、
節約はできるし・・・・。
本当に電気ポットがあると
そしてカップラーメンを持っていくと便利なのだ。
だからホテルでもポットのあるホテルを選ぶのが
基本、便利かと思う。
ロビーの脇には無料で自由に使えるコンピュータ設置の
ビジネスセンターがあり、
娘はいつもそこに行っては友達にメールを送っていた。
ただ日本語が使えなかったので、
ローマ字表記でがんばっていたが!
セザンヌホテルでの実に嬉しいサービスとして
毎日補充される無料のソフトドリンク!
そしてフロントに置かれている
キャラメルバー!を挙げることができる。
14歳の娘がどれほど喜んだか。
フロントを通るたびにキャラメルバーを2本取っていくのは
母の分も自分がとってあげている、ということだったらしい。
もちろん、食べるのは全部娘だ。
いちどなんか、ホテルの傍に子供と一緒に座っていた
ホームレスにあげたことがあった。
(エクスではホームレスを見たのはその一度きりだったが)
小銭がなくて何かあげなきゃ、と思ったら
娘が2本キャラメルを握っていたので、
一本とりあげた、というわけだ。
それでもそのホームレスが父親らしく
自分の子供に嬉しそうにキャラメルバーをあげていた。
お金をあげるよりよかったんじゃないか、と
今でも思っている。
えーえー、セザンヌホテルのおかげです。
サラダ、美味しかったんだよね!
びっくり~!
場所はホテル・アクアベラのローマ遺跡側の通り沿い、
ホテルからは通りを渡って反対側にありますよ。
old school
53 Bis Boulevard Aristide Briand - 13100 Aix En Provence -
Tél 04 42 63 28 57
びっくり~!
場所はホテル・アクアベラのローマ遺跡側の通り沿い、
ホテルからは通りを渡って反対側にありますよ。
old school
53 Bis Boulevard Aristide Briand - 13100 Aix En Provence -
Tél 04 42 63 28 57
子供と一緒でも自分一人でも
海外を旅して一番困るのは尿意である。
これはある程度予想できることゆえ、
うっかりといえば、うっかりだけど。
娘の場合、尿意を超えた便意だったのである。
これは本当にやっかい。
「え、ちょっとちょっと」と我慢させつつ、
トイレを探すんだけど、そういう時に限って
そうそう近くに都合よく見つからない。
この時は通りを渡って向こう側にカフェがあり、
どことなくトイレも清潔そうに思えたので、
駆け込んだお店がこの写真の「old school」だ。
私たち母娘は「サラダダイエット」を心がけていたので、
当然サラダを食べたのだが、
これがトイレ要員のレストランだったにしては
かなりのグレイドだった。
美味しかったし、ボリュームもあったし、
英語のできない店員さんがすーごく感じよかった。
店内も改めてみたらすごく可愛い。
本当に、みっけもの。
ガイドブックを読んで、お目当てのレストランに
行くのもいいけれど、
こうやって偶然にも便意や尿意に導かれる出会いもアリ、
なんだよね。
場所はアクアベラ・ホテルがある
大通り沿い、ホテルの反対側、通りをはさんで向こう側に
ありました。とこれまた大雑把な覚え方でありんす。
海外を旅して一番困るのは尿意である。
これはある程度予想できることゆえ、
うっかりといえば、うっかりだけど。
娘の場合、尿意を超えた便意だったのである。
これは本当にやっかい。
「え、ちょっとちょっと」と我慢させつつ、
トイレを探すんだけど、そういう時に限って
そうそう近くに都合よく見つからない。
この時は通りを渡って向こう側にカフェがあり、
どことなくトイレも清潔そうに思えたので、
駆け込んだお店がこの写真の「old school」だ。
私たち母娘は「サラダダイエット」を心がけていたので、
当然サラダを食べたのだが、
これがトイレ要員のレストランだったにしては
かなりのグレイドだった。
美味しかったし、ボリュームもあったし、
英語のできない店員さんがすーごく感じよかった。
店内も改めてみたらすごく可愛い。
本当に、みっけもの。
ガイドブックを読んで、お目当てのレストランに
行くのもいいけれど、
こうやって偶然にも便意や尿意に導かれる出会いもアリ、
なんだよね。
場所はアクアベラ・ホテルがある
大通り沿い、ホテルの反対側、通りをはさんで向こう側に
ありました。とこれまた大雑把な覚え方でありんす。
このとおり、テーブル狭しと料理が並びました。
付け合わせやパン
のこと知っていたら、一皿でも十分でした。
その一皿がカルパッチョでもオーケーなんて
ありえないほどの太っ腹です。
カルパッチョは前菜なわけでしょ。
メインだよ~という立派な立派な量でしたよ。
付け合わせやパン
のこと知っていたら、一皿でも十分でした。
その一皿がカルパッチョでもオーケーなんて
ありえないほどの太っ腹です。
カルパッチョは前菜なわけでしょ。
メインだよ~という立派な立派な量でしたよ。
マルセイユは今回で2回目だ。
前回は同行した友人がどうしても
「父のために、ユニテ・ダビタシオンの写真を
取って帰りたい」主張したために、
そのユニテ・ダビタシオンを見に行くために
マルセイユまで足を運んだ。
大手建設会社で建築家だった友人の父は
ユニテ・ダビタシオンを設計した
ル・コルビジエを
いたくいたく敬愛していて、
そのコルビジェの代表的作品をどうしても写真に
取って帰りたい、父に見せてあげたい、という気持ちだけで、
のマルセイユに行きたいんだぁ・・・・。
なんて親思いのいい娘なんでしょ、と半分感心しつつも
呆れながら説得された形でつきあったのが
マルセイユだった。
ユニテ・ダビタシオンはちょっと、観光地からは離れているので、
中央駅からタクシーを拾って、
そのタクシーを待たせて写真だけとって
次の観光地で一同がタクシーを降り立つ、という
強行軍だった。
ユニテ・ダビタシオンはオシャレすぎる団地、
いや、集合住宅なんである。
集合住宅なんて概念は一挙に打ち砕かれ・・・・。
カルヂャーショックとして今も鮮烈な印象が残っている。
外からカメラのレンズ越しに眺めただけでも、
十分すぎるほど、インパクトがあった。
見に行くことにこだわってくれた友人に
心底感謝した。見ておくべき建築物だと思う。
屋上には庭園、共有施設として保育園やプールなどがあるそう。
現在、一部をホテルルームとして営業されているようなので、
一度泊まってみるのも良いかもしれない。
さらに、マルセイユといえば、リュック・ベッソン
の映画「タクシー」の舞台として有名だ。
今回知り合ったガイドさんがマルセイユ生まれだったので、
映画「タクシー」の話で意気投合できた。
無駄なことは何もないよね、人生。
さて、マルセイユも案外単純な町で、
中央駅に降り立ったら地下鉄に乗り換え、
旧港を目指せば何とかなる。
2区間しかないし、歩いてだってそんなに大変じゃない。
ホテルのフロントのお兄さんもマルセイユに暮らしているので、
「今日マルセイユに行くの」と言ったら、
嬉しそうに「旧港にいったら、プチ・トレインに
乗るといいよ」と教えてくれた。
フランスの観光地で
プチ・トレイン三昧してきた私としては別に
ありがたい、というほどの情報ではなかったが、
「メルシィ・ボクぅ」と笑顔で返した。
エクスからはバスで30分揺られて、
マルセイユに着いた。
途中、そこそこきれいな景色を眺めつつ、
雑然とした風景にたどり着くとそこがマルセイユだ。
バスは中央駅St. Charles Gara SNCFの裏手につくので、
地下鉄の乗り換えも
難なくできた。
さて、旧港に面してカフェがあり、
いかにも一番目立つ、オシャレでセレブな雰囲気が漂う
そのカフェにふらふらと娘と入った。
「LA BRASSERIE」という名で、めちゃ目立つので
だれでも見つけられる、そんな感じ。
観光の中心という立地で美味しい食事に出会えるとは
予想だにしていなかった。観光客目当ての
お店に期待できるわけがない、それが私の通念だった。
ところが、そこは実に美味しくてみっけものだったのだ。
この春の旅行で一番のおすすめのレストランかもしれない。
美味しいだけでなく、その量がドヒャーと多い。
びっくりしたし、幸せだった~!
娘も私も前菜というべき「牛肉のカルパッチョ」で
お腹がはちきれんばかりになる、という体験ができるとは
思わなくて、他にもう一皿頼んでしまっていたので、
実は付け合わせの野菜やポテトフライなんかは
食べきれずに残してしまった!
カルパッチョ一皿で十分二人のお腹は満たされたはずだ。
娘の反応・・・?
そりゃ~、感激いっぱい。
牛のカルパッチョが大好きな上、それがお皿2段で出てきたんだもの。
La Brasserie Om Cafe
25 Quai des Belges 13001 Marseille, France
+33 4 91 33 80 33
前回は同行した友人がどうしても
「父のために、ユニテ・ダビタシオンの写真を
取って帰りたい」主張したために、
そのユニテ・ダビタシオンを見に行くために
マルセイユまで足を運んだ。
大手建設会社で建築家だった友人の父は
ユニテ・ダビタシオンを設計した
ル・コルビジエを
いたくいたく敬愛していて、
そのコルビジェの代表的作品をどうしても写真に
取って帰りたい、父に見せてあげたい、という気持ちだけで、
のマルセイユに行きたいんだぁ・・・・。
なんて親思いのいい娘なんでしょ、と半分感心しつつも
呆れながら説得された形でつきあったのが
マルセイユだった。
ユニテ・ダビタシオンはちょっと、観光地からは離れているので、
中央駅からタクシーを拾って、
そのタクシーを待たせて写真だけとって
次の観光地で一同がタクシーを降り立つ、という
強行軍だった。
ユニテ・ダビタシオンはオシャレすぎる団地、
いや、集合住宅なんである。
集合住宅なんて概念は一挙に打ち砕かれ・・・・。
カルヂャーショックとして今も鮮烈な印象が残っている。
外からカメラのレンズ越しに眺めただけでも、
十分すぎるほど、インパクトがあった。
見に行くことにこだわってくれた友人に
心底感謝した。見ておくべき建築物だと思う。
屋上には庭園、共有施設として保育園やプールなどがあるそう。
現在、一部をホテルルームとして営業されているようなので、
一度泊まってみるのも良いかもしれない。
さらに、マルセイユといえば、リュック・ベッソン
の映画「タクシー」の舞台として有名だ。
今回知り合ったガイドさんがマルセイユ生まれだったので、
映画「タクシー」の話で意気投合できた。
無駄なことは何もないよね、人生。
さて、マルセイユも案外単純な町で、
中央駅に降り立ったら地下鉄に乗り換え、
旧港を目指せば何とかなる。
2区間しかないし、歩いてだってそんなに大変じゃない。
ホテルのフロントのお兄さんもマルセイユに暮らしているので、
「今日マルセイユに行くの」と言ったら、
嬉しそうに「旧港にいったら、プチ・トレインに
乗るといいよ」と教えてくれた。
フランスの観光地で
プチ・トレイン三昧してきた私としては別に
ありがたい、というほどの情報ではなかったが、
「メルシィ・ボクぅ」と笑顔で返した。
エクスからはバスで30分揺られて、
マルセイユに着いた。
途中、そこそこきれいな景色を眺めつつ、
雑然とした風景にたどり着くとそこがマルセイユだ。
バスは中央駅St. Charles Gara SNCFの裏手につくので、
地下鉄の乗り換えも
難なくできた。
さて、旧港に面してカフェがあり、
いかにも一番目立つ、オシャレでセレブな雰囲気が漂う
そのカフェにふらふらと娘と入った。
「LA BRASSERIE」という名で、めちゃ目立つので
だれでも見つけられる、そんな感じ。
観光の中心という立地で美味しい食事に出会えるとは
予想だにしていなかった。観光客目当ての
お店に期待できるわけがない、それが私の通念だった。
ところが、そこは実に美味しくてみっけものだったのだ。
この春の旅行で一番のおすすめのレストランかもしれない。
美味しいだけでなく、その量がドヒャーと多い。
びっくりしたし、幸せだった~!
娘も私も前菜というべき「牛肉のカルパッチョ」で
お腹がはちきれんばかりになる、という体験ができるとは
思わなくて、他にもう一皿頼んでしまっていたので、
実は付け合わせの野菜やポテトフライなんかは
食べきれずに残してしまった!
カルパッチョ一皿で十分二人のお腹は満たされたはずだ。
娘の反応・・・?
そりゃ~、感激いっぱい。
牛のカルパッチョが大好きな上、それがお皿2段で出てきたんだもの。
La Brasserie Om Cafe
25 Quai des Belges 13001 Marseille, France
+33 4 91 33 80 33
もう言葉はいらない。
もう、見ればわかよ~!
この虫なんだろう?
だいたいこの虫が、何匹もエクスの公園で、
はかなくも人間様の靴底に
踏まれてひからびていたのだ。
無事人災から逃れたこのたくましい生き様を見よ。
発見者は14歳の我が娘!
でかした、でかした。
そしてまだ幼い心で自然を楽しめるんだね、娘よ。
と何だかほっとした母であった。
おそまつでっした! おっしまい。
もう、見ればわかよ~!
この虫なんだろう?
だいたいこの虫が、何匹もエクスの公園で、
はかなくも人間様の靴底に
踏まれてひからびていたのだ。
無事人災から逃れたこのたくましい生き様を見よ。
発見者は14歳の我が娘!
でかした、でかした。
そしてまだ幼い心で自然を楽しめるんだね、娘よ。
と何だかほっとした母であった。
おそまつでっした! おっしまい。