再開発、というと六本木ヒルズとか
ミッドタウンとか我が東京でのそれは
デベロッパー的な分厚い札束の臭いがぷんぷんする。
空間をいかに効率よくお金儲けに還元できるか、と
そろばんをはじく姿を連想させる。
お金にならない、緑が青々したような空間は猫の額程度に
とりあえず、つけておく、という感じ。
都民が憩えるような空間というよりは、
都民(あるいは観光客)がお金を落とす場所、という感じなのも、
常々不満でしょうがない
。
さて、パリではどうだろう。
パリ東部地区の再開発は何とも魅力的な公園を有している。
ベルシー公園(なんと広さは13ヘクタール)だ。
そこは昔ワイン倉庫だったので、その間を走っていた
トロッコの線路もところどころに残されている。
さらにワイン蔵の思い出を永遠にとどめて置くためか、
ぶどう畑まで作ってしまった。
公園内には遊具ももちろんあって、
自分より小さい子供たちに混じって娘も無邪気に遊んでいた。
ひとしきり体を動かして、飽きると
広い公園を探索して回った。
花壇の中央の家に私と娘はふらふらと入っていった。
そこは、ワイン倉庫時代の19世紀の建物で、なんとも
雰囲気があったからだ。
水路と池を中心にした![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_happy_s.gif)
”ロマンチック庭園”もある。
池はとっても印象的で、うろ覚えだが、
6歳の娘は飛び石だったか
橋だったかを楽しそうに渡っていった。
さて、その池に隣接するようにショッピングセンターが
続いていて、レストランやら雑貨店やらと充実している。
といってもハワイで例えるなら、
アラモアナショッピングセンターのように
近代的でばかでかい感じではなく、
どっちかというとワードセンターのように
こじんまりと和めるかんじのところだ。
最も感動したのは店が並ぶ通りに(屋根はついてなかった?)
小さいお砂場が設置してあって
、
そのお砂場の横にベンチがあったことだ。
娘がそこで遊んだことはいうまでもない。
このベルシー地区とセーヌ川をはさんだ対岸の
トルビアック地区との間に最近、橋がかけられた。
シモーヌ・ボーヴォワールの名前が付けられていたと思う。
橋だけではなく
、
夏になると川に浮かぶプールまで出現するという。
あー、なんて子連れに優しいパリの再開発のあり方でしょう。
物欲だけを刺激する東京の再開発とは違う。
開発するということは未来を見据えることなんだと、
パリの町は語っている。子供をないがしろにしてはいけない、と。
ミッドタウンとか我が東京でのそれは
デベロッパー的な分厚い札束の臭いがぷんぷんする。
空間をいかに効率よくお金儲けに還元できるか、と
そろばんをはじく姿を連想させる。
お金にならない、緑が青々したような空間は猫の額程度に
とりあえず、つけておく、という感じ。
都民が憩えるような空間というよりは、
都民(あるいは観光客)がお金を落とす場所、という感じなのも、
常々不満でしょうがない
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_lose.gif)
さて、パリではどうだろう。
パリ東部地区の再開発は何とも魅力的な公園を有している。
ベルシー公園(なんと広さは13ヘクタール)だ。
そこは昔ワイン倉庫だったので、その間を走っていた
トロッコの線路もところどころに残されている。
さらにワイン蔵の思い出を永遠にとどめて置くためか、
ぶどう畑まで作ってしまった。
公園内には遊具ももちろんあって、
自分より小さい子供たちに混じって娘も無邪気に遊んでいた。
ひとしきり体を動かして、飽きると
広い公園を探索して回った。
花壇の中央の家に私と娘はふらふらと入っていった。
そこは、ワイン倉庫時代の19世紀の建物で、なんとも
雰囲気があったからだ。
水路と池を中心にした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_happy_s.gif)
”ロマンチック庭園”もある。
池はとっても印象的で、うろ覚えだが、
6歳の娘は飛び石だったか
橋だったかを楽しそうに渡っていった。
さて、その池に隣接するようにショッピングセンターが
続いていて、レストランやら雑貨店やらと充実している。
といってもハワイで例えるなら、
アラモアナショッピングセンターのように
近代的でばかでかい感じではなく、
どっちかというとワードセンターのように
こじんまりと和めるかんじのところだ。
最も感動したのは店が並ぶ通りに(屋根はついてなかった?)
小さいお砂場が設置してあって
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/b_body_jump.gif)
そのお砂場の横にベンチがあったことだ。
娘がそこで遊んだことはいうまでもない。
このベルシー地区とセーヌ川をはさんだ対岸の
トルビアック地区との間に最近、橋がかけられた。
シモーヌ・ボーヴォワールの名前が付けられていたと思う。
橋だけではなく
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s2_sum_beach.gif)
夏になると川に浮かぶプールまで出現するという。
あー、なんて子連れに優しいパリの再開発のあり方でしょう。
物欲だけを刺激する東京の再開発とは違う。
開発するということは未来を見据えることなんだと、
パリの町は語っている。子供をないがしろにしてはいけない、と。