日常にバカンスを!

お台場に住むakkiitaner(アッキーターナー)のまったりな日常とぼやきっぷり、っぷり。

神の癒し

2007年11月30日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強
今日は奇跡について。

キリスト教には奇跡がつきものだ。
聖書にはイエス・キリストが行った数々の奇跡
が紹介されている。

イエス・キリストは海の上を歩いたし、
嵐をも沈めたことがあった。
何よりの奇跡は、死んで3日後によみがえり、
40日の間、弟子だちと飲み食いを共にしたことだろう。
幽霊などではない、生身の復活だ。

そして、イエス・キリストが数々の病人を救ったこと
は私たち日本人にはなじみのない話かもしれない。
聖書にはイエス・キリストが死人をも蘇らせた話が
出てくるのはご存じだろうか?

そして、その復活したイエスは弟子たちに
「全世界に出て行き、すべての造られた者に、
福音を宣べ伝えなさい。
信じてバプテスマを受ける者は、救われます。
しかし、信じない者は罪に定められます。
信じる人々には次のようなしるしが伴います。
すなわち、わたしの名によって悪霊を追い出し、
新しいことばを語り、
蛇をもつかみ、たとい毒を飲んでも、決して害を受けず、
また、病人に手を置けば病人はいやされます。」
(マルコの福音書16章15~18節)
と告げたのだ。

さて、このイエスの約束通り、弟子たちは
数々の奇跡を起こしていったのだが、
この21世紀にも奇跡を起こす、キリスト信者がいる。

その人の名はレイモンド・ムーイ。
マレーシア人でなんと親に捨てられた孤児だったという。
キリスト教は白人、西洋のものだと思いこんでいる
私たち日本人にとっては東南アジア人特有の
茶色の肌をした牧師はイメージしずらい。
でも、そもそもイエスはユダヤ人であり
中東・イスラエルの人だったのだからして、
私たちの認識=キリスト教は西洋というのは
本質をたどれば正しくない。

とっまあ、とにっかく、
そのムーイ師がイエスの名のもとに(イエスの約束通り)
会場にいる人々に向かって病を癒すお祈りをすると、
本当に癒しの技が起こったのだ。
そして癒された人が数人、それぞれ本当に嬉しそうに
体の変化、痛かった足の痛みが消えたり、
聞こえなかった耳が聞こえるようになった、と
壇場に上がり証言したのだ。
(ちなみに私のように恥ずかしくて上がらない人もいると
思うので、実際はもっと多いはずだ)

ああ、びっくり!
実は私も前回のセミナーでは
ムーイ師の祈りのおかげで、婦人科系の
不正出血が止まったので、
癒された体験があった・・・。
そんな体験があっても、何だか狐につままれたようで、
はっきりと信じられず、
もう一度、確かめてみたくて今回も参加した。

さて今回は、肩のこりがすっかりとれてしまった。
しかも、今日一日調子が悪くて寝込んでいたのに、
こうしてブログを書くほどに
元気になってしまったのだ。

信じる者は救われる! ということか?

その内、脳科学者あたりが
信じるということが体に及ぼす良い影響を解明して
いくのではないかと、私は密かに期待している。

さて、上の写真は聖パウロが
毒蛇にかまれても、死ななかったという
聖書の記述を絵にしたものだ(マルタ島にて)。

奇跡に関しては、
信じるのは本当に難しい。
だって、信じられないことが起こることを奇跡と
呼ぶのだから。

体験した私ですら、
何だか・・・、唖然とするばかりなのだ。

病気で苦しんでいたり、
唖然とする体験もありかな、と思われたら
下記にご連絡をしてみて!

レイモンド・ムーイ師セミナー実行委員会
03-3561-0174 E-mail:gospel@mission.or.jp

私立小の実態、救いは?

2007年11月28日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強
[マルタで知り合った4歳下のお友達との記念写真。娘は小さい子の世話が好き
しかし、この出会いは神のおぼし召しだった?]

2007年11月26日は敗北の日であった。
いや、勝利かも・・・・、あなたはどう思うだろうか?

インフルエンザの予防接種とは相性が悪い。
そう思いこむには充分なくらい、
過去における悲しい現実があった。

受けたあと、一週間は寝込んでしまうのだ。
ところが、こりない性格なのと楽天的なのとが手伝って、
よせばいいのに今年も予防接種を受けた。

かれこれ10日くらい前に、いやいや今年は大丈夫、と。
ところが、注射した当日、お腹がくだり、トイレにこもった。
しまった、やっぱりダメかあ、と悲しかったが、
寝るしかないのでひたすら寝ていたら、
嬉しいことにたった一日寝込むだけで、元気になった。

ところが、2日前、また体がおかしい。
仕方ない、こんな時は寝るしかないと腹をくくって、
午後3時くらいからベットに入った。

娘が帰ってきたのに、玄関まで行けない。
床から出られない。
大声で「お帰りなさい、ママ、調子悪いから寝てるの」
とかったるそうに、ありったけの力を出して言う。

娘がつかつかと寝室にやってきて、
せきをきったような勢いで
「ママ、係りに選ばれなかった」
という。
「誰が選ばれたの?」
この切り返しはまずかった。
「私以外は全員!」
う、てことは娘だけが落とされたのか!
娘ならずとも母とてショック!
「でも、ほら、係りじゃない方が楽しいじゃない」
というと、そんな慰めは空中分解してはかなく散った。
「ママ、もうこの話は絶対しないで、すごく落ち込んだんだから」
とぴしゃりと言われてしまう。

しばらくして、娘の様子が気になり、
ベットから出てリビングリームにいくと、
翌日の漢字テストの勉強をしているではないか。
なんと痛々しくも、強いのだろう。
悔しくてしかたない、
テストでいい点取って、リベンジ!
そんな殺気すら放つ娘であった。

さて、係りというのは
毎冬行われる「雪の学校」で、
道具を運んだり、雪道の立って皆の
道案内をしたり、と裏方のような係りのことで、
5年生から4人?6年せいから数人と希望舎を募って
決められる。

さて、こんな裏方をやりたいなんて
我が子ながら変わっている、と溜息をつきつつも
どこかで嬉しくもあった。
というのは、人に尽くすことの喜びや
裏方の大変さを知るいい機会だと思うからだ。
実際、寝泊まりするのも掘っ立て小屋で
他の子供たちのようなホテルではないという。

担当の先生に「どうして希望するか」を綴った
作文を提出した。
私はいっさい関与していないので、
娘がどんな作文を出したのかは分からない。
普段の日記の文から推測するに、
かなり、言い切り調で短い、
つまり手抜きのものであることは間違いない。

「そんな係り、希望すればなれるでしょ、
なり手が足りないんじゃない」
と言う私に、
「ううん、今日、締め切りに遅れて、Aちゃんが
申し込んだから、定員より1人多くなって、
先生が選ぶことになったんだ。」
という、実際、その後先生による面接があったという。

さて、私も娘も
「締め切りに遅れて出した子が
落ちるに違いない」と思いこんでいた。

だって、ルール守れなきゃ、
人の世話などできっこないじゃん。

ところが、実に落とされたのは我が子だったのだ。
何故?
親だからして、不服なのはもちろんだが、
私立というところは本当に不可解なことが多いのだ。

わが娘たちの学年は
いったん決まって、公に発表になった
4クラスの担任が、ある日突然、
その中の2クラス間で入れ替わったことがあった。
前代未聞の醜態で、
学校側が何かの圧力を受けて、
担任を変えざるを得なかった、とほとんどの人が推測した。
(ちなみにその2クラスのひとつが我が子のいるクラス)

どのお子さんが実力者とつながっているのかなど
分からないし、(そもそも真相は分からないのだが)
本当に気をつかう。

他にもフィリピンへの旅行など、
希望者を募り、やはり選抜があるのだが、
落とされたお子さんの親御さんは悔し紛れにこういう。
「結局、学校関係者か実力者の子供が選ばれるのよね」
と。

そう言いたくなる、何か、腑に落ちないものが
漂うのが私立なのだ。

さて、学校への失望はとっくの昔に乗り切っている私である。
娘が学校の先生の批判をしたり、宿題をさぼるようだったら
「とっとと学校をやめて
近くの公立に行きましょう」
と言うことにしている。
授業料はぐーんと安くなるし、
変なストレスは受けなくていいし、と
私はいたって本気でそう言っている。

大学までエスカレートに行ける学校なのだが、
ここで辞めたらもったいない、と断じて思わない。
できれば、途中で外に出るくらいの気概がほしい、
とむしろ思う。
ただし、偏差値が案外高い学校なので、それ以上の学校へ
行くのは本当に難しいのであるが。

とにかく、娘がショックで萎えてしまわず、
頭を切り換えて、
漢字テストの勉強を始めたのがわかり、
ほっとしてまた寝室に戻った。

さて、しばらくして娘がまたドタバタと寝室に勢いよく
やってきた。
う、うーん、と薄目を開ける私に早口で
「ママ、ママ、マルタで友達になった女の子から
誕生日プレゼントが届いた、ほら、見て、見て!」
と興奮して言う。

さっきはあんなにしょげていた子が、
いや、だからこそ嬉しいのだろうが・・・。
本当にジェットコースターのような急展開だ。

誕生日プレゼントの差し出し人は
この夏、浜辺で偶然知り合って、
住所を交換しあっていたマルタ人の母・子だった。
なんとタイミングのよい! 奇跡のような贈りものだろうか。

私はこんなささいなことに、
いつも神さまの深い配慮を感じてしまうのだ。
「ショックなことがあっても、負けちゃダメ!
ほら、いいことがすぐ起こるでしょ」
とイエス・キリストがささやいて下さったようで・・・。

いや、そういうことだと信じている。

ところで、選抜にもれたことは本当に悔しかったようだ。
次の日の漢字テストは(百点をめったに取ったことのない娘が)
「百点かも」
とリベンジしたり、と自信ありげに言っている。

さて、百点じゃなくても
いつもより点はいいだろう。
(さて、本当に100点を取った。取れると思って
なくて、ごめんなさい)

塞翁が馬、
とはこのことなり。






パリ、子供の遊び場

2007年11月26日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強
上の写真がどこの町なのか分かったらかなりのヨーロッパ通です!

娘が小学校1年の時、夏休みにパリへ連れて行くまで、
パリが子供にとってホントにありがたい町であるなどと
まったく思っていなかった。

本当は家族旅行でイタリアからスイスに入って
山に湖にと風光明媚な場所を
見て回るという壮大な?旅の計画を立ててあったのだ。
ところが、我が家を襲った経済危機によって、
夫はまったく旅どころではなくなり、
せめてどこか安上がりに旅をしてこい、とばかりに
夫につつかれて出て行った先がパリだったのだ。

スイスの旅の計画はすべて私がいろいろ調べて手配し、
徹夜も辞さず、あれこれと考えに考えて日程も作ってあった。
それが台無しになったことを夫は不憫に思ったようだった。

でも、だから、て夫をおいて行かないよね。
わずかに「私、て普通じゃないなあ」と思いながら、
夫の好意に甘えて娘と2人だけの貧乏旅行を決行したのであった。

ちなみにJALのマイレージ航空券はその時、
同じヨーロッパ内なら行き先の変更がタダでできた。
エアはタダ(マイレージの無料航空券)なゆえ、
ホテル代を入れて予算約30万の10泊12日の旅だった。

さあ、タクシーは使えない、
美味しいレストランには入れない、
ないないづくしの旅で分かったこと!

それは、パリではバスに乗って移動するのが楽しい、
ということと、ちょっと歩けば、小さなスクエアがあり、
子供を遊ばさせる場所に事欠かない、といったことだった。

もともとごはんは美味しいバゲットとワインさえあれば
ご機嫌な私だからして、パリほどそれを満足させる場所は
ないのですよ。問題なく、幸せに
私はパンだけで大丈夫!と節約ができた。

ところが、娘は成長ざかり、
栄養を付けなければ、と一日一点豪華主義!と彼女の好きな
ラーメンを食べさせた。(どこが、豪華だ!)

そうです。パリにはラーメン屋さんが選べるほどある。
しかも、うどんにいたっては
「國虎屋」
01 47 03 33 65
39 rue Ste Annem 1er
11:30~22:00 日休み

という本当に美味しいお店があるのだ。
國虎屋の界隈は日本レストランが密集しているし、
割高な日本食ではあるものの、食事に苦労することもない。

さて、最も感銘したのは・・・・、
パリの個人主義な(そう言っていいのかわからないが)
子育て風景にあった。
パリはバカンス時期でパリジャンはあんまり
パリに残っていないとはいえ、
小さなスクエアで子供を連れているお母さんに
結構出くわしたのだ。

日本だったら、
公園ではお母さんたちがグループを形成して
子供を遊ばせながらも雑談などで花を咲かせている。
「公園デビュー」ということばがあるくらいで、
それはまさしく、その雑談の輪に入る日のことをさす。

さて、私はこれをしないで過ごした。
つまり、雑談の輪に入らず、グループを形成することもせず、
わが道を突っ走った。
幼稚園に子供が上がるまで、近所づきあいもせず。
時折、仕事をしたので、
子供を1歳にならない内から人に預けたり、
英会話が付いているような託児所に連れて行ったりしていた。

よって、幼稚園に子供が通うようになって、
他のお母さんたちとのおつきあいというのが
どうしたらうまくいくのか、と憂鬱だった。
いわゆるベタベタとつきあうのが苦手で、
他のお子さんを自宅にお呼びする、
なんてことは気の遠くなるような未知との遭遇だった。

ただ、母親が我が道を通して、
他のお母さんとつきあいをしないでいると、
自分の娘だけが浮いていくのは目に見えていた。
幼い子供は遊んだ数だけ仲良くなっていくし、
お母さんがつるめば子供もつるむわけで、
子供のためにはお母さんたちとおつきあいをうまく
していくことが第一のことに思えた。
今、思えば、そんなこともなく、
我が道を行けば良かったのかもしれない、
ただ、その時はそんな風にしか思えなかった。

人間無理するとストレスが大きい。
そうです。
私はストレスだらけの日本での子育てで息も切れ切れだったのだ。
お受験を終えたばかりで、我が子を有名私立に入れようと
他人を蹴落とさんと意気込む
モーレツママたちから来るマイナスな波動を
めいっぱい受けていて、まだその余波が残っていたし、
娘の入った小学校へのちょっとした失望感もあったりと
さまざまなものを抱えていて、
あまり良い精神状況ではなかったのだ。
(考えてみたら、そんなモーレツママの戦いに見事
勝ち抜いてきた者ばかりが集まっている学校に
娘が入ったのだから、私のストレスは終わるはずがなかった!
ここで、さらに関係ないけど、ひとこと。
私は自分のことを勝者だと思える、モーレツママたちが
ある意味羨ましくもある)

パリでみたお母さんたちはあまりにも日本と違っていた。
つ・る・ま・な・い。
1人で子供を連れ公園に来て、ただ子供を見守っている。
だから、子供たちもつるまず、
娘が同じ場所に入っていこうとしても、
つるんでいないのだから排除もしてこない。

それぞれが好きに、それぞれの仕方で遊んでいける。
心からいいなあ、この感じ、と和むことができた。

そういえばパリで子供を幼稚園に通わせていた友人が
「お誕生日会に呼ぶでしょ、
こっちは用意する段取りがあるから
来られるかどうか早く返事が欲しいのに・・・、
くれなくて! フランス人て前日に”行くわ”なんて
言ってくるのよ。困っちゃうのよね」
などと言っているのを聞いて、
「あらまあ、私もそのフランス人と同じタイプの人間だわ、
私もフランスだったらストレスないわね」
と友人に言ってしまったことがある。
フランス人気質を愚痴っている友人に申し訳なく思いながら。

とにかく、私は個人主義的なパリのお母さんの
あり方に、ひとことで言ってしまえば憧れたのだ。

人はパリジャンを冷たい、と思うのかもしれない。
でも、その個人主義なかんじが私にはかえって心地よかった。
本質は子供に優しいラテン系という、
パリジャンの見逃されがちな一面に
貧乏旅行だからこそ触れることができたのだ。

パリの人は子連れには優しいよ。

私はその発見が嬉しくて、
パリに子供連れで行くのをやめられなくなった。
ただし、既に娘は少女の面影を宿し始めたし、
いわゆる幼い故の可愛さはなくなりつつある。

今回の旅行でも人々は優しくしてくれるだろうか?
それは行って見なければ分からない。
なぜ、そう不安になるかって?
親の私でさえ憎たらしく思うような、
ふてぶてしい態度をとれるほどに
娘が大人?になってきているからだ。

もうこれが最後かも、(といってもいつもそう思ってきたのに
案外、旅行は続いてきた)
と思うからこそ、いつになく
パリを行く前から徹底的に調べています。

11歳の娘が行って(ついでに私も)、
楽しめる場所をもれなく
行ってしまえるように!

さて、どんなところがあるのだろうか?
バレエ観賞以外では何をしてすごそうか?

*
[写真はハイデルベルグ(ドイツ)でした。
お分かりになった方はすごいです。]






パリの思い出ー公園

2007年11月25日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強
冬のパリはとっても寒いんだっけ?

そう、地球温暖化でもやはりパリの冬は寒いわけで、
そんなパリへ子連れで行くにあたって、
ひとつとってもイターイことがある。

公園へ行く楽しみは、はかなく散ってしまう・・・・のだ・・・。

4年前、娘が小学校1年とき、
とーても予算の限られた貧乏旅行をした。
泊まったのはパリ7区にある、歩くと床がきしむような
2つ星のホテルで、「苦労も案外楽しいモノだ」
(そうとでも言わなくっちゃ!・・・・・)
という旅だった。

建て付けが悪いのか、ホテルの部屋のドアが
鍵を使ってもなかなか開かない。
娘がドアを押し、私が鍵を回す、
それでもダメだと今度は私がドアを押し(つまり建て付けが
悪い部分を無理やり合わせる)
娘が鍵を回す。
それでもダメだと、今度は娘がドアを引きながら器用にも
鍵を回して・・・・。押してもダメなら、引いてみな、と
ばかりの機転をきかせてみせる。
それでも開かないのか、とがっがりする娘に代わり、
今度は母がむやみやたらに鍵をガチャガチャさせる、
もうそこには理性はない。

と、まあ、そんな風に苦労して開いたときの
喜びはいいようもなく・・・。
ホントに疲れた。
期せずもこの共同作業を通して、
親子の絆は深まるばかり、だったけれど。

さらに・・・、
その時、まだ6歳だった娘は
毎晩鼻血を出し、3日目くらいにはとうとう熱を出した。
娘が海外旅行で熱を出すのはその時で3回目だった。
ようは私自身はそんな状況に慣れていて、
うろたえはしないものの、多少の不安を胸に
カード会社(アメックス)に連絡をとった。
状況を説明し、病院の情報を聞こうと思ったのだ。

親切にもアメックスの人は
ホテルのフロントに電話をしてくれ、
部屋まで往診してくれるお医者さんの手配を依頼してくれた。

幸いなことに現れたのは、
英語の通じるお医者さまで、
持っていた電子辞書で引きながら、会話をした。
いや、辞書で引いてそれを読んでもらった。
熱があるのに、
「お風呂に入っていいよ」と言われ、仰天!
さすがにそれはできなかったが。

ちなみに保険で治療代が戻ってくるように、
診断書を書いてもらうのは忘れなかった。

ただ、この話には恐い続きがある。
お医者さまが処方箋を書いて下さったので、
それを持って、薬局に行って薬を購入した。

ところが、買ったもののその薬の説明書を読めない。
フランス語だから、想像すらできない。
つまり、どうやって飲むものかがはっきり分からなかった。
目盛りの付いた容器に白い粉が
4分の1くらいのところまで入っていて、
訳が分からない。
分からないなりに、とにかく飲ませなくては、
と白い粉をそのままなめさせた。

ところが、あとで友人に説明書を読んでもらったところ、
水で溶かして飲ませるものだったのだ。
なるほど、それで容器に目盛りがついていたのかあ。
ああ、容器のわりには粉(薬)の量が少ないわけだあ。
と・・・、自分のおっちょこちょいぶりには
心底青ざめた。

まあ、そんな有り様でも、案の状?(子供の風邪の特徴)、
娘はすぐ回復くれた。
ありがとう、胃が丈夫だったんだね。
その時のパリ旅行では引き続き、
ひたすら公園巡りをした。
公園はタダ、だからね。

経験からいって、子供にお勧めなのは
「アンドレ・シトロエン公園」だろう。
気球に乗れるし、噴水では水着持参ならかなり楽しい。

「ベルシー公園」は近くのショッピングセンター(モール?)に
砂場が設置してあって、子連れにはホントウにありがたかった。

「ビュット・ショーモン公園」は私のお気に入りで、
娘もスプリンクラーの下をくぐったり、とはしゃいでいた。

ただ、それらは夏だから楽しいのであって、
どんなにお気に入りでも、
冬は寒すぎてあまり行く気がしない。

今回は唯一、
ホテルの近くにある「モンソー公園」には、
ぜひ、行ってみようかと思う。
初めて行くのでどんな公園かは分からないが、
入り口に「セルニュスキ美術館」と
「ニッシム・ド・カモンド美術館」があるという。
目の保養がてらの散歩にうってつけだ。

さてこれで、パリで足を運んでない公園は
モンスリ公園だけとなる。
公園のことなら私にきいて!状態だ。
ああ、貧乏旅行だった故の、
「公園めぐり自慢」をしてしまいました。

そうそう、有名なリュクサンブール公園や
ブルゴーニュの森近くの公園にはたしか・・・、
ロバがいて、子供が楽しげだったのを思い出します。

ところで、娘はとことん公園めぐりをした
いかにも貧乏なこの時の旅行が
翌翌年のハワイ旅行より楽しかった!
と言っている。

子供というのは、計り知れない!
貧乏旅行はむしろ楽しい?


お台場から銀座ー自転車で

2007年11月20日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強




びっくりした!
娘が9時になっても起きてこない。

いやあ、初めての遅刻か、と言いたいところだが、
朝からお腹が痛い、と言うので、
お医者さまにいってからお昼頃に
学校へいかせたことが以前にも1回ほどあった。

その時以来の遅出か!
学校に連絡を入れなければ、と母だけ焦っていた。

う、なんか変だ、
娘が寝ぼけまなこで、「ママ・・・・」と
呆れ顔で私を見た。

そうです、当たり前です。
今日は70周年記念の式典の(土曜日出たということで)
代休日だったのだ。

”おやまあ、休みなんだあ”ということで、
娘には呆れられたが、学校に電話しなくてすむんだ、と
私はほっとしていた。

さて、休みにうだうださせるのは方針に合わない。
なんの、て?
バカンス第一の私の方針に、てこと。
何か、有意義な一日にしたい。
そこで、考えたのがツーリングだった。
「台場からレインボーブリッジを渡って、
都心に行こう!」

そう考えたのだ。ところが娘がネットで調べながら
「ママ、レインボーブリッジは自転車をかついて
歩くんだって」という。
”えー、かつぐー、うっそ、それはただ、自転車で走れない、
てことでしょ”と思ったが、
「レインボーブリッジは諦めよう」と返すと、
「うん、じゃあ、銀座へ自転車で行こうよ」と娘が言った。

何かたくらみでもあるまいなあ、と思ったが、
親子で張り切って銀座まで自転車で行くことにしたのだ。
ツーリング、のつもりで。

さて、娘が何故、銀座へ行きたがったのか?
その答えが、上の写真だ。
プランタン銀座のチャコットでちょこっと
買いたいものがあったというわけ。
すっかり、散財!
レオタードが破れたとかで、新しいものを買わされた。
「え、せっかくパリに行くんだから、我慢すれば
レペットのレオタードを買ってあげるのに」
と言ったが、心はもうチャコットへとまっしぐら。
確かに、パリのレペットより
チャコットの方が色やデザインが豊富で選びがいがある。

レオタードに8,000円もかけるのかあ!と
のけぞったが破れたレオタードで
練習に出るわけにもいかないもんねえ、と買ってあげた。

さて、私も負けていない。
この際、と欲しかったカゴを買った。
(写真上/ cholon プランタン銀座6F
03-3561-1828 http://www7.ocn.ne.jp/~cholon/)

更に地下2階に言って、噂の行列できるお店へと向かった。
(miel プランタン銀座B2
03-3563-8010 miel-donut.com)
まさか、平日なんだからすぐ買える、と思っていたのに。
列に並んで待つこと20分、ようやく手にしたのは、
ドーナッツ(8個も買ってしまった)なのであった。
たかがドーナッツ、を何で並んでまで買っちゃったんだろう! 
と実はどこかに自分で自分をいぶかしく思う気持ちがあった。
ところが、その「油を使ってないドーナッツ」は
ホントウに優しい味で何ともいえないおいしさだった。

「カステラみたい」と娘は言ったが、
ハニーを使っている感じはするが、カステラとも微妙に違う
もっとカジュアルでなかなかなものだった。
ココア、シナモンアップル、お芋味と食べたがどれも美味しかった。

実はレンジで温めるとグンと美味しくなるらしいのだが、
どうしても家に着くまで待てず、銀ブラしながら
ほおばった。いやあ、親子で行儀悪い・・・・。
自転車は銀座教会の前に置いたままで、
次の目的地ユニクロへと向かったのであった。
「おいしいじゃん」と待ったかいがあったのを
親子で確認しあいながら、プランタン銀座から
四丁目の交差点へと歩いていったのだ。

ちなみに私は知りあいに出くわしたら恥ずかしいと、
サングラスをかけるのを忘れなかった。
(かえって変?)

パリのホテル

2007年11月17日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強


もし、湯水のようにお金を使えたら、さて、
パリのどのホテルに泊まるか?

そんなバカげた、
でも、実に魅惑的な妄想はたまにしか持ったこともなく、
いつも考えているのが
いかに安く滞在できるか、なのである。

でも、もしパリに住めるとしたら、さて、
どこに住みたいか?
この問いかけならとことん真剣に検討している。

というのも40歳の後半を過ぎて、
こんなこというのはなんであるが、
フランス語をマスターしたいと思うのよね。

で、実際にパリに住んでいた友人との会話。
私:「今度、パリにいくんだけど、リヨン駅の近くに
   安いホテル見つけたのよね。そこにしようかなあ」
友人:「やあだあ、あんな薄汚いあたり、やめなよ」
私:「え、そうなの。実は今、ソルボンヌ大学近くのホテルと
   どっちがいいか迷っているんだけど・・・」
友人:「あの辺りは学生が多いのよね。ごちゃごちゃしてない?
    どうせなら、サン・ジェルマンにしなよ」
私:「うーん、予算が合わないのよね。安いホテルないもん」
友人:「でも、バレエ見に行くんでしょ、オペラ座から
   近い方がいいわよ。タクシー代節約できるし」
私:「え、夜帰る時はバスを使えないかなぁ?」
友人:「バレエって夜の10時過ぎるわよね、そんな時間に
    バスは走ってないわよ」
私:「そっか、じゃオペラ座界隈にして歩いて行けた方が
   かえっていいかなあ」
友人:「あの辺もごちゃごちゃしていて、ちょっとよくないわよ」
私;心の中で、そうっか、この人はモンソー公園近くの
  高級住宅街に住んでいたハイソちゃんだった・・・・。基準が
  高すぎー、と思いながら
  「うーん、予算がなあ、安くあげたいんだよねえ」
友人:「子連れなんだし、バレエで毎晩、夜遅くなるんだし、
   多少高くてもいいエリアで見つけなさいよ」
私:「・・・・・・」

とまあ、こんな会話をした翌日、その友人から
電話がかかってきた。
友人;「昨日はあんなこと言ったけど、
    ごめんなさいね。もう何度もパリに行って
    よく分かっているんだし、リヨン駅付近でいいわよ」
と・・・・。ところがすっかり私はリヨン駅付近を
避ける気持ちになっていて、
私:「今ね、凱旋門あたりで安いホテル見つけたの、
   ソルボンヌ界隈とどっちがいいと思う?」と聞いた。
友人:すごくきっぱり
   「凱旋門! あの辺、バスでどこへでも行けるのよ。
    うちの息子はモンソー公園内にある幼稚園に
    通ってたんだから。というかそのあたりに夫の
    実家があるってことだけどね。便利なのよ」

ということで、ようやく決めたホテルが
上の写真の→に位置するホテルなのであった。

今回の旅では、来夏のエアに使う(娘のサマースクールのね)
マイレージを貯めたいので、JALのホームページから
そのホテルを見つけた。
ホームページから予約するだけで、
100ポイントが加算されるんだもん。
いやあ、せこいけど、
コツコツためねば!

予約分の宿泊料は既にカードでチャージされているはず。
(本当に節約したければユースホステルもあるし、
7泊で2人分が6万円代からあったが、
友人の意見ももっともだと思い・・・。決めたのは
3つ★のプチホテルで2人で10万円くらい)
でも、3日前まではキャンセルや変更が3000円近く
手数料を取られてしまうが、
基本的には無料でできる。
その場合はお金がまた、戻ってくるわけです!

最初、こういったネット上のやりとりに
ドキドキしたけど・・・。
ほら、本当にお金を戻してもらえるかしらあ、なんてね。
今や、慣れてしまい、万が一変更したくなったら、
しかたない、3,000円払えばいいやあ、
と後でキャンセルできるからと、
気楽に予約を入れてしまう。

というのは、お得な宿はすぐ満室になってしまうからだ。
その証拠に私が決めたホテルはもう、
JALのホームページから検索しても同じ日程では
空室は出てこない。

今回のやり取りでは手数料が変更時にかかってしまうが、
まったくそういうお金が派生しないので、
今までさんざん便利に使ってきたのが
http://www.hotel.com

http://www.venere.comだ!

フランスのホテルサイトで便利に使っているのは、
http://www.franc-hotel-guide.com
(ただ、こちらは予約時に一部がチャージされることも)

パリは気の遠くなるほどのホテル数なので、
ホテル決めは楽しくも辛くもある。
住所を見て、上記写真の地図でどの辺りかをいちいち
チェックして、「うーん、地下鉄駅は遠いかあ」
「セーヌ川までもうちょい近いといいなあ」
とかつぶやきながら、作業している。

そんな私の様子を見て、
夫が、「お前いつもそんな風にひとりごとを言ってるんだ」
と声をかけてきて、
一瞬、椅子から転げ落ちそうになったことがある。

だって、真夜中にこっそり近づいてきて、
声をかけてくるんだもん。
「やめてよ、あー恐かったぁ」
と言うと、にやにやしてまた去っていくのだ。

ちなみにプチホテルは設備とかに
不安を持つ人がいるようだが、
「最近改装したばかり」と説明のあるホテルを
選ぶことにしている。
実際今回のホテルは改装したばかりという。

多分、快適で清潔になっているはず・・・。
さて、どうなんでしょ?



パリでバレエ観賞!

2007年11月15日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強

今日は夕飯の後、娘と2人でパリが舞台の
「レミーのおいしいレストラン」(DVD)を見た。
何故かって? 
この冬にはパリの食文化の奥深さを知ってほしいからだ。

さらに、娘が漫画を買うのは絶対禁止だったのだが、
パリが舞台の「のだめカンタービレ」の10巻はゲットしようと思う。
何故かって? 
この冬にはパリの芸術を娘に堪能して欲しいからだ。
あ、簡単に言っちゃうと
この冬休みはパリに行くと決めたからだ。

「るるぶ」(JTBパブリッシング)のパリ号に漫画「のだめ・・・」
の舞台となったパリの観光名所が載っていて、
娘に読ませたらすこぶる反応がよく、
その記事の中から自分で行きたい場所に丸を付けてくれた。

まあ、私がそう指示したんだけど。

娘は嬉しそうに、
①オペラ・バスティーユ&バスティーユ広場
(ここはのだめと千秋が最初にオペラを見た場所)

②オルセー美術館
(のだめと千秋のデートはこの美術館からスタート)

③ノートルダム寺院
(のだめと千秋のデートの最後を飾った場所)

④サン・ジェルマン・デ・プレ教会
(パリに着いたばかりの千秋のジョギングコースとして登場)

⑤チュイルリー公園
(のだめが落ちた池のある場所)

⑥サンタ・ルチア(レストラン)
(のだめが中国人留学生ユンロンと一緒に食事を食べに行った)

と、雑誌の記事に大きな丸をつけてくれたのだが・・・・。
実に奇妙なことに、いや、残念なことに、
「ねえ、この丸をつけたところ・・・・。
全部ママがあなたを連れて行ったことのある
場所ばかりなんだけど、覚えてないの?」
と聞かざるをえなかった。
「ぜーんぜん、覚えていない」
とあっけらかんと娘に言われてしまったが、粘る母。
「いいや、絶対、その場所に行ったら思い出すって!」!!

さて、娘は思い出してくれるのだろうか。


(これが移動遊園地の様子。笑えるフェニックスの様子!チェイルリー公園内)

ココで、娘のパリ歴をひとつ。
💮7ヶ月の時(7月)→サンジェルマン・デ・プレ(現実にはオデオン駅の近く)滞在。夫も一緒。教会前のカフェ、レ・ドゥ・マゴでお茶したはずだ。

💮1歳の時(5月)→レ・アルにあるレジデンスホテルに泊まった。夫も一緒。ベビーシッターを雇って、夫婦でオペラやバレエを観賞。

💮2歳の時(11月)→私の母とつまり親子3代でロンドンとパリを旅行した。シッターを雇って、母と私でオペラやバレエを観賞したっけ。ホテル・コストに泊まって贅沢したではないか!

💮3歳の時(6月)→友人の邦ちゃん親子とサンジェルマン・デ・プレ傍のプチホテルに泊まり、ストローラーで今日、娘が行きたいと丸をつけた場所はすべて(レストラン以外)連れて行ったぞ!

💮6歳の時(8月)→超貧乏旅行で床がきしむようなホテルだったが、公園と美術館を堪能した(どっちも子どもはタダだからであるが)、教会もタダだから連れて行った!!

💮9歳の時(7,8月)→地中海沿岸をマルセイユからイタリアのリヴィエラまで巡り、スイスまで堪能して、パリに戻りパリを楽しんだ。この時も今日、娘が行きたい、と丸を付けたところはすべて行ったぞぉぉぉぉぉ!

何というざまだ!
覚えてないなんて・・・・。

実際行ってみたら
「なーんだ、ここかあ、覚えてる、覚えてるぅ」
と言ってくれることをひたすら期待したい。

だって、バスティーユ広場では近くのマルシェで買い物したし、
ノートルダム寺院では小さな庭で遊んだりトイレに入ったし、
サン・ジェルマン・デ・プレ教会前の
スーパー・モノプリにはパリに行く度に立ち寄って、
プチ・バトーの下着を買ってあげてるし、
チュイルリー公園には移動遊園地があるので、この場所こそ
毎回娘が懇願するので連れて行く場所なのだ。

さて、子どもにとって、観光名所なんてこの程度のものなのだ。
観光名所的アプローチではなく、
あの移動遊園地のところ、と言えば、
すぐ「ああーあそこね」と言うはずだ?

故に、わざわざ遠くヨーロッパまで行く限りは
観光に行くというより、
何か特別な思い出を作ってしまいたい。

さて、今回は娘のこの一言が決め手だった!
「今日ね、バレエで先生が”この中でちゃんと
プロのバレエの舞台を
最初から最後まで見たことある人?”て
聞いてきたんだけど、手を挙げた人いなかったよ。
私は一応あったけど、ちゃんとは見てないから、
手をあげられなかったあ。先生ね、
まずはプロのバレエを見ることが大切、と言っていたよ」

「な、なにー!・・・・
去年、パリ・オペラ座バレエ団の「椿姫」を見せたし、
(しかもパリで)
5年前には上野水香を見せたはずだー!」

と私は心の中で叫んでいた。

しかし、そこには落ち度があった。
娘がバレエを始めたのは1年前で、
椿姫や上野水香を見せたのはバレエを習う前だったのだ。
モチベーションが足りなかったのだろう。

バレエの先生のアドバイスをマに受けて、
娘は「バレエを見たい」と遠慮気味にいう。

そこで、よっしゃ!と「パリ・オペラ座バレエ団」を
見るためだけのパリ旅行を決めたのであった。
チケットが取れるかどうかが決め手だったが、
チケット発売開始(ネットでの)から
1ヶ月経っての決意だったせいか、
カード会社のトラベルセンターに
頼んだところ既に完売との返答であった。

ところが、諦めつつ覗いてみた
http://www.fnac.com

にてチケットをゲットできたから不思議。
バレエが見られないなら、パリ行きも中止!と
決めた矢先の出来事で、
期待していなかっただけに嬉しさ倍増。
何の案配か思いがけない幸運が舞い降りてきた感じで、
この好機をマキシムに楽しむことにした。
12月24日から27日まで4夜連続、バレエ三昧だ!

パリ・オペラ座バレエ団には女性の
エトワールが4人いるのだから、
毎回踊る人が違う可能性もあり、
どのエトワールがお気に入りになるのかを
試してみたい、という願望もあったりして・・・。

といっても、まだキャスティング(誰がどの日に踊るかは)
未定なので、運を天に任せる、というわけだけど。
全部同じエトワールでないことを祈ろう。

ちなみにパリ・オペラ座バレエ団のエトワールの中で
娘はマリ=アニエス・ジロが一番好きなのだとか!
私はアニエス・ルテスチュが好きなので、
親子で意見が違うのであった。

キャスティングが決まっていたら、
もめるところだった。
(キャスティングが決まり次第、
教えてもらうことになっている。
アメックスのトラベル・サービスから)

さて、この2人を見ることが本当に出来るのか、
今の段階では神のみぞ知る!
結果はお楽しみ下され!!















沖縄最後の日

2007年11月13日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強


これを見てすぐ「ナゴ・パイナップル・パーク」と分かった人は
ある意味、食いしん坊さんかも。
試食しまくって、お腹いっぱいになれる本当に幸せな所でした。
黒糖カステラとかワインとか、もちろんパイナップルとか。
本当に一食分はうく。
0980-53-3659


森のガラス館にてまたもや、体験工房を。
今度はアクセサリーづくりに挑戦する娘。



見ていたら私も何か作りたくなって。
オリジナル写真立て作りを始める。
娘から「なんでママって、無駄に丁寧なの」
と言われてしまった。トホホ。


母娘が楽しそうに作り始めたら、
パパ(夫)も参加したくなったようで。
出来上がった3人の作品が上の写真。
上がパパ作。真ん中がママ作。下のが娘作、のもの。

森のガラス館
0120-54-7519 http://www.morinogarasukan.co.jp


沖縄には世界遺産がけっこうある。
ひとつくらいは見ておこうと空港方向にあった(といっても
空港から近いわけではないが)座喜味城跡(ざきみじょうあと)へ。
そこのアーチ型の石門で飛び跳ねる娘。

座喜味城跡 098-958-3141 入場無料
15世紀の始め頃、護佐丸によって築城された。
独特の曲線を描いて積まれた城壁は
「布積み」と呼ばれる技法で、
アーチ型の石門は沖縄で最古のものと言われている。



さて、最後の日、
ホテルをチェックアウトしてから上記のよう
たっぷりと楽しんだ。

天気は曇りで海辺への誘惑はまた消え去っていた。

さて沖縄の世界遺産、座喜味城跡はひっそりとしていて
お気に入りの場所となった。

こんな地味な世界遺産を私は他に知らない。
他に誰もいない空間、しかもそこは世界遺産。
「俺が貸し切っておいてやったよ」
と夫は言わなかったが、
そう言われても信じてしまいそうだった?

遊具もないけれど、
はねたり、走ったり、おどけてみたり、ときには転んだり。
娘に習って、童心に戻ったりもして・・・・。
おかげで腰がいたくなった。

最後のグルメとして
沖縄で有名なラーメン屋
「琉球新麺 通堂」 098-857-5577
のことを書かねばなるまい。

美味しかった!と。
量も多くていつも替え玉(麺だけのおかわり)
をほしがる娘も
一杯で満足できた。

いやあ、沖縄にまできてラーメンですかあ、と思ったが、
美味しかったわけで、正解でした。
あっという間に夕飯も食べ終わり、
さっさとレンタカーも返して、2時間前には空港に到着。

夜9時10分発の飛行機で再び羽田へと向かったのであった。

空港では最後にお土産としてちんすこうと
海ぶどうを買うのを忘れなかったよ。

みっけものとしては、「女性専茶」というお茶。
ガジュツ、ウコン、くみすくちん、ゴーヤーと入っていて、
飲み続けて6日目でなんとなくやせてきた気もする。
な、わけないか。でも、体にすっごく効いている気がする!

[沖縄に行ってみて、の素直な感想]
沖縄の海の実力はすさまじく、
ハワイより海はきれいかと思いました。
離島はさらに美しいのだろうか、と思うと胸が躍ります。
多分、スキューバーをすべきでしょうね。

実は沖縄は海の他にもうひとつ、
とびきりクールなものがありました。
アメリカ軍基地です。
そこだけアメリカの雰囲気が漂っていて、
ほほー、とつい見入ってしまいました。
どこまでもどこまでも基地は続いています。
軍の敷地内の道路と一般道路が
平行に走っているところがあって、
一般道は渋滞なのに
基地内の道はすいていて悠々自適。
ちょっと悔しかったりもしたけれど。
(まあ、目的地が違うので、比べても仕方ないけど)

とにっかく、日本はアメリカに守られていると
信じたいし、それを実感できました。


さてレンタカーは絶対に必要かと思いました。
そうそう、雨の予報が出ていても気をぬかず、
サングラスと水着もお忘れなく!



沖縄の海

2007年11月13日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強




嘘のように、かすかに広がりつつあったのが
青い空だった。
雲、雲、雲の灰色の空から青色が顔を出す。
「お、がんばれ、青色よ、
あの灰色を塗りつぶせ」
と私はこころからエールを送る。

そうなのだ、天気予報がはずれ、
嘘みたいに晴れたのが、沖縄での2日目の朝のことだった。

お祈りが聞かれたのはいうまでもない。
「晴れる」と予言した私をバカにした夫に
私は勝ち誇ったように言い放った。
「信仰の薄いものよ、は、は、は。
信じて祈れば、山をも動かせる、と聖書にあるではないか」と。

が、夫はますます私をバカにして鼻で笑い、
「いつ、また降り出すかわからないぞ」という。
「一応、ホテルのプライベートビーチに行ってみない、今日は!
水着もってさあ」
と粘る私。ところが、
「まさか、そこまでは晴れないだろ」という夫に、
「そうかあ」と納得してしまった。

これがのちのちあだとなる。
だって、上の写真のように、本当にきれいさっぱり晴れたのだ。
しかも、海で泳いでいる人もいっぱいいたしね。

そう、暑くて暑くてたまらない一日だった。(11月なのに)
ドライブの途中で夫などは「サングラスがないと運転できない」
と私のサングラスを使う始末。

「えー、サングラス持ってこなかったのー」
と不満げにする私に
「雨だと思ってたからなあ」と夫。
そんな時、一人っ子の娘はとてもけなげ。
パパとママがけんかしそうになると、必ず、仲裁的な発言をする。
「仕方ないよ、天気予報が雨だったんだし、
ママはパパの帽子借りれば?」

とナイスな発言でまるくおさまったのだった。

今日は、(レンタカーで)南下ではなく、北上することに決めた。
北上していく中でどんどん、天気が回復していったのだ。
途中、きれいな海を見つけるたびに浜辺へ下り、
裸足で歩く。

名護湾沿いを走っていて、橋を見つけると渡りたくなり、
瀬底島に入った。
偶然見つけたお店で美味しいアイスを食べた後、
瀬底ビーチに立ち寄った。
そこでは、本格的に人々が泳いでいて、
水着を持たずに出たことを、悔やんだこと悔やんだこと。
「もーう!! だから、水着もってくりゃよかったじゃん」と
夫を責める私に、また娘が仲裁に入る。
「ママ、今の季節、くらげがいるよ、きっと」
と。「そうか、そうね」と私。

でも、実際はくらげなどいないようだった。
というのも、子連れで海につかっていたお母さんに、
「くらげいませんか? だいじょうぶですか?」
と私が聞いたところ、
「だいじょうぶ、いませんよ」と答えてくれたからだ。

さて、こんな風にちょっと寄り道を楽しみながら目指していた
「沖縄美ら海水族館」にたどり着いた(写真下)。





沖縄美ら海水族館
0980-43-3748 http://www.kaiyouhaku.com/

甚平鮫(ジンベイザメ)がとってもいいやつ
だということを知った。

妊婦いや、卵をはらんでいる魚たちが
ジンベイザメの背中に乗っかるように身を寄せて
気持ちよさそうにしていたからだ。
しかも、私が「甚平さん、口をあけてみせて」
とテレパシーを送ると、本当に口を開けて泳いでくれた。

夫と娘にそれを話すと、またもや鼻で笑われた。

さて、えづけの瞬間も立ち会えた。
一番大きなジンベイザメは立ち泳ぎをして
口から小魚と一緒に水をドドッドドッと飲み込んでいた。

是非、見る価値があると思うので、えづけの時間を
チェックしていくといいと思う。

ちなみに、我が家は偶然に立ち会えたのであった。
(いきあたりばったり!)





雨の沖縄を楽しむ法

2007年11月13日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強

上の写真上から:むら咲むら、で作った娘の作品。何かって? 万華鏡になるのぞきレンズ。万華鏡のしくみを習いながら作り、外側の飾りつけをする。 /中:むら咲むら、で作ったキャンドル。左が娘の作品。右奥が私の作品。 /下:ホテルの部屋でくつろぐ娘。テラスから望む景色は、緑の向こうに、青い海がはっきりと見えるはずだった。雨で海が空の色に溶けている。

写真下:キャンドルづくりのお店の入り口の感じ。



沖縄の最初の朝。
外が暗いと目覚めも悪い。
しかし、10時半までの朝食券をいただいていて、
9時半に目覚めた場合、本当に焦る、分かるかなあ。
タダなんだし、絶対に食べなきゃ!
といつもは鼻息が荒くなる。

ところが、今回は違った。
というのも
チェックインの時(ほぼ12時の夜中)、フロントのお姉さんが、
朝食券を差し出しながら、
「万が一、朝食が食べられなくても、昼食券として使えますから」
と行って下さったのだ。

そうです。お寝坊してもそれがそのまま昼食ビュッフェに
変更できるとは、なんて優しいホテルなんでしょ。

しかも、ホテルからは他にも
「無料パラソル&デッキ」券までいただいた。
つまり、憧れのプライベートビーチでゆっくり昼寝をできるわけね。

まあ、晴れてたら、ね。
そう、外は天気予報通りどんよりとした雨模様。
せっかくの沖縄なのに海辺での遊びは
今回は期待できそうもない。

さて、それにもめげず、わたしたち家族が向かった咲きは、
いや先は[むら咲むら]という子どもも大人も楽しめる場所。
そこはホテルから南下し、
本島の中北部に位置する読谷村にある。

雨なのでとても涼しくて、かえってアート作りに集中できた、
と言っておこう。
「琉球体験王国 むら咲むら」
098-958-1111  
http://www.murasakimura.com
読谷村高志保1020-1 営9:00~18:00(受付は17:00)
華やかな琉球王朝文化を築いた15世紀頃を
再現したテーマパーク。


乗馬ができるらしく、駐車場で車から出たとたん、
くさーいフンの臭いにはマイッタが、
当時の首里城周辺の町並みを再現したパークは
雨の中、かえって風情があり、「おー、いいじゃん」と
臭さを忘れることは出来た。
工房がいっぱいあって、体験コースは事欠かない。
薬膳茶をオリジナルブレンドできる工房に私自身は
ぐぐ、ときたが、
娘のしたいことをさせてあげよう、という
父の愛にはあがなえず・・・。
結局娘のやりたいことにつきあうことに。

作品づくりは非常に楽しかった。一番楽しんだのは、娘で、
「次は、あれしたい、次は・・・・」と次々状態になるのを
制して2つの作品づくりだけにとどまらせた。
(入場料の他にその都度の体験料金がかかるので、
予算もあったしね!)

「そろそろお腹すいたから食事にしよう!」とかいってね。
欲には欲で制す、てか。

たった、一カ所を楽しんだだけで、既に夕方になっていたのだ。

万華鏡作りを教えて下さったおじさんが、
「すぐ隣に夕日がきれいに見えるレストランがあるよ」
と教えてくれたので、そこへ向かう。

すぐ隣だけど、車で向かった。
Gala青い海、と言うこれまた塩作りや
ガラスアートに陶芸などを体験できる
楽しげな場所で、ピザ屋さんやレストラン、
おみやげ屋と盛りだくさん(野菜チップスは絶品だった)。
098-958-3940
http://www.gala-aoiumi.com

もちろん、雨で夕日はおがめなかったけれど!
「あだんの実」という琉球創作料理の店に入った。
テラス席(屋根つき)で海風にふかれながら食べるごはんは、
気持ちいい。味は・・・、やっぱり
琉球料理とは我が家は相性が良くないことが判明した。

ホテルへ帰るドライブでは
西の空がほのかに明らんでいた。
「明日は晴れるわね」
というと、夫に鼻で笑われた。
「おまえ、本当に楽天家だなあ」と。

私は密かに、祈るのであった。
「どうか、明日は晴れますように!」




沖縄へ家族旅行

2007年11月08日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強
(ホテルの部屋の感じ。全室オーシャンビュー。
バーゲンだっただけに部屋まで期待していなかったが、
標準的な部屋でも安宿ばっかり使っていた私には充分、
豪華だった。娘も「わぁ、豪華」と叫んでいた。
情けないくらい庶民な母娘に対し、
夫だけ「まあまあいいじゃん」と上から発言。
    オキナワ マリオット リゾート&スパ 0980-51-1000
    http://www.okinawa-marriott.com/)
  

もはや、沖縄へ行くしかない。
そう決意したのは夫が
「沖縄かなあ、あえて行きたいとしたら、
行ったことないしなあ」
言ったからだ。

ここのところを充分に汲んで、
めったに仕事を休むと言わない夫を家族との
バカンスに巻き込むのだ。
私は燃えた!
コンピュータにかじりついて、航空券、ホテル、はたまたツアーと
検索しまくった。

最初の印象では「なーんだ、グアム旅行のが安いなあ、
沖縄、て高いじゃん」だった。
ところが、閃いた!

そうか、どうせそんなに安くいけないなら 
JALのマイレージを効率よくためつつ、の旅行をしよう!と。
で、早速、JALのホームページを開け、
おー、とついのけぞってびっくりするほど、
お得なパッケージを見つけたのだ。

そこにははっきりと「バーゲン」と書いてある。

e-JMB 期間限定! ツアー・ザ★バーゲン沖縄
<オキナワ マリオットリゾート&スパ>4日間
なんと1人42,800円 

しかも、レンタカー料金込みなのだった。
これしかないじゃん。
てなわけで、3人分申し込んだのが10月の頭だった。
11月3日から6日までの4日間、
我が家は今年初めての家族旅行を決行したのだった。

ネットでJALの便も選べた上に座席までクリックで決められた。
うふ、とどんなに夫が喜ぶかとわくわくして
「ねえ、土曜日は(娘が)バレエのお稽古をちゃんとしてから
飛べるように、夜の便にしておいたからね」
と夫に報告した。

すると、夫が
「そんな遅くに行くのは非常識だ、お稽古なんて休ませろ」
と怒り出したのだ。
オー!ワタクシとしては、
「なんて、賢い妻だろう、娘のお稽古のことまで配慮して」
と言われるものだと思っていたのに・・・。

あ、それからどうなったかって?
よくある夫婦げんかをいたしまして。
生まれて初めて、男の人の急所を直撃してしまいました。

ま、そんなかんだで、いろいろあったが、
11月3日(土)には
娘のバレエが終わるのを待って、ユックリごはんも食べて
7時55分(夜)の便で羽田を発ったのだ。

空港に着くとレンタカーで
ぴゅーとホテルまで走りに走った。
75キロメートルはあるだろう道を
約1時間で着いてしまったのだから、夫のスピード狂に感謝。
娘もいい気になって
「あの車ぬけぬけー」とあおる中、
密かにお祈りをしていた私であった。
もちろん、安全にスピードを出せるように、て。

ところで、11月1日から8日まで娘の通っている学校が
試験休みなのだ。
試験の後の休みとかじゃなく、
今度入学してくる新一年生の入学試験が一週間かかって行われるのよね。

11月のこの休みを使って旅行を計画するご家族は多い。
ちなみに我が家は5年間で初めて、
この休みに旅行をすることに。
来年は娘も6年生で試験の手伝いにかり出される。
実質今年がこの休みを使っての旅行は
最後のチャンスだったのだ。

娘の学校は3時間くらい子どもを観察して選抜する。
さらにもう一日、個別試験で学力も試される。
しかし、選抜されたからといって優秀とも限らない!

断言できる!!