先日松坂大輔選手の引退会見がありました。あどけない顔をした平成の怪物も41歳。私も歳を取るはずだ。笑。ネットニュースで松坂選手に関するこんな記事が紹介されていました。
「これまでは叩かれたり、批判されることに対して、それを力に変えて跳ね返してやろうってやってきたけど、最後はそれに耐えられなかった。もう最後、本当に心が折れたというか、今まではエネルギーに変えられたものが…受け止めて跳ね返す力がもうなかったですね」
自分だけでなくご家族に向けられた誹謗中傷の数々に心が折れてしまったようです。芸能人やスポーツ選手の私生活は自分に何の影響も与えないのに、テレビはそういうの好きですね。
簡単にものが言える時代。自分の一言が誰かを傷つけてしまうかもと一瞬考える時間を持とうとこの例をあげて訴えていました。
スマホ片手に言いたい事がいえる時代。誰しもが誹謗中傷する側にもされる側にもなります。有名人ならされることが一般人の比ではないです。
子供達の世界にもSNSを使う陰湿ないじめがあります。繋がりを求めたり、空気を読む事が求められる社会。そんな時代に心を傷める子供が増えます。
自分の価値観が絶対だと思う正義感の言葉も、その曖昧な絶対さ故に誰かを傷つけてしまいそうなら黙っていた方が良いとすら思ってしまいます。
心は皆自由です。しかし、行動や発言の自由が無い国も世界にはあり、そういう自由とは世界の中でも一部の人が享受出来る素晴らしいものです。囚人が自由を制限されるのは、行動に責任がなく、誰かを傷つける行為に対する正邪の判断が出来無いから。
行動にも発言にも自由をいただいているのなら、言葉で傷つける行為をしないのは責務かなぁとも思います。言刃は他人をあやめることもありますから。優しい社会を実現できるといいですね。
相手が目に付く方法で誹謗中傷したり、自分は言われたく無いことを相手に言いっぱなしにして匿名で隠れ蓑に入ったり、他人になりすまして誹謗中傷するとかなくなると良いですね。
もし、言刃を受けたなら、自分は自分で守り悪く考えない。嫌な気糞はトイレにでも流しスッキリさせて、フンと鼻から息を吐いて洗い(笑い)流します。

皆様いつもありがとうございます。