文京区にあります臨済宗のお寺近くを歩いていると看板をみかけました。
うだるような暑さが続きます。
昔から恵みの雨とはよく言ったもので、
本来なら梅雨ってジメジメして鬱陶しいと思われがちですが、
いきなりこうも酷暑となると
憩いの雨が恋しくなります。
乾いた心に慈悲が沁み込むように、乾いた地面は水を恋しがっているようです。
数年前、子供たちと永平寺に行った際、お寺の中に素敵な文言がありました。
慈悲とは無量の慈しみ。
お母さんが、しょんぼりしている
子供をぎゅうっと抱きしめたり、
血が通っている無しに関係なく、
心が泣いている人のそばにいて
その涙が乾くまで
いたり、
さらには、生きている
全ての生命を
乾いたら
水の優しさで
つつみ潤す
そんな感じかな。
まだまだ、それでは、無量とは言えないかな。
誰かの苦しみは私の苦しみとなり、
誰かの幸せは私の幸せである
という心だったり、
乾きを潤したり
涙を乾かしたり
涙を流している人のそばに
何も言わずにいてあげたりする
行いだったり。
無量って、凄い。慈しみには際限はないんですね。。
来週は台風が近づいてきます。
初夏の酷暑⇨台風だなんて
なんだか極端な気候ですね。
気をつけて、過ごしていきたいですね。