日本の国産み神話の神には、イザナギノミコトとイザナミノミコトの男女神がいます。
中国の国産み神話の神には、伏羲と女禍の男女神がいます。
伏羲は天地の理を理解して、易経の八卦を画き、結縄の政に代えて書契(文字)をつくり、蜘蛛の巣に倣って網(鳥網・魚網)を発明し、また魚釣りを教えたとされているようです。
女禍は古代中国神話で人類を創造したとされていて、
笙簧(しょうこう)という楽器の発明者であり、男女を結婚させ子孫繁栄したことから婚姻の女神、音楽の女神ともされています。
こちらの二柱の神様は蛇身人首の姿で描かれることがあるようです。
この絵をみてみると、日本の国産みの際の姿とイメージが重なりました。
イザナミノミコトに、イザナギノミコトは、
「では、私とあなたはこの天の御柱(あめのみはしら)を回って出会い、男女の交わりをいたしましょう。
私は、右から回るので、あなたは、左から回ってみてください。」
と柱をクルクル御柱を回ります。
しかし、イザナギノミコトが右回りすると不完全な神ヒルコ神が生まれたので、やり直して、左周りに回ると日本が生まれました。
とあります。
右回り、左回り、蛇の絡まりのような、なんだか、ウネウネクルクル掻き回すのが日本だけでなく国産みには必要なのかもですね。
時計の右回りには、前に進んだり、
蛇口の右回りには、水を出したり、
ネジの右回りには、打ち込む、閉めるイメージがあります。
一方、左回りには、元に戻す、流れを止める、緩めるイメージがあります。
国産みには、まずは、左回りからなんですね。
地球自身が回転する自転も、地球が太陽の周りを回転する公転も左回りです。
きっと神話の左回りには深い意味があるんでしょうね。
風水では、左回りは自然界のエネルギーを吸収して、逆に右回りはエネルギーを放出するといわれているみたいです。
自然回帰は左回りということでしょうか。
そして、左回りは、生み出すエネルギーには欠かせないといえそうです。
右と左のバランス、財布のひも、ウエストのベルト、色んなものを緩めたり締めたりしてますね。。。
最近私も左回り中!?
ウエスト緩めてばかり😅。
自然回帰中。。。!?😚
【画像はお借りしました】