鳥の中でも鷹は「神さまのメッセンジャー」とされているようで、
高いところから俯瞰して物事を見渡す視点や、
目で見た物事の深層の意味を探究する洞察力がある鳥みたいです。
大鳥神社の鳥のモチーフが白鳥なのか、鷹なのか鷲なのかはわかりませんが、
近視眼的に何かに囚われる事がないように、
高いところから物事を見ること。
意識を解放することが促されているとか、いわれているみたいです。
うーん、難しい。
そんな事出来ないわ、、、
だって、私は鳥じゃないもん。辛い時は辛い。腹立つ時は腹立つ。。笑
人は3世をみると教えてもらった事があります。
前々世、前世、今生。
前世、今生、来世。
今生、来世、来来世。かな?
だから、今世、何故?どうして?って思われる事さえ、きちんと原因がありその結果を享受しているに過ぎないようです。
もちろん、今生まいた種が今生すぐに発芽することもあるかもですが。
どうしても思い当たらない場合は、仕方ないさ、過去世の自分がやらかした、、と苦笑いするしか無い。
結果として受け入れ難いことも、自分が全て原因だと思い、人のせいにしない。
自分が出来ることは、これからなるだけ悪い種をまかないようにする事かなと思います。
今までにまいた種で反省することは、反省するしかないですが。
あー、やらかしたなぁ、、
あそこで怒りに任せず、もう少し心を溶かして許してれば、後味が悪くなかったのになぁ、、、なんてことも。
過去は変えられないから、ただ反省はして
あとは、終わったことを反芻しない。なるだけ早く流そうね、
と過去の自分を振り返ったり。。
そうして、また、似たような出来事につまづく自分に、何もやはり変わらないね、、と改心の難しさを思い知ったりしてしまう、、。人に改心しろなんていうのは、私の場合、何百年も早いです。何故なら、自分の心さえなかなか改心できてないもんですからね。
ところで、鳥は巣作りの時も空高くから、何度も俯瞰して見るみたいです。
巣作りって、自分の子が襲われないように、自然の脅威も隣合わせだから、大切にいろんな角度からみてるのかもですね。
色んな角度からみてみると、硬くなった心を溶かして、怒りの原因も他人ではなく自分の中にみつけたり、人に優劣をつける差別や、人を分離しようとするいじめも、また自分の信条だけが正義だとしておこる喧嘩も戦争も、霧散して、和することが出来るのかもですね。
どんな極寒な所でも、鳥のように悠々と飛び、高くから、また多角から、物を観る俯瞰力が持てると良いなぁと思います。