
この姿、驚きました。
猿が坐をしています。
ちなみに、中国にいる大仏も坐をしています。

坐する猿に釘付けになり調べると、エジプトの猿神様でトト神という神様でした。
トト神とはエジプト神話に登場する神様で、知恵を司るスーパースターの神です。さっそく、エジプト神話の本を買って読みました。
あの感動の名作、宮崎駿監督のトトロはもしや。。トト神から来てるのかも。

古代エジプトは多神教で、自然や天体に神(精霊)が宿るという考えから始まったといわれています。
日本の神道に通じる考えです。
川では魚や水の恩恵に感謝し、川には神様が住んでいる、森では木々や森にすむ動物がもたらす恩恵に感謝し森には神様がいる、そういう考えです。
もう、私の頭では、日本神話とエジプト神話がオーバーラップし楽しくなります。
「トト神」はヒヒ(猿)だけでなくトキ(朱鷺)の姿でも描かれます。トト神には色んな別名があります。

「知恵の神」
「月の神」

「創造神」
「書記の守護者」
「時の管理者」
「ラーの心臓」
などと呼ばれていました。
「書記の守護者」はトト神が文字を人に伝えたことから付けられた異名です。
また、トト神は水時計をつくった神と言われており、暦をつけていたことから「時の管理者」とも呼ばれるようになりました。
水の満ち引きは月が担当することを古代エジプトの人は知っていたのかと驚きです。
また、トト神の絵は、写真のようなエジプトのヒヒ(猿)の姿だけでなく「キツツキ」のようなくちばしをもつトキ(朱鷺)の姿で描かれることが多く、しかも、「時の管理者」や「ツキの神」の異名を持つのに驚きました。
何故なら、日本語の言霊の響きと重なるからです。時、と、鳥のトキ(朱鷺)、ツキ(月)。
「時」を司るエジプトの神様トト神が、「朱鷺(トキ)」の姿で古代エジプトで現れる不思議。しかも、文字も司る神!
古代エジプトは木の皮に象形文字を書いていましたから、トキのくちばしの様な先の尖った物が必要だったと推測します。

トキ(朱鷺)

響きの似ているキツツキ
エジプト神話の神の名前と何故日本の言霊が繋がるのか!?
日本語って凄い。
ワールドワイルド♡

ジャパンだぜ🇯🇵
はじめに言葉ありき。ですね。。。
つづく
【画像は、トト神、トトロ、トキ、スギちやん検索画像より】