鎌倉薪能
2014-10-10 | 観る
生まれて初めて「能」と「狂言」の観賞に出向いた。
なぜ、「能」
鎌倉の馴染みの和食店から「鎌倉薪能」の
観賞&お弁当のご案内をいただいたのだ。
これは毎年いただいている案内なのだが、なぜか今年は
行ってみようかなぁ~という気になった。
ということで、2か月前に申込だけしておいて
あれよと言う間に当日を迎えていた
会場の鎌倉宮の鳥居下には、「鎌倉薪能」の提灯が飾られ、
各料理店の売店が並ぶ。
境内に能の舞台と客席が造られていた。
会場の撮影は禁止だったのだが、休憩時間にコッソリ撮った
観賞の始めに火入れ式があり、終わるまで薪が炊かれていて
場内は、うっすら煙が立ち込め、何とも幻想的な雰囲気だ。
残念ながら、「よくわからない・・・・」が感想なのだが
1時間半もの舞台中、ずーっと正座で座っている出演者に感心したし
ゆるりゆるりの動作、所作や背筋のピンとした姿は美しい。
練習、稽古の賜物なのだろう・・・とつくづく思った。
野外での鑑賞なので、かなり寒かったのだが
こんなことでもないと一生観ることはなかっただろう、と思う
不思議な体験をしてきた。