愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

ネットウヨ的麻生内閣

2009年01月15日 21時59分56秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等

 私は以前にこのブログにて「アホウ・麻生首相これからも暴言・妄言よろしくなw」という表題の記事を書き込みました。もちろん、これは、揶揄的に麻生内閣の反人民的本質を批判したものです。あまりカリカリしすぎることは、精神衛生上良くないです。そこで、私は麻生内閣を明確に批判しつつも笑いを武器にしてみようと考えました。

 しかし、坂本総務相政務官の年越し派遣村のことでの発言「本当にまじめに働こうとしている人たちか」という発言は、笑えませんね。年の瀬にいきなり首切り、雇い止め―とくに大企業によるものは法令違反の企業犯罪―にあい寒空の下に住まいすら失う状況で放り出された人のことを考えれば坂本政務官のような発言は出てきようがありません。とくに、年末や年始をまたがりおもだった企業は休みに入り役所の窓口が開かなくなるもとでの出来事は餓死、凍死する人を出しかねないような事態であり、人道的な問題があります。それにもかかわらず、坂本政務官のような発言が出てくるのは、彼自身の個人的資質だけにとどまらず自公政権・麻生内閣には国民の痛みに対する共感性がないことの現われです。もちろん、坂本氏自身に、個人的資質としても発言内容と時期的なことを考えれば、困窮した人々の痛みや苦しみへの共感性が欠落している、と私は考えざるを得ません。そして、困窮した人々の痛みを正面から感じ取るという共感性が欠落しているという点では、麻生内閣はネットウヨクと同質ないしは強い親和性を有しています。だいぶ日にちが過ぎていますが私はヤフーブログ「愛と情熱の革命戦記 Yahoo出張所」という表題のブログで新聞赤旗に掲載されている記事を掲載しました。
http://blogs.yahoo.co.jp/aleido_che_guevara/21266204.html
程なくして私のYahooおよびgooでのブログ友達のARABOさんが記事を転載してくださいました。それから数日後に転載先のページにアクセスしたら、ネットウヨによる「年越し派遣村」の人たちへの中傷コメントが書き込まれていました。ひどいのになると、年の瀬にクビを切られて困窮して助けを求めざるを得なかった人々に対して"たかり屋"よばわりするコメントさえありました。さすがに、私も相当腹が立ちましたし、転載元の記事作成者として放置しておくわけにもいかないと考えました。社会に問題を正面から考える人の善意をふみにじること自体が容認できないものです。どのようなものかということの詳細は以下のページのコメントを読んでいただければ分かります。そこで、ネットウヨクの中傷コメントに関しては厳しく私やARABOさんが批判しました。
http://blogs.yahoo.co.jp/obara_sunrise/21872795.html

 ネット上にはびこるネットウヨというのは、本当に他人の痛みをリアルに想像する、共感性というのがまるでないのが多いです。私のブログ友達に誹謗・中傷のコメントを見るにつけ、坂本総務所政務官の立場、麻生内閣の立場はネットウヨクと本質的に同質性を強く持ちます。私は、麻生内閣の反国民性を改めてこの最近痛感しました。

 最近、わが党の志位さんがマスコミからも注目されるような状況が生まれています。ちょっと前では考えられないことです。小林多喜二の「蟹工船」ブームは、作品としてのブームが一過性のものであるとしてもこのブームを生み出す根源にあるもの、つまり社会における貧困の拡大、そしてこれをなくす方向への変革を求める日本国民の要求は決して一過性のものではありません。東京都においては都議会議員選挙がありますが、これは細かいにっていはともかくとして今年の夏にあることは議員任期の関係上確実です。総選挙が任期満了まで先延ばしにされれば東京都議会議員選挙の行く末が国政選挙の方向性に重大な影響を与えます。総選挙が先に行なわれればこれが都議会議員選挙に重大な影響を与えます。いずれにしても、今では日本共産党の勝利ということがわが党の国民への責任でもある、という中央委員会の党員への呼びかけには、本当にその通りだと私は感じます。

 こういうときだからこそ、ネットに接続する条件のある方は、党中央委員会のホームページに掲載されている党綱領を一読していただき志ある方には、貧困追放の革命(変革)の政府樹立への展望を一日も早く現実化するために変革への道を生きる、ということを検討していただきたいなと思います。




追伸
 先日、私は「地方議員の議員年金破たん必至?」という記事で地方議会議員の議員年金について税金の税金の投入がない旨を書いてしまいましたが、昭和47年から公費が使われるようになったことをわが党の議員から指摘されました。私の思い違いでした。この点に関してはこの場で訂正します。申し訳ございませんでした。


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