愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

生物資源の有効活用―マゴットセラピー

2010年08月12日 22時02分49秒 | 自然科学


 食事しながら、この記事を見ている人がいたらごめんなさい。

 マゴットセラピーというのを御存知ですか。私はつい最近知りました。生活習慣病の一つに糖尿病というのがありますが、この病気は重症になると失明したり、手足の指などが壊疽して最悪の場合は切断しなければなりません。足を切断すると歩行ができなくなります。糖尿病の患者にとって、運動による血糖値のコントロールはとても大切な事です。足の切断は生活のあらゆるところに影響します。

 足の切断を防ぐための有効な治療法として近年、マゴットセラピーが注目されています。糖尿病の合併症により壊疽した組織を蝿の幼虫、ウジ虫に食べさせて治療するということです。マゴットセラピーの歴史は古く、オーストラリアの先住民などに記録が残っています。イギリスでは、マゴットセラピーに医療保険が適用されているそうです。
http://maggottherapy.web.fc2.com/

 メリットとしては、副作用がほとんどなく、患者への身体的負担が少ない。費用が比較的安いということが言えます。日本においては、今後どのように治療方法として確立していくかということは今後の課題という面はあるかと思います。というのは、どんな壊疽にも有効というわけにはいかないからです。詳しくは動画を御覧ください。

 動画の掲載ページ
http://zoome.jp/flex2828/diary/187

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