2024年8月30日(金曜日)午前5時:[ 24c/33c/0% ]{ pm09:00-am04:00 } 晴れ
夜明けが随分遅くなった。ついこの間は、午前5時で明るかったが、今はまだ、かなり暗い。薄雲はあるが、東の空は明るい。ようやく、くそ暑い長い日々が終わろうとしている。
昨日は、一日中、結局、エアコンを一度も使わずに過ごせた。今朝も、窓全開。実に静かな夜明け前。ようやく、8月も終わろうとしている。
この数日、「過去に経験したことの無いような」「大災害に見舞われるかもしれない」台風10号騒動で、列島が、去りゆく灼熱地獄の夏を惜しむかのように、「大盆踊り」を夜通し踊った。おわら風の盆や郡上踊りなど、足元にも及ばない。
なにせ、気象庁が音頭を取って、全国放送のNHKが「おそれ」「おそれ」と囃し立てるのだから、民放も右にならう。昨夕の地元NHKの気象予報士でさえ、まだ、この福井に「線状降水帯が発生して」「大雨災害のおそれ」がある、などとのたまう。文字幕も音声も「おそれ」「おそれ」の大合唱。
台風10号は、まだ北九州の佐賀か、大分の北部か、福岡辺りでヨレヨレの985hPa、徘徊老人の如くうろついているのだ。瀬戸内海や四国にも達していない時間帯。
「おそれ」とは可能性が残っているときの表現だが、それなら、買った1枚の宝くじだって「当たる可能性は」ゼロではないのだから、踊ればいい。ただし、「当たらない可能性」が、100万倍も大きいだけに過ぎない、というわけだ。
1時間でいいから、線状降水帯が発生して、山ほど雨が降って欲しいなどと不謹慎な考えをしている北陸田舎の山椒農家を目指す後期高齢者プラスワンの望みは、年末ジャンボの如く泡と消えて、実に穏やかな朝を迎えている。
9月に入ったら、お天気の様子を見て、少しづつ、放置してある草刈り作業に没頭しなきゃ、と計画を立てている。ただし、湿度が高い時期は、まだまだ雑草も元気だし、異様なほどの昆虫が数多く飛び回り、それを餌にするトンボの数が半端ではないから、10月に入ってからでも遅くはないかもしれない。