フルートを回すシーンに出る直前、いつも聞かないような音が聞こえました。そちらのほうを見ると、ケーブルがたくさん並んでいる間にあるロープが、隣のケーブルに引っかかっていました。それがどれだけ大変なことなのか、大変なことではないのか、全くわかりませんでしたが、何かが起きてからでは遅いので、ステージマネージメントに伝えました。するとリガーの人が飛んで来ました。直すのを見届けて私は舞台に。ステージマネージメントの「ありがとう、ノリコ。」という声を聞きながら舞台に出て行きました。もしかしたら何かを救えたかもしれない、と思いながら、でも、私の仕事はこの舞台をしっかりこなすことだからね、と言い聞かせながら踊りました。
2回目のショーは、少し戻ってきたかな、という感じで、久しぶりに大きく空気を動かせた感じでした。踊り終えて上に上がると「今の、意識的にかは分からないけど、1本のフルートがもう1本を追いかけているようで、双子の男の子を追いかけているように見えて良かった。」と言ってもらいました。その後会った友人は、「今のは良かったよ。」とハグしてくれました。そこから階段ですれ違った、あまり話したことのない人にも、声を掛けられました。自分の感覚と観ていた人の評価が一致して、戻ってきた自分を確認できました。
本当は今日は代役が出る日でした。自分が出ることになった、そのチャンスを、意義あるものにできて幸せな日でした。
2回目のショーは、少し戻ってきたかな、という感じで、久しぶりに大きく空気を動かせた感じでした。踊り終えて上に上がると「今の、意識的にかは分からないけど、1本のフルートがもう1本を追いかけているようで、双子の男の子を追いかけているように見えて良かった。」と言ってもらいました。その後会った友人は、「今のは良かったよ。」とハグしてくれました。そこから階段ですれ違った、あまり話したことのない人にも、声を掛けられました。自分の感覚と観ていた人の評価が一致して、戻ってきた自分を確認できました。
本当は今日は代役が出る日でした。自分が出ることになった、そのチャンスを、意義あるものにできて幸せな日でした。