のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

ひな祭りの日のセントボルドリックス

2012-03-03 | KA
 さて出掛けようか、と思った時に、お雛様を出していないことに気付きました。急いで出したので、とりあえず並べたような状態になってしまいました。
 交通事故に遭ったズラの生徒さんは、状態が急変し、右脚も切断しなければならないかもしれなくなったとのこと。どうにか良くなりますように。
 羽の付いた衣装とスカートをデビューさせました。一回目ではスカートをデビューさせるのを待とうかと一瞬思いましたが、勇気を持って同時デビューにしました。そして、振付で気になっていたところに、ステップを足してみました。
 一回目のショーが終わると、グミを食べるコンテストがありました。男性陣と女性陣に分かれて、五ポンドの大きなグミを食べていました。たぶん早食いコンテストだったのだと思います。先週は、辛いチキンをどこまで表情を変えずに食べられるかみたいなことをしていました。見物人はたくさんで、椅子の上に立ち上がって見る人も居たほどでした。KAが始まった頃、一回目と二回目のショーの間にしていたことは、その道に長けている人が先生になって、日替わりでクラスをしていました。サルサやモダンダンス、カポエイラなど、いろいろなクラスを受けて楽しみました。楽しみ方が変わったものだと思いながら通り過ぎました。
 一ドル札のくじ"Dollar Saturdays"は、数週間前から始まった土曜日のイベントです。参加をしたい人は、一ドル札に自分の名前を書いて、入れ物に入れます。その日によって参加数が違うので金額は変わりますが、当たった人に、集まったお金全てが渡されるようになっています。くじ引きは、一回目と二回目のショーとショーの間に行います。今日は、"St.Baldrick's"と書いた一ドル札を引いたようで、小児癌研究募金非営利団体、セントボルドリックスへ寄付されることになりました。また、昨日からのサミの呼びかけで置かれた箱には、千三百ドル以上集まったそうです。
 二回目、キャプティビティの為に待機している時、最後が続けて出来ませんでした。緊張が走りましたが、フルートを回す時までに落ち着かせることが出来ました。
 亜梨ちゃんのお客様の中に、「とんねるずのテレビを観て…。」とおっしゃる方がいらっしゃいました。とても昔の話で、懐かしく思い出しながら、そんなに昔のことを覚えていて下さる方にお会いできたことを嬉しく思いました。
 急いでカツラを外しに行こうとすると、ピエールルックのお客様に呼び止められました。ボーイフレンドが私と写真を撮りたいとおっしゃって下さっているようで、彼のことを待ちました。撮影が済むと、バーに誘って下さいました。今日は、セントボルドリックスへ行くので、少しだけ参加させて頂くことにしました。しかしながら、その方、お話が途切れず、話すのも早くて、手を握られたり、少し大変でした。ピエールルックは私のことを気遣って、何とかうまく切り上げてくれ、「ごめんね、彼がお酒を飲むとあんな風になるとは知らなかったんだ。いつもはあんなじゃないんだよ。」と謝りました。ピエールルックと急いでセントボルドリックスへ向かいました。
 開場に着くと、丁度イベントが終わったところでした。アリアもサミもすっかり髪が無くなっていました。そして、エリカを見つけました。今年はエリカが居ないので、少し盛り上がりに欠けると思っていましたが、イベントにはわざわざロスアンゼルスから駆け付けたようです。そして、一年前のセントボルドリックスの日がKAの最後の日だったダンも来ていました。
 帰宅をすると、ネパールから帰った両親と電話で話をすることができました。素晴らしい旅だったようで、そして元気に楽しく過ごすことができたようで、本当に良かったです。
 それから、ようやく夕飯を食べることができました。お腹が空いていたので、自然と急いで食べてしまい、胃が少し痛みました。