今年の2月は特に寒いためか、鉢植えの山野草の開花が遅い。
昨年この時期に開花していた花の数々に登場していただこう。
ナニワズ、海外種に魅力的な種が多い、日本に自生するダフネの一種。
シクラメン・コウム、日本でも育て易い原種系のシクラメン。
イナモリソウ、九州の山間部で良く見かける種類は白い花、本種は友人が発見した紅花種。
ナルキサス・ロミエウクシィ 、この時期に開花する薄黄色を帯びる原種系のスイセン。
セツブンソウとヒナマツリソウ、ヒナマツリソウは韓国からの早春の花、セツブンソウ属は花弁状に見える部分は萼片、花弁は雌しべの周囲に見られる黄色、あるいは緑色の部分、この二種はこの形が違う。
素心のセツブンソウ
ヘレボルス・チベタヌス、中国からの苗が多量に輸入され流通している。
桃色の花は他種には見られない得意な花色で、交配親としても注目されている。
フクジュソウ、 加温して開花させている苗は開花が早いが、関東の屋外での栽培では今の時期からが最盛期になる。(白花種の車屋白、花が開くに従い白く黄色が抜けてくる)。
黄色が抜けて白さが際立つ