陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

受け入れがたい人との葛藤をどう自分に生かすか?

2006-05-14 22:52:17 | Weblog

日曜と言うのに職場のみなさまとご一緒に県のケアマネジメント研究大会に参加。朝早くから道中も一緒の車でドッと疲れた。

記念講演だけは良かった。
内容はある実習生の日誌が綴られたこのHPそのものだと言われたので、
さっそく検索してみた。

利用者さんと向き合うことは自分と向き合う事。
自分自身の価値観、世界観に囚われない事。
自分の人と関わる時の癖を知ろう。
自分自身の気持を多面化して、客観視する。

相手の分からなさ、謎に関心を向ける事。
効率化で省いて仕舞い勝ちな無駄な部分が大事。
相手に想像力を働かそう。
平面でなく立体化して相手を知ろう。
大河は蛇行して流れる。
解決は螺旋階段のようなものかもしれない。

生きた言葉で対話しよう。
その場かぎりの言葉、虚言に逃げないで、対話をしよう。


たくさん役立ちそうなキーワードが出てきた。

私は
対利用者さんではなくて、

本当に日々憂鬱な
対職場の面々を頭に描いて聞いていた。

最後に講師が言ったあまりに正直な言葉に、
がっかりもし、

そうだよね、と納得もした。

対話は奥が深い。
せめぎあい、すれ違い、
どうしても受け入れがたい人々との対立を
どう生かしていくのか?
これからの自分自身の課題であると。

多面的に相手を見て、どうしてこうなのか納得がいっても
未熟な私はやっぱり相手を好きになれない。
こう言う場合、相手も私を好きではないだろう。

職場カラーと言うのかな?
おんなじカラーに染まらないとそこではやっていけないのだろうか?

受け入れてもらえる職場もない息子を見ていると、
ちゃんと雇用されているのに、贅沢な悩みのようにも思えるけれど…

同じ講演を聞いた帰り道の車の中で、
あいも変わらず利用者悪口。仲間うち悪口。
口調は自分が絶対。
自分基準の押し付けばかり。

彼女たちの心に講演はどう響いたのだろうか?
同じようにメモを取っていたが興味深い。

講師が『こんな夜更けにバナナかよ』を勧めた。
私の悩みに答えが出るか?読んでみよう。

職場の面々の事はさて置き、

対息子に対してはかなり有効な話だったように思う。
どうしてこうなのか?
世の中の当たり前と言う枠をとにかく外して、
想像力で寄り添うことが安定への、
一番の特効薬みたいだ。

認知症や鬱病の利用者さんに接する
私自身を問い直す気持も持てたような。