陽だまりのねごと

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石原都知事の『あたりまえ』発言と読売の社説

2006-09-24 08:16:27 | Weblog
式での起立・斉唱定めた都教委通達は「違憲」 東京地裁 (朝日新聞) - goo ニュース

↑の判決が出てから承服できない石原都知事はこう言った。

 『あたりまえの事じゃないですか』

私はなんでもかんでも『あたりまえ』と言う言葉には抵抗がある。

 あたりまえ
 普通のこと
 常識

この言葉に泣かされた子育て経験を持つ。
発達障害は親のしつけが悪いとされた時代。

息子は

 あたりまえのこと、普通のこと、
 常識じゃないと目をむかれることに

いちいち、ひっかっかって教師に問題児あつかいされた。

あたりまえって何?

息子のおかげで、
世にまかり通る常識は本当に正しいのか疑う習慣ができた。

常識も、
最大公約数的な多数意見も絶対に正しいとは言い切れない。

石原都知事は自らが信じる『あたりまえ』で
都独自の条例を多く発令もしている。

都知事の『あたりまえ』が多くの人の自由意志を奪っていないか?
自ら考える行動に規制をかけていないか?

軍国はこうやって作られていった過去が日本にはある。


9月22日付・読売社説(1) (読売新聞) - goo ニュース

堂々、全国紙の社説だ。
高専生殺害の加害者が遺体で見つかった時に
未成年の制約を『死』と言うことで
すばやく解いて、実名報道を唯一した新聞社。

後に全国の良識ある図書館ではこの新聞に閲覧禁止処置がとられたり
日弁連からも実名報道にクレーム発言がでた。

また、私の琴線にはひっかっかる社説を見つけてしまった。
読売新聞ってどうなの?
私は私の心に静かに物事は問うてみる。

世のあたりまえと違っていても
大新聞が書き立てても
わたしはわたしの考え方でゆっくり考える。

国歌、国旗に抵抗のある人が居る以上、
強制すべきでなないと思うし、
なぜ、そこに抵抗を覚えるのか
『あたりまえ』で切り捨てられない
重い過去の事実を大切に私は思う。

ちょうど、
NHKの朝の連ドラでは庶民層の戦時中の悲惨なシーンが流されていた。
戦争は庶民にとってどうだったのか?

イラクへ自衛隊派遣反対署名を集めにご近所を回った時
署名をして下さったのは、
いつもは嫁や子供の影から出てこられない高齢の
戦争体験者ばかりだった。

むしろ先に応対に出た、
戦後生まれの中年層には賛成派が多く署名はしてもらえなかった。

戦後生まれの庶民感覚を持たないサラブレッド世襲政治家が
総理大臣になった。

庶民の痛み、苦しみを汲むことは期待薄・・・

わっ!論旨が反れた

石原都知事も読売新聞も大きな支持を持って存在している。
なんだかなぁ~
ゲゲゲの鬼太郎の妖怪の世界より不気味