陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

10月からまたまた弱者へ負担増

2006-09-29 23:40:19 | Weblog
じわじわと去年の秋、
郵政民営化の目くらましで、
隠し玉法案が
だだだだだぁ~と可決されてしまった。

そして4月からあれもこれもどないしょと言う雰囲気の中
障害者自立支援法は
10月からいよいよ本格化。

障害者も高齢者と同じ介護保険並に。
あんたたちだけに手厚くとはいかないのよ。

いみじくも小泉さんがおっしゃいました。

 あぁ~痛みわけ

障害者の収入源は生活保護費よりも低い障害年金で、
負担ばっかり増えてゆく。
最低の健康で文化的な生活を営むラインが生活保護費なら
障害者はそれ以下の生活を国が強いるこの矛盾。

障害者の負担軽減、自治体の4割導入 広がる地域格差 (朝日新聞) - goo ニュース

↑本当に困る姿がありありだから
少しでも裕福な自治体が情けの手を差し伸べてくれるのだろう。
これだけ多くの自治体が一斉に動くのは前代未聞ではなかろうか?
小泉内閣はいったい何を改革したのだろう?
はっきり改革の美名で改悪してくれている。

以下↓その他もろもろ

増える医療費の患者負担 10月から変わる暮らし (共同通信) - goo ニュース

4月の診療報酬の改定で、
医療保険でのリハビリ期間に上限がはめられた。
脳血管疾患で180日、
心大血管疾患や運動器では150日、
呼吸器の疾患では90日。
発症後、この日数を経過したら報酬がでないからしてもらえない事に。

リハビリ継続中の患者に限っては、
「発症時期を4月1日とする」との移行措置が設けられたけど
もう180日経過の9月末。
脳梗塞で片麻痺の人などの病院でのリハビリは終ってしまっている。

介護保険のデイケアででもしてちょうだいって事らしいけれど、
4月からこっち介護度の認定もシブイ。

どんどん自分の身は自分で守れ。
社会に守ってもらおうはおこがましいと言う雰囲気だ。

安陪さんはちょっこと自分の給与を減したそうだけど、
もともとお金持ちの坊ちゃまの
パフォーマンスにしかみえない。

  美しい国、日本

小泉さんの改革に続いて
美しいお言葉がテーマらしいが、

安倍首相が所信表明 集団的自衛権を研究、改憲にも意欲 (朝日新聞) - goo ニュース

さらに教育基本法改正案、テロ対策特別措置法と
軍国色濃い、アメリカ追従の「テロとの戦い」路線は
続行らしい。

 米国の顔色より
  まっさおになっている弱者の顔色見てちょうだい。

庶民の生活は
10月の弱者へのますますお寒い締め付けの中
これから消費税アップのやってきそうで
あっぷあっぷあっぷぷ

 働けど働けど我が暮らし楽にならざる
   給料明細の社会保険控除額をじっとみる


デイサービスに赤ちゃんがやってきた

2006-09-29 06:22:30 | Weblog
産休職員がデイサービスに赤ちゃんをだっこして顔を出した。
女性の利用者が回りにむらががって、
代わる代わるにだっこ。

赤ちゃんはまだ生後間がない女の子。
髪もちゃんとしっかり生えて
おちょぼ口でお人形さんのように整った顔をしていた。

ここまでじっくり観察してるってことは
私もだっこグループに加わって
一時、仕事を忘れており

誰に抱かれてもむずかることなく、すやすや眠って
ちゃんと指五本の小さな手と足でのびのびをする。

周りに集まった女性の顔はどれも笑顔。
認知症のあるひとも
歩行器に捕まって立っている人も
ひ孫や玄孫にあたる年齢の人ばかりだ。

 かわいいねぇ~
 もう育てられないねぇ~
 生まれた時はみんなあんなにかわいかった~

子育て経験は幾つになってもよみがえるらしい。
そして
いくつになっても誰かの役に立つ自分でありたい。

考えたら子育ても介護も全部家の中のことだった。
ちゃんと昔の家ではそれが機能していた。

最近はお国の費用は
介護を削って子育て支援に厚い。

わずかに出生率が上がったと今年は出ていたけれど、
女性の社会進出と
子育て、介護の社会化が同時進行で
どこか人の自然な営みが壊れていった様にも思う。

男女参画、男女平等の声は高い。

でも
男女が同じだという事とはちがう。

性差があって、
良いところを認めあって
はじめて居心地が良いと思う。
子育ての母父の役割は決して同じではないとおもうけど、
男性も育児休暇を取ろうよ気運が優性か?
私は懐古趣味なのかな?

高齢者の笑顔をみて
宅老所と宅児所を一緒にしたらと構想がうかぶ。
私には介護福祉士も保育士も一応資格があるにはあるが、
この度、認められた小規模多機能施設も
なんやかやと介護保険上の縛りがあるらしい。

居宅介護支援事業所の事務処理も
ちょこちょこやらされて、
またこの事務が私は好きでない。
向いていない。

面倒なことをいっぱいこれからこなすパワーはもうないなぁ~と
構想は浮かんで消えた。

赤ちゃんは無垢でまわりの人もみんななごやかにする。
子育てはかわいいだけでは出来ないけれど
このかわいいと子育てパワーの湧くのがセットになっているような。
無条件でかわいい=守ろう

他の哺乳類は立てる歩ける状態で生まれてくる。
人間だけが早くうまれて、守られることで
たくさんの事を身につけるんだと保育の講義でならったかなぁ~
(遠い目になる…短期記憶も長期記憶も最近あぶない…)

高齢者は外見上かわいくないわけで
子育てより
守ろう気運が上がらないのもうなずける。

まして今は
介護も子育ても人任せ。
人が人としてのパワー自体が弱まっているのか?

要介護者が赤ちゃんをみて言った言葉。

  もう育てられないねぇ~


今の高齢女性は
家長制度に虐げられ、
戦争を逆らうこともできず味合わされ
モノのない時代に家族を守り
驚くべきパワーの持ち主だ。