![]() | 私を猫と呼ばないで山田 正紀小学館このアイテムの詳細を見る |
『猫』という言葉に反応して図書館で借りてきた。
著者の山田 正紀が
SFから冒険、アクション小説から本格推理小説まで幅広い書き手だとうのを
読み終わって巻末の作者紹介で知った。
どうりで14篇のショートストーリーがどれもこれも違う味付け。
最近どれも読まないジャンルなんだけど、
どうしてどうしてぐいぐい引き込まれてものすごく読みやすい。
最後の最後にニヤッとする結末が用意されていて、
面白い物語りに遊ばせてもらっている期待感を裏切らない。
月1回20枚の依頼原稿で
作者自身がかなり良い出来だとあとがきで書かれている。
それが全然嫌味でないっくらいどれもペーソスが効いてた。
猫が題名にあるのが2つ。作者は猫好きかな?