陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

映画『星守る犬』

2011-06-25 21:25:51 | 映画(DVD)
母に会い、ケアハウスの姑に会い、
それぞれに明るくてそれなりに元気で、一番心が湿っているのは私でないかと反省。
帰りにプラッと立ち寄りシネマ館。
10分程過ぎていたけれど、TVで映画の紹介を西田敏行がしていた星守る犬に入った。



この向日葵は全部本物。映画のために植え育て咲かせたものだと聞いていた。
いったいこの絵はいつ出るのか?最初に出てしまったのか?

犬の忠誠心だけのお話じゃなかった。
もっともっと深い。
人の弱さも身勝手さも描かれて
人としての在り方越し方へと、しみじみ思いは深まる。
最後の最後に、あちこちからすすり泣き。
私の顔もぐしゃぐしゃ。

鼻水目汁を拭いて、モコたんの餌をもらいに動物病院へ。
センセに映画を観てきた話をしたら、

  「ワタシ、だめ。目が腫れて次の日に困るのは観ないの」

しかし、
娘さんがちゃんと原作↓を送って来られたそう。ふっふっふ

星守る犬
クリエーター情報なし
双葉社



     

モコたんや~
モコは車嫌いだけど、たとえ車に乗れたにしても、あの秋田犬ハッピーみたいに飼い主は守れないねぇ~
猫ではちょっと物語になり得ない。
なんで猫を飼う?謎の猫派はたいてい犬も好き。

忠犬ハチとまた違った良さがあった。
犬の名がハッピーというのがまた泣かせる。
続編も気になる↓
    
続・星守る犬
クリエーター情報なし
双葉社


お父さんがリストラを告げられる前に小泉圧勝の新聞が広げられていたり、
ちょっとね、
まっとうに真面目に生きてどうして?の憤懣も上手くやんわり見せていたと後で気づく。
最初の見ていない10分も気になる。
もう1回観に行こうか?いやや、涙ぐしゃぐしゃは1回にしておこう。
先でTVかレンタルを待とう。家でなら泣いても大丈夫




にほんブログ村 シニア日記ブログ 女性シニアへにほんブログ村 人気ブログランキングへ
                                                           
     来られたお印にふたつクリックしていただくとうれしいです=^_^=



それなりに生きている  群 ようこ

2011-06-25 05:11:13 | 
それなりに生きている
クリエーター情報なし
筑摩書房


題名がいい。
自分にぴったりする。
年齢も性別も猫すきも作者と一緒。

自分の事と猫の事と半々?いや、その他動物を含んだ猫の話が半分以上。
猫のことは全部許せるが、人間については好みに合わない人は受け入れない。
そこのところもちょっと似ている。
いっぱい外猫が出てくる。
本来、猫は地域で愛されるのが幸せなんではないかと思うが、許さない現実がある。
家からじ~っと外を見ている我が家のモコを見ていてもいつもかわいそうな気がしている。
群さんの本に出てくる猫たちは皆、しあわせに好き勝手なので安心感がある。

ぜんたいにほのぼのムードが漂っているが、人の好みは結構辛辣。
自分をしっかり持っていない人、自分の考えをぐいぐい押しつける人は受け入れがたい。
そこのところふむふむ頷ける。

そして最近のエッセイに時折、顔を出すおばさんファッション。
体型が変わってきて着るものに困る。
群さんは改まったところは着物に決めたらしい。
はて?カジュアルは?
ここで「自分とはなんぞや?」にまで話は波及。
内外ともに自分を知れという50代半ば。

母親の介護状態も実にあっけらかんと受け入れる。
老いへ死へこれから向かう年齢。
自分のこともスーッと受け入れられて、私も馬齢を重ねられるだろうか?

いつもエッセイを読むと同級生感覚になる。
ここんとこ、私は力が入りすぎ?と反省材料になったりもする。




にほんブログ村 シニア日記ブログ 女性シニアへにほんブログ村 人気ブログランキングへ
                                                           
     来られたお印にふたつクリックしていただくとうれしいです=^_^=