陽だまりのねごと

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新藤兼人監督 最後の作品 『一枚のハガキ』  

2013-02-25 22:55:57 | 映画(DVD)
『一枚のハガキ』 予告編



一枚のハガキ【DVD】
クリエーター情報なし
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)


98歳の監督の作品ということで、観たかったが見損ねてて
やっと観る事が出来た。

痛烈な戦争批判だった。

今日は折しも二二六事件から77年目だそう。
あの日を境に第二次世界大戦へと突入していったという。


話は変るが
今日の午後、小雨が降り出した頃、車で自衛隊員の群れとすれ違った。
訓練中か、銃を肩に国防色の制服にヘルメット姿の20名程度がかたまって歩いてた。
部隊というのかな?
3~4隊を見た。
確かに担がれているのは銃だとじっくり見てしまった。
西部劇で見るライフルより小型で軽そうで、
一瞬、殺傷能力のない模造品だろうと思い、
いやいや本物かと思ったとたんぞっとした。
人が殺せる道具を抱えて平和日本を歩いてる姿は現実。
そう言えば、そこは自衛隊基地の近くだった。

自衛隊強化とかって話も出ている昨今、
むつかしいことは分からないけれど、感覚的に人が人を傷つけることに拒否が起こる。

愚かな戦争の悲しみを描いた映画を見た翌日だけに、
まだ幼顔の自衛隊員の人殺しの道具を担いだ群れの生々しさがショックだった。

新藤さんの墓には「天」という字が書いてあるそう。
天という字は「二人と書く」からきているそうな。
先に亡くなった妻であり、同志であった乙羽信子さんと仲睦まじく天で語らっておられるか?

映画は夫婦というものも考えさせられた。
クジに当たって戦地に運ばれる途中、
海の藻屑となった中年兵の妻の号泣を大竹しのぶが熱演していた。





     


自衛隊さんの担いでいた銃が実際に火を噴く事は絶対にないよね…たぶん…ないよね…





  本日の歩数 13,354歩 

          

            
       
                     


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川柳マガジン3月号 掲載句

2013-02-25 22:10:46 | 川柳
前月、全ボツだったので載っているとホッとする。
選んでもらえなくてもいいやと達観できるようになりたい…矛盾^^;

【印象吟】  荒砂 和彦選

  
        ↑ をテーマにした句

     少しだけ嵌ってみたい絵空事


【雑詠】   田辺 進水 選

    臆せずにまんまで破れ君の殻


実はこれ、某大会の課題『破る』の没句。捨てがたくこちらに投句。
選者さんによって選ばれる句はいろいろが実証された。
川柳マガジンは課題と雑詠は4名、笑いと時事は各2名の選者になっている。
選句をじっくり見ると、
同じ句が違う選者に載っていたり、
ある選者の特選句が他の選者にはまるでノンノミネートと言うことも多い。
そこが面白いとも言える。
田辺進水さんは川マガで句を多くお見かけする方なので、ひとり選んで下さった事が特に嬉しい。



必勝柳壇   二宮 茂男選
(3句投稿し誰でも1句選んでもらえる)

         特攻の春閉じ込めた硝子箱


よく見たらクスリとも笑えない句ばっかり…なんでこういう句ばかりできる^^;






   本日の歩数 11,343歩 

          

            
       
                     


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