NHK教育の福祉ネットワークで介護の特集が昨日まであった。
全部は見ていないけれど、
福祉現場の低賃金をあつかっていたから
現実問題として、
ムカムカしながら目が引き付けられた。
介護施設の求人募集に出ている月給は10万円台。
1年以内の離職率20%と言っていた。
そして介護産業では
普通、初任給が永遠と続く。
長く勤めても昇給は期待できない。
介護福祉士養成の専門学校の乱立している。
大学の社会福祉系で資格習得が可能なところも増えている。
保育士と合わせて取れるところも多い。
資格拾得者で働いている人は3分の1くらい。
実際、
現場では誰でも受講すれば習得可能な
ホームヘルパー2級の人が多い。
昨日、学者先生が『おばちゃん産業』と言ってた。
自分もどうみてもおばちゃんの人が
どうしてこう言う侮蔑に満ちた言葉を使うんだろう。
確かに主婦パートで保ってきた。
家事労働の手助けもする訪問介護のヘルパーは
家事のプロフェッショナル主婦が一番適してもいる。
自分のパンツも干したことがない
学校で学んだだけの人に出来る仕事ではない。
いきおい学卒の若い男性も含んだ労働力は施設に向かう。
いつかグループホームの施設長の講演を聞いたことを思い出す。
確かに理想に満ちた施設だった。
働き手にきびしい要求をするから離職率が高いとも言われた。
気になったので、講演後
賃金はひとりの男性が
家庭を担えるだけの額はこの先可能かと
質問したら
答えはNOだった。
入所者だけに優しいと言うは
本当に人に優しいのだろうか?
さらに元職が看護師のその人は
看護師もかつては低賃金労働者だった。
現在、介護職より給料がいいのは
長い交渉と戦いの結果。
自分達の処遇が悪いと嘆かず
介護職も戦うべきだと言った。
かつて労働組合のさかんだった頃の話だろう。
多種多様な零細企業のパートさんが多い介護職が
団結する事もむつかしかろうし、
介護保険事業所に入ってくる少ない介護報酬を
働いている人は知っているから
経営者をつついても
ない袖は振れないと分かっている。
私は公立保育園に勤務していたから
待遇改善交渉のための組織も職場にあった。
改善、改善といってどんどん良くなるのは公務員関係だけで
民間との格差は開いていった。
実際、30年前と今と民間の保育士の処遇は変っていない。
やりきれないので、
今どんどん民間委託に切り替えられているし、
預ける側からは保育の質低下が懸念されている。
介護ははじめから税金投入をされていない。
民間ではじまって、
介護保険改正、改正で現場は泡食っている。
どうでもいい書類ばっかり増えて
お金が入ってこない。
安い賃金の割りにキツイ仕事。
理想と現実と
理論と実践と
これだけ違う現場も少ないかもしれない。
介護保険の縛りがあって、
自由な発想になりにくい。
介護報酬を無視しては経営自体が成り立たない。
充分でない労働力で
ベストな仕事をしようとすると
いきおい働き手がつぶれる。
介護産業だけでは充分な給与が支払えないから
違う産業にも手を染めて
そこも儲けを介護の方へ回す努力をはじめようとしている
経営者をテレビは追っていた。
一番やりたい仕事は
どこかの助けがないと成り立たない。
おかしな構図だ。
介護保険料はアップ。介護サービス低下。
どんどん利用者に悪く成りながらも
働き手は相変わらず低賃金。
それもあやうい。
事業所自体がつぶれる話が
もぐらたたきのように出たりひこんだり。
ケアマネに支払われる介護報酬は
一件いくらいくらと
自分でしっかり分かるから
永遠と昇給はないだろう、
ボーナスは要求しても悪かろうと
口をつぐんで働く。
それでも介護職の人よりは若干多いのだ。
元職に看護畑の人も居る所為か?
福祉はいつまで経っても人の善意に負ぶさって成り立っている。
息子が起きてきた。
朝は苦手と言う。
精神状態の回復もイマイチ。
パート労働が彼の中ではめいっぱい。
それも本当は不具合な今日など
休み保障があれば良いのにと思うが、
現在、職があるだけましだろう。
障害2級の年金と不安定なパート給と
彼の経済自立もまたむつかしい。
働き手にも福祉の助けが欲しい人にも冷たい
びんぼう福祉国日本。
不服は山とあるが時間が尽きた
続きはまた~
さぁ~びんぼう人は働きまっせ。薄給でも
全部は見ていないけれど、
福祉現場の低賃金をあつかっていたから
現実問題として、
ムカムカしながら目が引き付けられた。
介護施設の求人募集に出ている月給は10万円台。
1年以内の離職率20%と言っていた。
そして介護産業では
普通、初任給が永遠と続く。
長く勤めても昇給は期待できない。
介護福祉士養成の専門学校の乱立している。
大学の社会福祉系で資格習得が可能なところも増えている。
保育士と合わせて取れるところも多い。
資格拾得者で働いている人は3分の1くらい。
実際、
現場では誰でも受講すれば習得可能な
ホームヘルパー2級の人が多い。
昨日、学者先生が『おばちゃん産業』と言ってた。
自分もどうみてもおばちゃんの人が
どうしてこう言う侮蔑に満ちた言葉を使うんだろう。
確かに主婦パートで保ってきた。
家事労働の手助けもする訪問介護のヘルパーは
家事のプロフェッショナル主婦が一番適してもいる。
自分のパンツも干したことがない
学校で学んだだけの人に出来る仕事ではない。
いきおい学卒の若い男性も含んだ労働力は施設に向かう。
いつかグループホームの施設長の講演を聞いたことを思い出す。
確かに理想に満ちた施設だった。
働き手にきびしい要求をするから離職率が高いとも言われた。
気になったので、講演後
賃金はひとりの男性が
家庭を担えるだけの額はこの先可能かと
質問したら
答えはNOだった。
入所者だけに優しいと言うは
本当に人に優しいのだろうか?
さらに元職が看護師のその人は
看護師もかつては低賃金労働者だった。
現在、介護職より給料がいいのは
長い交渉と戦いの結果。
自分達の処遇が悪いと嘆かず
介護職も戦うべきだと言った。
かつて労働組合のさかんだった頃の話だろう。
多種多様な零細企業のパートさんが多い介護職が
団結する事もむつかしかろうし、
介護保険事業所に入ってくる少ない介護報酬を
働いている人は知っているから
経営者をつついても
ない袖は振れないと分かっている。
私は公立保育園に勤務していたから
待遇改善交渉のための組織も職場にあった。
改善、改善といってどんどん良くなるのは公務員関係だけで
民間との格差は開いていった。
実際、30年前と今と民間の保育士の処遇は変っていない。
やりきれないので、
今どんどん民間委託に切り替えられているし、
預ける側からは保育の質低下が懸念されている。
介護ははじめから税金投入をされていない。
民間ではじまって、
介護保険改正、改正で現場は泡食っている。
どうでもいい書類ばっかり増えて
お金が入ってこない。
安い賃金の割りにキツイ仕事。
理想と現実と
理論と実践と
これだけ違う現場も少ないかもしれない。
介護保険の縛りがあって、
自由な発想になりにくい。
介護報酬を無視しては経営自体が成り立たない。
充分でない労働力で
ベストな仕事をしようとすると
いきおい働き手がつぶれる。
介護産業だけでは充分な給与が支払えないから
違う産業にも手を染めて
そこも儲けを介護の方へ回す努力をはじめようとしている
経営者をテレビは追っていた。
一番やりたい仕事は
どこかの助けがないと成り立たない。
おかしな構図だ。
介護保険料はアップ。介護サービス低下。
どんどん利用者に悪く成りながらも
働き手は相変わらず低賃金。
それもあやうい。
事業所自体がつぶれる話が
もぐらたたきのように出たりひこんだり。
ケアマネに支払われる介護報酬は
一件いくらいくらと
自分でしっかり分かるから
永遠と昇給はないだろう、
ボーナスは要求しても悪かろうと
口をつぐんで働く。
それでも介護職の人よりは若干多いのだ。
元職に看護畑の人も居る所為か?
福祉はいつまで経っても人の善意に負ぶさって成り立っている。
息子が起きてきた。
朝は苦手と言う。
精神状態の回復もイマイチ。
パート労働が彼の中ではめいっぱい。
それも本当は不具合な今日など
休み保障があれば良いのにと思うが、
現在、職があるだけましだろう。
障害2級の年金と不安定なパート給と
彼の経済自立もまたむつかしい。
働き手にも福祉の助けが欲しい人にも冷たい
びんぼう福祉国日本。
不服は山とあるが時間が尽きた
続きはまた~
さぁ~びんぼう人は働きまっせ。薄給でも