今回の県議選の「開票状況速報」を見て、選挙管理委員会に問合せをした.選挙管理委員会が出す「開票状況速報」に票数が小数点以下の数値がある.マスコミではそこまでは報道しない.なぜ、小数点以下の数値が発生するのかと言う疑問が生まれる.仕組みは、同姓や同名の立候補者がいた場合、どちらとも判別できない時は、1票をそれぞれの候補者に按分する.按分の仕方までは分からないが、最後にそれぞれの候補者の得票数を確定しその割合で按分するのだと思う.そうしないと、整数÷2は0.5か0にしかならいないからである.(拙者の推測だが)したがって、小数点3桁までが得票数となる.精神は、有権者の大切な1票を無効としないと言う考え方からだ.推測では、小数点での当落の事実はないと思うが、前回の県議選では1票差での当落が実際にあった.こうした場合、1票の取り扱いについて正確に定義をしておく事は大事だと感じた県議選であった.今回長野市の場合は、少し厄介だった.太田まさたか氏と西沢まさたか氏、和田あき子氏とわだとおる氏と2組の同姓、同名の立候補者がいた.4名の得票数は、全員小数点以下3桁の得票数になった.結構、珍しい現象だと思う.他に茅野市でも、石田隆氏と松山たかし氏の同名の立候補者がいた.ちなみに、女性の県会議員が11名となり、構成比で19%は全国1のようだ.