ALWAYS BY MY SIDE

いつも私の傍らに居る可愛い犬猫達
ノーフォーク、ヨーキー、ジャックラッセル
キジトラの4ワン+1ニャン

Belle (ベル)

2017-04-24 16:18:57 | 猫のベル


昨年12月に誕生日を迎え、ココは8歳に、ベルは15歳になった。

ベルは、12月の定期診察の際に血液検査をし、良好な状態、と獣医さんより言われ、
すっかりと安心していたはずだったのだが・・・

ベルは、秋ごろより食欲が落ち、心配していたのだが、
私が口の奥に一口サイズのウェットフードを押し込むと食べるようになった。
怒ったり、逃げたりしないで、次の一口を食べさせてもらうのを待ってる様子から
食欲はあるけど、自ら食べたくないのだな、と言う印象だった。

甘えん坊?
それとも何か他の要因?

と不思議だったのだが、今思えば、この頃から口内が痛かったに相違ない。
何故ならそのうち、歯茎が腫れ始めたからだ。

病院でも「歯肉炎」の診断だった。

12月末、かかりつけの病院が年内営業を終了した日、
ベルに夕飯を食べさせてる最中に口内より大出血し、
慌てて時間外診察をお願いして病院に駆け込んだのだった。

この時も「歯が折れて、歯肉炎が悪化した」と言われ、抗生物質の注射をされて
年明けにまた来て下さい、との事だった。

その後、年明けまでの受診のほんの数週間の間に歯茎はどんどんと腫れ、
口が閉じられなくなってしまった。

年明けに受診した際は、

「扁平上皮癌の可能性が高いです。
生検して診断を確定したい所ですが、ベルちゃんは高齢の上にフィラリア症もあり
全身麻酔を伴う生検は非常に危険なので、このままベルちゃんが苦しくないように
過ごせるようにしてあげましょう。」

と突然のガン宣告。

これと言った治療法は無く
(抗がん剤も放射線も効きが悪い。手術出来たとしても再発の可能性高く、
手術が成功したとしても、アゴを失うので予後が大変らしい。)
本人が苦しくない方向で治療を・・・と。
おまけに余命が1ヶ月ないかもしれない、2月まで持たないかもしれない・・・
と、言われ、ショック状態で帰宅。

扁平上皮癌の原因は何?

と、後で調べた所、日光をよく浴びるとかかる事があるらしい。
あと、たばこを吸う人が家族に居る時も。
猫は自分で全身を舐めてグルーミングするので、
体についた化学物質を全部体内に取り込んでしまうらしい。

我が家は、喫煙者が居ないので、敢えて言うならば、前者の日光浴のしすぎ?
先生は、原因は不明で一概には言えない・・・と言っていたが。

猫に日向ぼっこは、つきものである。
そういう動物だと思っていたので、それが病気の一因になる事があるなんてショックである。


その後、ベルは日々大きくなる腫瘍と闘い、なめて食べられる液状のご飯しか食べられなかったが
それでもガツガツとよく食べ、死んでなるものか!と本当によく闘った。

本当にプライドの高い、精神力の強い猫だった。

余命が1ヶ月無いかもしれない、と言われたのに4月まで3カ月も頑張った。

そして・・・・

今月の4日、家族に見守られて眠るように亡くなった。



ベルは、犬猫が飼いたい!と戸建に越してから我が家に来た一番最初のメンバーだった。

その後、シュナウザーのアナ(2014年他界)が来て、ノーフォークのココが来て、
私の保護犬活動の間には、合計7頭ばかしの犬が入れ代わりでやって来て・・・
と、続々とやって来た犬達のおかげで、免疫が出来たようで、
デルピーやアーニーの頃には犬を警戒する様子が随分無くなっていた。









いつも家中の色々な所に潜んでいて、
「べっちゃん!こんな所で寝てんの?」
とベルを発見するのが面白かった。



今でもどこかの部屋から「ニャー」と出て来るような気がする。
首輪についていた鈴の音と足音が、今でも聞こえるような気がする。



享年15歳3カ月。

べっちゃん、有難う。
安らかに。


ベルのフィラリア症

2016-10-12 11:30:25 | 猫のベル
ベルがフィラリア症を発症してから1年半が経過。



まだステロイドの投薬が続いている。

ベルのフィラリア症の症状としては、時々咳をするのと呼吸音がゼロゼロする事。
まるで人間の喘息のような感じだ。
これは、体内にまだある死んだフィラリアの虫に対する反応らしい。
早くマクロファージ(体内の死んだ細胞を自ら掃除する機能)
が効いてほしい、と獣医の先生は言っていた。

この夏は、ステロイドの副作用で腹部の毛が抜け、ハゲハゲになってしまい



気の毒だったので、毎日のステロイドを一日おきにしたり、
とその時の様子を見ながら投薬を続けていた。

ステロイドと言えば、後々色々な副作用が出る事で有名で
私を含め、一部の人の間では敵視される薬でもある。

一体いつまでステロイドを投与するの?
と先生に聞いてみた所・・・・
「これまでの例だと、だいたい6、7年でしょうか・・・」
との事。



ベルは現在14歳なので、ほぼ寿命が来るまで投薬が続く感じ?

ステロイドもあまり軽くすると咳がひどくなって気管支炎を起こしたり、
と毛が抜ける副作用なんかを気にするレベルでは無くなったりする。

投薬のさじ加減が難しい。

フィラリア症だけでなく、今年の夏、再び食欲が落ちた。

私の指にご飯を載せて口の中に入れてあげるとモグモグ食べるので、
毎日そうやってご飯を食べていたベル。
先生に「面倒臭いんですよ~~」と訴えたら、口の中をチェックして
「歯茎が腫れてます!これが原因だったんですね。」との事だった。

気づいてあげられなくて悪かった。
でも、怒るので、歯をどうこうできる猫では無い。

歯茎の腫れは、歯石などが原因のようだが、肺の状態が良くないので、全身麻酔での施術は無理。
様子見しか無いそうだ。
ステロイドが、こうした症状にも有効だろうから、暫くは様子を見ましょう・・・と、先生。

その後、歯茎の腫れも改善して来てる様子。
ステロイドは、怖いけど、本当によく効く薬だ。

猫は腎臓病になりやすい事で知られているが、猫の腎臓自体の寿命は約20年らしい。
腎臓の寿命が猫の寿命につながるケースが多いのだそうだ。
ベルの腎臓関係の数値は、今の所、至って健康レベルらしい。

ベルも今年の12月で15歳。

若い時は、人、犬達とあまり関わりたがらなかったが、年齢と共に人や犬の傍に居る事が多くなって来た。
どんどん甘えん坊になって来てる。
昔は、犬達が傍に寄って来ようものなら「シャー!!」と威嚇を繰り返したものだが
今では一緒に寝てたりする。





丸くなったのか、それとも年寄りになって、いちいち反応するのが面倒になったのか・・・

フィラリア症は、どうやら、もう「一生上手に付き合う」レベルのものらしい。
彼女のQOLの様子を見つつ、獣医さんと相談して過ごす他なさそうだ。


猫のフィラリア症

2015-03-13 14:10:37 | 猫のベル
ロシアンブルーのベル(13歳)は、これまで非常に健康で、医者知らずであった。



ベルは、100%屋内飼いで、他の猫との接触も無く、よその猫から病気をもらう事もないだろう、と
10歳以降、ワクチン接種もやめてしまった。
高齢になったので、外へ出たり、注射される方がストレスに違いない、と考えたからだ。


アーニーの離乳食のおこぼれを狙うベル

そんな中、ベルは、1月末から咳をするようになった。
犬の逆クシャミみたいな、結構苦しそうな咳で、見ていてハラハラした。

猫が咳?
・・・何だろう?

と調べてみたら可能性的にはフィラリア症が有力。
でも、室内飼いのベルが蚊に刺される可能性って低いんじゃなかろうか?

と、思いつつ、犬達がお世話になってる犬猫病院へ連れて行った。
結果・・・・
やっぱりフィラリア症の可能性大であった。


アーニーと一緒に水を飲む

そもそも猫もフィラリア症になるの?
だって、犬の予防は大体的に言われていて、犬を飼ってる人ならば皆知ってるけど、
猫にフィラリア予防してる、って余り聞いた事がない。

先生によれば・・・

フィラリアは、猫にも感染するが、猫の血管は細いので、虫が生き残れないケースが多い。
なので、猫のフィラリア症の発症は、稀。
だが、ベルのようにタマに発症する個体が居るらしい。
よって、猫もフィラリア予防をすべし
との事だった。

さて、ロシアンブルーは、猫の種類の中でも小型の猫だ。
ベル、体重がたったの2キロ台。
そんなベルがフィラリアに?

レントゲンでは、肺動脈が通常より太くなっており、フィラリアの可能性大、との事だった。
確定診断は、生検やCTなどをしない限り、ほぼ無理らしい。
(高齢な上に咳してるベルの身体に負担が大きいと思ったので、この診断は断った。)

犬ならば、春先によくやるフィラリアの血液検査で虫の存在の有無を確認する事が出来るが、
猫にこの検査をしても、その検査の有効性は犬に比べるとガクンと下がるらしい。
つまり、フィラリアが居たとしても、犬と違って、この検査にあまり反応しないんだそうだ。
(でも、一応検査したけどね。 ← やっぱり反応なしだった)

ステロイドを処方され、数週間経過してやっと体調が好転した。
咳をしなくなり、以前通りのベルに。


最近よく犬のバリケンで寝てる


なので閉じ込めてみた

しかし、体内の虫は、恐らく数年は生きているだろう、との事。
その虫の寿命が尽きるのを待ちつつ、新たな小虫が発生しないように、
予防薬とステロイドを併用して
健康維持に努めましょう、との事であった。

ちなみに、ベルは血液検査などの結果、これ以外は数値的に健康であることがわかった。

ベル、今後暫く通院しそうである。

慌てて、ネットでレヴォリューションなる薬を購入した私であった。
(病院よりも安いので、病院からの薬は、今後辞退させていただく旨、先生に伝え済み)

猫もフィラリア予防、すべきである。
高い代償がつく上に、何より苦しそうで見ていて気の毒であった。

一時は、咳がひどくて、苦しそうで、本当に心配したので、やれやれである。

やっぱりベルは、憎たらしくても元気じゃないとね。


ニャン

お手、おかわりする猫ベル

2011-07-08 23:21:07 | 猫のベル
お手、おかわりする猫


ロシアン・ブルーは初めてだが、かなり頭がいい猫だ。
この映像の「お手、おかわり」も暫くやらなくて、久しぶりにやってみるとちゃんと覚えてる。

「出て」と言えば部屋から出ていくし、ドアも自分で開けてしまう。

ココがトイレシートにうんちしたのを私が気付かないでいると、シートの四隅をかいて丸めておいてくれる。

物足りない点は、私にしか懐いていない事。
子供達が無理やり抱っこするが、必ず怒る。


この時だってベルは、唸ってる。
それでも、子供達は2人とも、「犬達よりもベルの方が可愛い」と言うから不思議。