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超小型犬の可愛がり方

2014-08-24 15:14:05 | 我が家の動物
デルピーが先日3歳になり、生後8か月で我が家に来てから約2年が経過した。

今年の夏の散歩も早い時で4時半、最近では5時に落ち着いて来ている。





夏の犬の散歩は、涼しい早朝の数時間に集中する傾向にあるので、
好き勝手な時間に散歩に行ける他の季節に比べると犬との遭遇率も高い。

そこでいつも感じるのが、デルピーの高い人気ぶりである。
犬に声をかけてくれる人は決まって

「ちっちゃいのねぇ~~!可愛い~~

と異口同音に言う。



またデルピーも長年言われ続けてるので、「カワイイ」は自分の事だと判っている。
そして、チョコンと黙ってお座りして相手を見上げ「撫でて」と要求する。


ちょっと泥だらけの写真だけど・・・

一緒に居るココの方が犬にも人間にも挨拶の仕方が控え目で、礼儀正しいと私は思うのだが、
デルピーのあのサイズと、真っ直ぐに人の懐 (デルピーの場合は、またぐら) に飛び込む人気には太刀打ちできないらしい。
どの人もココをスルーしてデルピーの方に注目する。

皆ハイテンションでデルピーを撫でまわすので、デルピーも

「ワーイ!ワーイ!僕は、可愛いんだ!!」

と、チャカチャカと落ち着きがなく、
時には興奮の余り逆くしゃみが出て苦しそうなので、

「いいから落ち着け!」と常に私に叱られている。



日本人は、どうしても小さい方を好むのが国民性らしい。
アメリカならば存在感のある大きい犬を飼うのが人気で、その流れでラブやロットワイラーなどの大型犬が好まれている。
これは、日本人には、あまり見られない傾向だ。

日本は、国土も住む家も狭く、小さい犬の方が確かに日本人には向いているのかもしれない。
ただ、小型犬のあの可愛がり方は問題があるように思う。
「きゃぁ~~~可愛いぃ~~」
と、犬の興奮を煽るような撫で方では、撫でてくれる人には申し訳ないのだが・・・
デルピーのためにはならない。
出来れば、落ち着いて撫でてもらいたいのだ。

これを放っておけば、
「いいから撫でろよぉ!俺は、可愛いんだろう?」
と、ワンワン言う犬になる可能性だってあるのだ。

デルピーは、以前、うちの娘達に撫で回され過ぎて天狗になってしまい
アナとココに「このお膝は僕の物だ!あっちへ行け!」
と黙ってパクパクして追い払った事があった。

つまり・・・前科者である。



その小さいサイズ故に「きゃぁ~~~!!!可愛い!!!」とは思わない私
(もちろん、普通に犬として可愛いと思ってるが)
の家に飼われてしまったので、うちに居る限りは問題犬になる可能性は低いと思うが、
あの朝の散歩で会う人達のあのテンションと可愛がり方で毎日接していたら、
デルピーだってそのうち問題犬になるであろう事は容易に予想がつく。

私が小型犬を飼うなんて予想外であったが、だからこそデルピーは平和に日々過ごせているのかもしれない。

朝の散歩で日本の「小型犬症候群」予備軍の飼い主達を垣間見たような気がする私だ。


デルピーは、基本マジメ