月の晩にひらく「アンデルの手帖」

writer みつながかずみ が綴る、今日をもう一度愉しむショートショート!「きょうという奇蹟で一年はできている」

じぶんの、幸せってどこにある

2013-02-14 23:57:50 | 今日もいい一日

幸せの基準は、ひとそれぞれ。
だけど、
私は、私の幸せを探して生きる。
これが大事なことなのである。

こんな、シンプルで簡単なことがどうして、いつのまにか日常に混乱して、わからなくなるのだろうか。

そう、ちょっと
自分の今の置かれている状況を解き放して、俯瞰してみつめてみよう。

どういう風にするのかって?

それは、ある誰かが、今の自分のような立場にたっている人がいたとして、
私は、その人をどういう「視点」(目線)でみつめるのだろうか。

例えば、なにか頭を抱えて悔やむことがあるとするなら、
それらに対して、あなたは心から同情してあげられるのだろうか。


もし、世界中で悩み、嘆いている人がいるなら
鷲の目線にたって、
ものごとをもっともっと押し広げて考えてみてごらん。

あなたの哀しみは、神様が同情に値し、
その人の願いを、何をさしおいても聞き入れて下さるほどの真理なのかどうか…。

ほんとうに冷静になって考えたら
たぶんあなたの今の悩みなど、
たいていガタガタいうほどのことじやあ、ないことが多いのだ。

たとえば私の場合なら、
挑戦したい仕事があり
周りに愛すべき家族がいて、
素直に頑張る子供をもち、
少しの蓄えがあって、
本を読みながら
紅茶を愉しむ時間もあって、
そして自分の思うようにならない事柄を嘆いているなら、
結構なこと、いい人生じゃあないだろうか。

自分の世界をすこし、ひろい角度から広げてみる訓練をすることは、大切なことなのである。
よく心得ておかねばならない。


時間は巡る。
昨日ははや過去になるのだ。