”不要不急”の捉え方は『人に依る』『人夫々』と言うことをつくづく思い知った次第。
我が子の話なので、恥ずかしいと言うか、世の中に申し訳ないと言うか、
いやいや、娘の主張にも一理あると言うか反論出来ないと言うか。
昨日、上の娘が会いたいと言って来たのだが、私は美容院に行く予定だった。年末に行く
つもりがコロナ濃厚接触者になったので行けず、やっと解除された休みだったので。
上の娘には、孫と一緒に2人田舎の自宅から戻って来た日に、私んちの裏に停めていた
自転車を取りに来た時に顔は合わせている。そして離れた場所からおめでとうの挨拶と
お年玉持って帰ってねと伝えて、それ以来だ(私はまだ2週間の自宅待機中だった)。
聞くと昨日と今日の2日間、続けて宝塚歌劇の観劇だと。
『あのさぁ・・このご時世に何考えているの?あなたも医療従事者のはしくれだよね?
何してるの?それ、不要不急の外出じゃないの?私一応高齢者だよ。そんな人と会うの
怖いわ。移さんといてよ。マスク2重にしてくれる?』
娘の反論。自分には必要な外出である。贔屓の退団公演とかで、その観劇をやめたら私は
なんたらかんたら・・。今はコロナに感染することよりも観劇したい気持ちの方にしか
気が行ってない・・・みたいな。物は言いようだね。宝塚の観劇は娘にとって不要不急の
外出には当たらないと。更に娘は3月の東京公演にも行くつもりでチケットとっている。
『さすがに東京はやめたら?無理じゃない?』と言うと、それはちと考えると。
確かに、私がもし嵐の、いや大野さんの、ラストライブに当たっていたら?もうこれが
最後に観れません、見納めです だったら?東京でなく近場だったら?行くかも知れないな
と思う。だから娘を責められないか・・と。
不要不急の外出って皆どう捉えてるのだろう。私はこの3連休、考えてみれば毎日外出
している。12月24日~1月7日まで2週間、コロナ濃厚接触者としての自宅待機の制約が
あったもので、動けるようになって最初の休日、色々忙しかったのだ。
初日 掛かりつけ医に行き、下の娘んちに年明けて初めて行った。2日目は美容院に行った。
そして今日は、混雑状況をネットで確認した上、散々迷った挙句に天満宮に初詣に行った。
めちゃガラガラだった。普段の日曜日なんかよりよほど空いていた。そしてその後実家
(兄宅)に挨拶に行った。
それらは自分にとって不要不急なのか?と問う。不要では無いが不急ではあるかも知れない
(掛かり付け医は不急ではない。薬が切れるので)。でも、不急であったとしても、
行ける行けないの都合と言うかタイミングはある訳で。そんな事情でもやはり我慢して
諦めないといけないのかな・・。この時期。
色々考えると一概に娘を責める訳にも行かないかと考え直した次第。でも相当我慢して
控えている人たちからしたら、✖だろうね。
私は一応日々出勤もする訳で、それらは不要不急の外出とは言わないのだろうけれど、
テレワーク推奨されていることもあり、定義からは既に外れているのだろう。
それでなくても明日は雪なら、出社はしたくないな・・・💧